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2011年8月

2011年8月17日

勝川克志先生原画展見学など

 毎日お暑うございます。電力節約の夏、皆さまの熱中症対策は万全でしょうか。
 といいつつ、ぼくは昼間はエアコン28度で付けっぱなしです。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

7/26
 14:00、手塚治虫公式サイトのコラム『虫さんぽ』の取材で新宿区四谷へ。

 夕方、大急ぎで帰宅。今夜は江戸川で恒例の葛飾納涼花火大会が開催されるのだ。ここ数年は、毎年、柴又ハイカラ横丁を経営している友人Kさんのご厚意で、ハイカラ横丁屋上で花火を観覧させていただいている。今年は震災の影響で開催もどうなるかという状況だったが、葛飾納涼花火大会はいち早く開催を決定。復興に大いに寄与していただきたい。ということで、今回は参加者も少なめにはなってしまったが、それでもぼくを含め6人の仲間が集まった。
 天気も良く気温も比較的涼しくて弱い風が吹いているという絶好のコンディションで、花火も存分に楽しめた!

7/27-28
 この両日は今年のぼくの唯一の夏休み。地元の友人2人と連れだって東京ディズニーランドへ遊びに行き、その夜はぜいたくにもディズニーランドオフィシャルホテルのシェラトングランデ・トーキョーベイに1泊。大いにリフレッシュしてまいりました~。シェラトンは2003年と2004年にもTDLとセットで泊まったことがあって、建物は広いし雰囲気がイイのでお気に入りのホテルなのだ。もっともディズニーランドは曇りでも暑くてフラフラでしたけどねーっ。

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7/29
 14:00、電車で神保町へ。小学館出版局編集T成さんと学習図鑑の最終校正打ち合わせ。いやー長かった学習図鑑の仕事もようやくこれにて終了だっ。
 その後、小学館クリエイティブ編集部へ行き、校正紙に訂正部分の赤入れをして編集担当M形さんに渡して責了だっ。責了(せきりょう)というのは、出版印刷用語で「ぼくの責任は果たしましたので、あとはモロモロうまくやっといてください」という意味。まーでも後から写真が間違ってるとか数字が違ってるとか、イロイロ言われる場合もあるんですけどね。まあまず大丈夫でしょう(笑)。

8/2
 タイで発行されている『アジアの雑誌』の連載コラム第3回の原稿を執筆する。

『アジアの雑誌』は、以前、コラム『あの日の僕に帰りたい』を連載させていただいていた『G-Diary』の編集長が新たに立ち上げた新雑誌で、ぼくは『G-Diary』から移籍してこちらの新雑誌でも昭和レトロなコラムを連載させていただくことになった。今回の原稿はその第3回目。現在は創刊号が発売されていますので、アジアンな旅がお好きな方にオススメです。

B005DO6BMEアジアの雑誌
夢野狂作
キョーハンブックス 2011-07-20

by G-Tools

8/1
 手塚治虫公式サイトの連載コラム『手塚マンガあの日あの時』第17回が公開された。今回のテーマは、WOWOWで手塚治虫原作のドラマ『人間昆虫記』が始まったのに合わせて、手塚治虫の青年マンガの変遷である。青年向けコミックというジャンルすらなかった昭和30年代から、『ビッグコミック』などの本格青年マンガ雑誌が創刊された時代まで、手塚治虫はいかにして自身の青年コミックのスタイルを確立していったか。そんなことを豊富なビジュアルを交えて振り返っています。無料で読めますので興味のある方はぜひ!!

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外部リンク:
 手塚治虫公式サイト
 『手塚マンガあの日あの時』第17回:手塚流青年マンガ誕生の軌跡を追え!

 ※新しいウィンドウが1枚だけ開きます。

8/4
 13:00、電車で新座へ。手塚プロダクション第1スタジオで打ち合わせ。
 16:30、電車で四谷へ。新宿歴史博物館へ行き、コラム『虫さんぽ』に使用する資料を借用する。

8/5
 12:00、電車で曙橋へ。新宿歴史博物館へ行き、昨日お借りした資料を返却する。
 14:00、電車で九段下へ。ミリオン出版で『漫画実話ナックルズ』編集N島さんと、次回マンガ原作打ち合わせ。


8/7
 手塚治虫公式サイトコラム『虫さんぽ』第18回の原稿を執筆。今回は、以前取材しすでに記事として公開済みの四谷編に新情報が得られたため、再度の取材となったもの。そこで明らかになった真実とは......!? 公開は9月1日予定です。

8/9
 マンガ家の赤松健先生が運営されている、コミックをWeb上で無料で読めるサイト「Jコミ」で、新たにぼくの原作作品がまた公開されました!
 今回公開していただいたのは、1998年に集英社の雑誌『MANGAオールマン』の読み切り作品として始まり、その後、『Oh!スーパージャンプ』に連載された『HAIKARA事件帖』(作画/里見桂)です!! 全5巻がまるまる無料で読めますのでぜひアクセスしてご覧ください。

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外部リンク:
 Jコミ トップページ
 『HAIKARA事件帖』全5巻 公開ページ

 ※新しいウィンドウが1枚だけ開きます。

8/10-11
『漫画実話ナックルズ』のシリーズ連載・死刑囚の最期シリーズ最新作の原作を執筆。今回はタイトなスケジュールだったにもかかわらず、あまり展開に苦労することなくまとめることができた。

8/14
 15:00、電車で阿佐ヶ谷へ。集英社編集I澤氏と待ち合わせ。駅前の喫茶店で次回の企画打ち合わせ。

 打ち合わせ後、連れだって別の喫茶店へと向かう。行ったのは阿佐ヶ谷南口パールセンター街というアーケード商店街の中にある喫茶店Cobu。現在、ここでマンガ家の勝川克志先生の原画展が開催されているのだ。
 I澤氏と打ち合わせの日程を電話で調整した際、I澤氏がこの日に勝川さんの原画展に行かれるということだったので、それならぼくも開催中に行く予定だったから同じ日に打ち合わせをしてしまいましょう、となったのだ。
 会場の喫茶店は、何と洋品屋さんの店の奥にあってちょっと分かりにくいが、I澤氏が阿佐ヶ谷に詳しかったため、迷うことなく到着。30人ほど入れる店内はけっこうなお客さんがいて、ほとんどが原画展のお客だった。その真ん中当たりに勝川先生もいた。この日は会場に来ておられるということで、この日を選んだのだ。
 原画は、描き下ろしが8割ほどで、空想のロボットや少年の日の遊びの風景などを絵にした懐かしいカラー原画が30~40点ほど展示されていた。また最新刊の『まんが落語ものがたり事典』(くもん出版)の原画も展示されていた。描き下ろしの原画は一部販売されているものもあり、すでに売約済みのマークがあるものも何点かあった。
 勝川さんのカラー原画は色のバランスが見事で、それを原画で見るとさらに迫力があってすばらしいものでした。

 原画展は来週まで開催されていますので、お近くで興味のある方はぜひ!

勝川克志原画展
 会場:喫茶店 ギャラリーカフェ Cobu (03-3316-0241)
 会期:8/4-23日 各日10:00-20:00

 しばらく原画を見ながらお茶を飲み、芳名帳にサインしたりしながらまったりした後、この日はお盆だったため18:00でお店は閉店。ぼくらは勝川先生と連れだって居酒屋へと移動して飲み会に突入した。飲み会に参加したのは勝川先生、I澤氏、ぼくの他、勝川先生と親しいマンガ家仲間や、アニメーターの方など、個性的でとても楽しい面々ばかりで、とてもいい時間を過ごさせていただいた。
 あー、もう今日は仕事しなくていいや(笑)。

8/15
 午後、友人がスマートフォンを買いたいのでドコモショップへつきあってくれと言うので、車で向かう。
 友人はパナソニックとNECで迷っていたようだが、店頭で両方を触ってみて最終的に決めたのはパナソニックの2011年夏モデル P-07Cだった。4.3インチの大画面液晶で片手でも操作できるインターフェイスなどに工夫がある。
 ぼくも少し触ってきたけど、ガラケーに慣れた手にはやっぱりかなり大きく感じるし、ジャマな印象。タッチパネルも慣れない感じ。確かに大画面液晶は見やすくて情報量も多く魅力的なんだけどね-。まー、ぼくはもう少しガラケーでいいや(笑)。

8/16
 本日、『漫画実話ナックルズ』10月号発売。この号にはシリーズ連載の実話コミック死刑囚の最期 FILE8 『連続射殺魔と呼ばれた男・永山則夫』(作画/武富健治、原作/黒沢哲哉)が掲載されています。

B005EYQ0JC漫画実話ナックルズ 2011年 10月号 [雑誌]
ミリオン出版 2011-08-16

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8/17
 午後、車で家を出る。向かったのは埼玉県新座市にある手塚プロ第1スタジオ。今日は手塚治虫公式サイトのコラム『手塚マンガあの日あの時』の取材で、手塚プロ資料室長の森晴路さんにお話をうかがうのだ。手塚治虫に関しては知らないことのない(?)森さんからは、この日も非常に興味深いお話がうかがえたのだが、あまりにも内容が濃いため、整理が大変だ......なんてぜいたく過ぎますね。

投稿者 黒沢哲哉 : 22:41 | コメント (2) | トラックバック

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