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2008年9月

2008年9月27日

AFTテント交換&メタライザーPRO施工

20080927.jpg 話は2年前の夏にさかのぼる。愛車ボンゴフレンディのオートフリートップ(ルーフテント)部に付いている防虫ネットをうっかり破いてしまった。それも2度続けて。どうやら経年劣化によってネット全体が弱っていたらしい。
 で、当時、関東マツダで修理の見積もりをしてもらったら約14万円とのことでその時は一旦あきらめたんだけど、オートフリートップを、これ以上ネットを破かないように使用するのはかなり気を使うし、見た目も悪い。
 それで、2年越しでいずれ修理しようと思っていたのを、ついに今月、意を決して依頼することにした。

 また最近、加速時にエンジン付近からシャリシャリという音が出るようになってきている。どうやらこれはラッシュアジャスターという、エンジンヘッドのバルブがカムの動きに追従できずに踊ってしまうのを抑制するためのパーツから出ているらしい。
 ヤフオクで知り合った元フレンディ乗りの方から教えてもらったところによると、このラッシュアジャスターノイズを消すのに、スーパーゾイルというエンジンオイル添加剤が効果があったらしい。
 ネットで検索してみると、このスーパーゾイル、確かに良さそうなんだけど、今回は、関東マツダでやってくれるメタライザーPROというエンジン内部の修復剤を試してみることにした。

 09/21(日)にいつもの関東マツダ葛飾青砥店へ持ち込み、09/26(土)の昼過ぎ、サービスのB場さんから作業完了の連絡をいただいた。

 午後、自転車で店まで行き、フレンディを受け取る。
 まずはお会計。

作業名・部品名部品代技術料
オートフリートップテント交換71,19062,475
メタライザーPRO施工10,5006,300
カストロールプロフェッショナルスピリット 5W-30 オイル交換6,9801,155
オイルフィルター交換1,470 
合計160,070

 テントの方は、展開してまったく問題のないことをチェック。新品だからきれいだけど、折り目がついてないのがなんか不自然。最初のうちは、たたみぐせがついていないから、折り畳む際にルーフにはさまないようにと注意された。

metarizer1.jpg さて、そして気になるメタライザーPROであるが、これは走り出してすぐに違いを実感した。走行中のエンジン音や振動が静かになったというのもあるが、何より目立ったのはアクセルの踏み出しからトルクがしっかりかかっているのがはっきり分かること。ラッシュアジャスター音も消えたし、ファーストインプレッションとしてはかなりいい感じである。
 お店では1年以上効果は続くと言っていたが、今後、この効果がどこまで続くのか。本当に1年以上続くなら、オイル・フィルター交換込みで26,405円は費用対効果としてはかなりのものだといえる。ほとんど毎日乗っているフレンディですから、施工前との違いは歴然で、プラシーボではないと断言できます。愛車に添加剤の使用を考えておられる方は、ぜひ候補のひとつに加えてみてください。

 ちなみにいちばん上の画像は、試運転で千葉県市川市の塩浜の埠頭まで行ったところ。ここは大学時代にぼくが作った8mm自主映画『もっとも危険なトマト!!』でラストシーンを撮影した思い出の場所だ。映画では、フレンディが停車している場所に、友人から借りた黄色いHONDA S800が止まり、画面奥へと走り去っていった。
 この場所も、今日はまだかろうじて30年前の面影をわずかに残していたけれど、左側では大きなショッピングビルらしき建物の工事が始まっていて、きっと1年もしないうちに大きく変わってしまうんだろうな。

参考リンク: 関東マツダのメタライザーPROのページ

投稿者 黒沢哲哉 : 21:29

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パンドラの函を開封


20080926.jpg 午後、携帯に「別冊漫画ゴラク」編集のT橋さんから連絡があり、昨日送っておいた『龍のおんな』第2話の原作はOKとのこと。
 そのあと、自転車で書庫へ。「G-Diary」の次回コラム用の資料を探す。書庫には冷暖房設備がないが、今日は涼しいから楽だ。
 と思ったら甘かった。ある資料がいくら探しても見つからないのだ。我が家の書庫は迷宮だから、あるハズの場所にないと、あとは片っ端から引っかきまわしていくしかない。涼しいはずがいつの間にか汗だくである。
 そこでふと思いついた。ピコーン! そうだ、もしかしたらあそこにあるかも
 それは、ここ数年間まったく手を触れていない、自宅仕事場のサブパソコンの後ろ側に積まれた段ボールの中である。その上にはビデオテープと本が山積みになっていて、すでに何が入っているかまったく覚えていない。まさにパンドラの函である。
 急いで自宅へ戻り、その山を前にして、「これを開けるのはコトだなー」と10分ほど迷ったが、意を決して開けてみた。その山というのが上の画像で、赤い矢印をつけた箱が問題の疑惑の箱である。
 ホコリだらけのビデオテープと本をくしゃみをしながらどけて、ようやく見えた箱のフタ。
 恐る恐る開けると......中からは1年ほど前に探していた資料本が数冊でてきて「おーっ、ここにあったのかぁ!!」と感動したものの、結局、今回探している資料は見つからなかった。うーむ、困った。G-Diaryのコラムの原稿はなんか代替案を考えないと。

 夜になったら疲れがドッと出て、夕食後、テレビを見ながら寝てしまい起きたら10時過ぎになっていた。
 さらにメールをチェックしたら、小学館クリエイティブの編集M村さんからのメールが来ていて、pdfファイルで、小学館の学習図鑑のレイアウトが届いていた。1週間以内に原稿を上げてくれとのコト。うわっ、こっちもやらなくちゃ!!

 今日1日、俺はいったいなにをやっていたんだーーーーっ!!

投稿者 黒沢哲哉 : 01:23 | コメント (0) | トラックバック

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2008年9月19日

お仕事ダイジェスト

また更新をさぼってしまった......。
ということで、この1か月のお仕事ダイジェストです。
08/29~09/02 10月から「別冊漫画ゴラク」で月イチ連載が始まる、『龍のおんな』(原作/黒沢哲哉、劇画/和気一作)の原作を執筆する。

09/03 14:00、電車で神保町の小学館へ。出版局で学習まんが人物館の打ち合わせ。小学館の学習まんが人物館シリーズでは、『エジソン』、『ナイチンゲール』など過去に7冊のシナリオを書かせていただいていて、12月には最新刊『ショパン』が刊行される予定だ。しかし再来年の新刊として新たな人物の伝記マンガを依頼されたのだ。編集は、前回『ショパン』を担当してくださったK原さんが昇進されたため、新担当M山さんを紹介してくださった。M山さんは、出版局へいらっしゃる前はマンガ雑誌編集部を歴任しておられたということで、ぼくとは共通の知人も多いようだ。新たな担当で新たな作品、楽しみである。

09/11 14:00、電車で九段下のミリオン出版へ。「漫画実話ナックルズ」の増刊号で読み切りを依頼されたのだ。編集担当はこちらも初めてご一緒させていただくW邉さんである。新しい編集とのお仕事は刺激的で楽しい面もあるが、一方、こちらの力量を試される部分も多々あり、緊張する仕事でもある。むむむ、がんばらなくちゃ。

09/12 15:00、電車で神保町へ。小学館クリエイティブで編集のM村さんと打ち合わせ。現在進行中の子ども向け学習図鑑の図版収集が大詰めとなっており、その調整だ。こちらは9月いっぱいに原稿を上げる予定がすでにおくれぎみ。まぁ、ぼくだけの責任ではなくて、レイアウトも遅れているようなので、余計な心配をしてあたふたしてもしょうがない。自分のできることを進めておくしかないのだ。ただ、後で苦しいのはいずれにしても同じである。

09/13 午後、1年がかりでようやく完成にこぎつけた単行本『カラー版徹底図解 戦闘機のしくみ』(黒沢哲哉、飛田翔共著、新星出版社)の見本が届いた。小学館クリエイティブから最初にこの仕事の話をいただいたのはなんと1年前。それから牛歩のごとき歩みながらも少しずつ原稿を書き、やっと本になったのだ。出来上がったばかりの真新しい本を開く瞬間は、不安と期待とが入り混じって何ともいえない気分ですが、何よりそれまでの苦労がいっぺんに吹き飛びます。発売は明日09/19予定です。

09/17 15:00、電車で神保町へ。いつもの喫茶店古瀬戸で、「別冊漫画ゴラク」編集のT橋さんと、『龍のおんな』第2話の打ち合わせ。プロットはすでに提出してあったのでこの日は細部の調整のみ。あとは1週間でかきあげなければならない。

徹底図解 戦闘機のしくみ
徹底図解 戦闘機のしくみ黒沢 哲哉、飛田翔


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投稿者 黒沢哲哉 : 00:20 | コメント (0) | トラックバック

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