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< または日記 の・ようなもの >
2000.03


00/03/31
 ドラえもんのインターネット本の仕事が飛び込みで入ったために、約1ヵ月間、ほとんど中断していた新企画社の単行本の作業にようやく復帰する。しかししばらく頭がそこから離れていたために、原稿や取材メモなどを読み直しているだけでほとんど1日が終わってしまった。

 夜は、気分転換と『HAIKARA事件帖』の参考資料を兼ねて、録画しておいたビデオを見る。
 その中の1本が『刑事コロンボ』第26話「殺しの序曲」。IQの高い超天才の犯人が行なった巧妙な完全犯罪をコロンボが破る。メカニカルなトリックはかなり複雑だが、それをややこしく感じさせない構成の工夫は勉強になる。しかし今回の犯人は、自他ともに認める天才にしてはいささかポカが多すぎましたね。ただ、いろいろな資料を見ていると、実際の犯罪というのもそうしたもので、どんな巧妙な犯罪計画も、どこかにミスがあるものらしいから、それもまたひとつのリアリティなのかも知れないが…。

 深夜、衛星劇場で、モックン(本木雅弘)が丸刈りになって禅寺のお坊さん役を演じた映画『ファンシィダンス』をやっていたので、見ながら寝ようと思っていたら、引き込まれて最後まで見てしまったので、本日の柴又名画座にすることにした。 comment and picture

00/03/30
 午後、今夜の打ち合わせにそなえて、次回『HAIKARA事件帖』のプロットをまとめる。

 20:00、車で大泉学園にあるまんが家の里見桂さん宅へ向かう。
 まもなく編集のM沢さんも到着し、そこから里見さんの車(BMW)で近所のスカイラークガーデンに場所を移し『HAIKARA事件帖』の次回プロットの打ち合わせをする。人気が上向いているため打ち合わせにも力が入る。打ち合わせは午前1:00過ぎまで続き、帰宅したのは2:30近かった。

00/03/29
 15:00、神保町の新企画社で、新企画社S木さん、A木さん、小学館S藤さんらと『ドラえもんのほいほいインターネット』パート2の打ち合わせをする。

 18:00、新宿のレストランで、作家の秋月達郎さんの歓送パーティが開かれ、それに参加する。作家、編集者仲間が約40人も集まり、しかも仕事の付き合いだから来ているといった感じの人はほとんどいなくて、みんな親しく友達づきあいをしている様子がうかがえて、秋月さんの人望の篤さを痛感しましたね。
 秋月さんは、現在お住まいの調布市から故郷の愛知県にお家を建てて引っ越しをされるとのことで、やっぱり、男たるもの、いずれは一国一城の主にならねばならないのだろうか。うーむ…。

00/03/28
 午後、エニックス編集部のN川さんと電話で打ち合わせ。昨日送っておいたシナリオに基本的な部分でようやくOKが出る。あとはディティールのブラッシュアップをするだけとなった。

 夜、『ドラえもんのほいほいインターネット』パート2の構成案の手直しをして、編集部へ e-mail で送る。

 深夜、すでに1年半がかりの仕事となっている新企画社の単行本の原稿を一部分書き上げて e-mail で編集長の渡辺くんに送る。

00/03/27
 午後、予定より遅れていたエニックスの『ザ・マジックマスター(仮題)のシナリオの書き直しをやり、編集部へファックスで送る。

 その後、柴又名画座を開館。本日は、故・淀川長治さん推薦のサイレント時代の大傑作ラブロマンス『第七天国』を上映。 comment and picture

00/03/26
 ・女子高生のすずちゃんが就職してOLになった。前からそのお祝いは何がいいかと聞いてあったんだけど、無印良品のスーツがいいという。そこで本日、車で亀戸のサンストリートというショッピングモールへお買い物に行ってきた。
 このサンストリート、初めて来たんだけど、なんか遊園地のようで楽しいです。しかし、そう感じる一方で、いかにも偽物っぽい演出された作り物の商店街を歩いていると、なんだか庶民は大資本に踊らされ、搾取されているなぁ、とつくづく感じてしまうのだが、みんなはそうは思わないのだろうか。
 と、それはともかく、すずちゃんは無印良品のファンで、ここへ来ると好きなお菓子や小物がたくさんあるのだという。
 それでこの日も、お目当てのスーツを買ったあとは、例の段ボール紙色のバインダーやら、手帳やら、新製品のアップルスティックチップスやらをこまごまと買い漁っていたのでありました。

 その後、伊達めがねを買いたいというので、錦糸町へ移動。しかし錦糸町の駅ビルは改装中で閉まっていたため、丸井でぼくの靴を選んでもらい、すかいらーくガーデンで食事をして帰宅。午後早い時間から行ったのに、家に着いたのは午後11時。女性の買い物は時間がかかります(笑)。

00/03/25
 本日の柴又名画座も、犯罪映画の古典を上映。プログラムは、ジャン・ギャバン主演のギャング映画『現金に手を出すな』である。 comment and picture

00/03/24
 午後、エニックスのシナリオの修正をやろうと思っていたら、「オースーパージャンプ」編集部のM沢さんから電話があり、昨日送っておいた『HAIKARA事件帖』のシナリオで、打ち合わせと違う部分があると指摘される。いろんな仕事を並行してやってるので、聞きもらしていたらしい。ということで、急きょ、そちらの直しをやって、19:00ごろ完成。ファックスで送る。

 そして本日も柴又名画座を開館。このところ『HAIKARA事件帖』を書いているため、犯罪映画好いており、今夜のプログラムも、怪奇犯罪映画の古典、1932年版『ジキル博士とハイド氏』を上映した。 comment and picture

00/03/23
 13:00、神保町の書店をまわって資料本を買う。

 13:30、新企画社へアポなしで顔を出してみた。担当のS木さんがいたら軽く打ち合わせをしようと思ったのだが、食事で外出しているとのことなので、あとで出直すことにして、コーヒーをごちそうになって帰る。

 14:00、集英社ロビーで「オースーパージャンプ」編集のM沢さんと、次々回『HAIKARA事件帖』のネタの打ち合わせをする。
 ちょうど今日、前回掲載分の人気投票の速報が出て、前回の『HAIKARA事件帖』のアンケート結果がかなり良いとのことである。次回もがんばらねば。喫茶店の出前のコーヒーをごちそうになった。

 15:00、再度、新企画社へ顔を出し、S木さんと『ドラえもんのほいほいインターネット』パート2の構成案について、コーヒーをいただきながら打ち合わせをする。

 16:00、神楽坂へ移動し、日本出版社編集部でT根さんと「コンバットコミック」打ち合わせ。ここでは緑茶をごちそうになる。

 19:00、帰宅後、『ドラえもんのほいほいインターネット』パート2の構成案を、コーヒーを飲みながら書いていると、「オースーパージャンプ」編集のM沢さんから電話があり、次回『HAIKARA事件帖』の原作のディティールについて再度の修正依頼がある。

 22:00、エニックスのN川さんと電話で打ち合わせ。『ザ・マジック・マスター(仮題)』のシナリオの方も、さらに一部修正をすることになるが、こちらは明日ファックスで送ればいいことになった。

 29:00(AM5:00)、コーヒーを2杯飲む間に、インターネット本の構成案がまとまったので、新企画社のS木さんに e-mail で送り、3杯目のコーヒーを飲んでから、『HAIKARA事件帖』のシナリオ修正にとりかかる。

 33:00(AM8:00)、修正が完了し、編集部と里見桂さん宅へファックスで送る。

 ようやく本日分の仕事が終わったので、コーヒーを飲みながら買ってきた本をパラパラと読み、さあ寝ようと思ったんだけど…こんなにコーヒー飲んで、眠れるわけないっつーの!!

00/03/22
 夕方、いまいち仕事の馬力が不足ぎみなので、柴又名画座を開館して活を入れることにする。プログラムは、スタンリー・キューブリック監督の犯罪アクション映画『非情の罠』を上映。 comment and picture

 映画を見終えて、さあエニックスの『ザ・マジック・マスター(仮題)』のシナリオの修正をしようかな…というところで「オースーパージャンプ」編集のM沢さんから電話があり、編集部で回覧した結果を踏まえての『HAIKARA事件帖』次回原作の一部修正を依頼される。集英社は仕上がった作品を編集部全員で回読して、内容について検討した上でさらに修正依頼がくることがあるのである。
 そこで、直し部分の少ない『HAIKARA事件帖』の方を先に書き直して、ファックスで編集部へ送る。

 そのあと、気分転換を含めて、車で蔵前橋通り沿いにあるガストへ行って『ザ・マジック・マスター(仮題)のシナリオの書き直しをやる。平日だけど、春休みなので大学生風の人たちでけっこう混んでますね。

 早朝、書き直しが完成し、編集部へファックスで送る。

00/03/21
 日立のサービスセンターで修理の終わったビデオデッキを受け取る。修理代、税込み10,605円。そして我が家にはビデオデッキがついに5台になってしまった。ま、これまでも週末は録画するプログラムが重なって困ることがあったので、これで楽になると思えば…よくないって(笑)。

 夜、エニックス編集のN川さんと電話で打ち合わせ。さらに『ザ・マジック・マスター(仮題)の部分的な修正を依頼される。

00/03/19-20
 エニックスの『ザ・マジック・マスター(仮題)の原作の書き直しをして、編集部へファックスで送る。これで第16稿目である。

00/03/18
 昼は、次の仕事に移るために、部屋中に散乱した書類の整理に追われる。

 日立のサービスセンターから電話があり、先日故障したビデオデッキの修理見積もりが出た。税別10,100円。うーん、微妙な線である。何しろ定価が19,800円だったんだからね。しかし、このまま捨てるのももったいないので、資源の有効活用ということで、修理してもらうことにする。

 夜、近所に住む友人T村さんとそのご家族と一緒に、焼肉レストランで会食をする。去年からたまっていた友人らとの約束を少しずつ果たしているのだが、まだ仕事の方も片付いたわけじゃないのでけっこう大変。

 しかし、今夜は久々に柴又名画座を開館することにした。明日は連休だし(笑)。プログラムは、クリント・イーストウッド主演の現代版ウエスタン・アクション『マンハッタン無宿』である。 comment and picture

00/03/17
『HAIKARA事件帖』のシナリオの修正をする。

00/03/16
 すでに別の仕事が遅れているので、そちらに取りかかる予定が、3日間睡眠不足だったので、起きられず。台所には食器が山積みで、万年床。食事も宅配ピザと、まるで病人のようである。

 いつも monologue を見にきてくださる皆様、更新が滞りがちで申し訳ありません。

00/03/15
 早朝、ようやく『HAIKARA事件帖』のシナリオが完成し、編集部と里見桂さん宅へファックスで送る。

 そのまま所得税の確定申告の書類を書く。そうなのだ、今日が申請の締め切り日なのである。
 で、ボーッとした頭で、先日車検に出してあった車を整備工場へ受け取りにいき、税務署へ書類を提出。必要経費の計算をじっくりとやらなかったから、ちょっち税金を余計に払っちゃったかも。といっても、去年は収入が少なかったので、金額はわずかなんですけどね。

 夜、「オースーパージャンプ」編集部のM沢さんと、電話で今朝送った『HAIKARA事件帖』のシナリオの打ち合わせをする。今回はあまり大幅な直しをしなくて済みそうである。

00/03/12-14
『HAIKARA事件帖』の次回シナリオを書く。

 その合間をぬって「PHPほんとうの時代」のコラム『昭和駄菓子屋おもちゃ館』の原稿を書き、コンビニから宅配便で送る。

00/03/11
 なんだかクレーム君になっているぼくであるが、ともかく葛飾ケーブルテレビのサービスの人が、朝11時にやってきた。当然、ぼくはまだ寝てたんだけど「こんな時間まで寝てられていいですね!」と言われてしまった。ぼくは朝まで仕事をしてたのである。大きなお世話なのである(笑)。
 でもって、画面に白い線とノイズが出る問題であるが、結局、ケーブルやコネクターをいじっても、ホームターミナルを交換してみても直らず、原因不明ということだった。
「確かに画質が悪いことは認めますが、お宅様の場合はこれ以上直りません。あとは納得していただいて加入してくださるか、ご解約くださるか」と言われて、トホホ…といったカンジ。
「ケーブルテレビも、放送局からの電波を受信して、それを増幅して配信しているので、当然、画質の劣化はある」とか「お宅のテレビはまだ映りのいい方ですよ。もっとひどいところもあるんですから」とか言ってるし。広告チラシじゃ画質の良さが売りだったはずではないかしらん。
 とか文句を言っても始まらないし、いまからスカパーのチューナーを買うのもばからしいので、加入継続するしかないのかも。ちょっち納得いかなかったりするけどね。

 18:00、池袋の居酒屋で、ホームページ仲間のmiyabiさん、Szさんのおふたりと1年数ヶ月ぶりに再会。会食をするsnap photo

00/03/10
 先日加入した葛飾ケーブルテレビであるが、インターネットもテレビも大満足…かというとまあ、便利にはなったけど、うーんな部分があることも事実。
 まずインターネットの方はどうしても思うような速度が出ないので、サービスに電話で問い合せてみたところ、本線の速度が512Kbpsしかなかったのだという。それではすぐに回線が満杯になってしまうはずだよね。しかしこの3月6日に、3Mbpsへの増速工事が行なわれたというので、これについては、もう少し様子見となった。
 しかしそれでもまだ問題はあって「回線を占有するような使い方をするユーザーは、24時間監視をして速度制限をかけます」みたいなメールが送られてきた。これでは、常に64Kbpsをフルに生かしきる使い方はできない(したら制限がかけられてしまう)ということなのだ!! ここは、回線速度64Kbpsを保証しているNTTのISN64とまったく違うところだ。つまり、現時点でのISDN回線と比較したメリットは24時間常時接続だけということである。うーん、それで月額5千円以上というのはちょーっとアレかもね。

 さらにテレビの方だが、こちらは画質が以前から視聴しているBSやWOWOWと比較してノイズが目立つ。さらに一部のチャンネルで画面左端に白い線が出るので、こちらもサービスに電話。今日、点検に来てくれることになっていたのだが…いくら待ってもやってこない!! そこで電話をかけたら、「前の仕事が遅れているので、明日なら早く行ける」などと言い出した。うーむ。これで導入のときに続いて当日キャンセルされたのは2度目である。

00/03/09
 14:00、神保町の喫茶店・古瀬戸で、日本出版社編集部T根さんと打ち合わせ。

 15:45、書泉ブックマートに予約を入れておいた、限定版の藤子・F・不二雄の限定版複製原画集が届いたというので受け取りにいく。 snap photo

 16:00、同じく神保町の新企画社で、編集長の渡辺くんS木さんと、7月刊行予定の『ドラえもんのほいほいインターネット』第2弾の打ち合わせをする。
 因みに、第1弾の『ドラえもんのほいほいインターネット インターネットがばっちりわかる本』は、3月24日発売に決まったそうです。

00/03/08
 15:40、西武新宿駅で新企画社編集長の渡辺くんと待ち合わせ。西新宿の某事務所で打ち合わせを行なう。

 18:30、某事務所を辞してから、渡辺くんと、高層ビル街のど真ん中にあるロイヤルホストで打ち合わせ。いよいよ2年越し(!)の単行本も先が見えてきた感じだ。けど、まだやるべきことは大量にあるんですよ。秋刊行予定で逆算して入稿スケジュールを割り出す。予想はしていたが、やっぱりキビシーッ!!

 19:30、初台まで歩いて、エニックス「少年ガンガン」編集のN川さんとお会いし、オペラシティ裏手のロイヤルホストで打ち合わせ。春より連載開始予定だった『ザ・マジック・マスター(仮題)であるが、まんが家さんのネーム(コマ割りをした下描き)が上がった段階で、もう少してこ入れをしようということになり、再度シナリオからの見直すことになる。やはり連載第1話というのはいつもかなりのエネルギーと根気がいるのです。こちらも、新企画社の単行本と共に、もう1年半越しの企画となってしまいました。しかし、ぜったい面白いものになるという手ごたえがあるだけに手は抜けないのである。

00/03/07
 先日故障した日立のビデオデッキだけど、そのまま捨てるには惜しいので、一応サービスセンターに持ち込んで、修理見積もりだけでも出してもらうことにした。1万円以下で直るなら修理しよう。

00/03/06
 早朝、原稿がアップし、新企画社編集長の渡辺くんに e-mail で送る。

00/03/03-05
 新企画社の仕事をする。

00/03/02
 ビデオデッキが1台減ってしまったので、急きょ、環七沿いにある家電量販店100萬ボルトに買いに走る。
 帰宅後、接続を終えてテレビ周辺の状況はこのようになりましたsnap photo

00/03/01
 午後3時半、約束の時間より30分遅れて、葛飾ケーブルテレビの回線敷設工事の人がやってくる。何人くるんだろうと思ってたら、何と1人。「いつもは2人で回ってるんですけど、相棒が風邪でダウンしちゃって」とそのおじさんはおっしゃった。
 そして電柱とケーブルの位置を確認し、引きこみ方法を決め、作業開始。
「どのくらいかかりますか?」と聞いたら、
「早くて3時間ですね」とのこと。
 けっきょく、きっちり3時間ほどで配線終了。
 ここで工事の方から衝撃の事実を聞かされる。月曜日に、電話で「月曜日は工事が休み」と言っていた営業のT氏だったが、別に月曜が休日になっているわけではないらしいのだ。つまりは、最初にぼくの電話を受けて工事の予約日を決めたインターネット課のS氏が、それを現場に連絡するのを忘れただけで、営業のT氏がそれを取り繕うために「月曜は工事は休み」と言ったのがコトの真相ということだろうか。なんだかなぁ。

 工事の人が帰ったあと、すぐにケーブルモデムのセットアップを行ない、めでたくインターネットにつながった。 snap photo


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