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2010年9月 5日

新PC&Windows 7 導入

 猛暑の中、ハードな仕事を終えて帰宅する......。
 部屋へ入ると「お~涼しい!!」
 ......って、エアコン消し忘れてるじゃんかよ!!

8月上旬
 毎年恒例の、夏のパソコン不調月間がやってきた(涙)。
 毎年、夏前から秋にかけてのこの時期、パソコンが必ず不調になるのだ。原因はたいてい、ケース内にたまったホコリかボード類の接触不良で、一度分解して掃除をすればたいてい治る。ところが今年はそうはいかず、一見、無事にWindowsが起動したように見えても、またしばらくすると突然画面が固まってしまうのである。あれこれ原因を探ってみた結果、どうやら増設している5台のHDDのうちのどれかがクラッシュしたらしい。HDDを1台ずつ外して再起動し、問題のHDDを特定。そのドライブを外すことで無事起動するようになった。
 しかし、このメインマシンもかれこれ6年くらい使っている。2004年に、自作PCマイスターでもあるマンガ家の城久人さんと一緒に秋葉へ行ってパーツをチョイスしていただき、城さんから余っているパーツを譲っていただいて組んだ初めての自作マシンである。 購入当初のスペックは、CPUがCeleron 2.4GHz、メモリ525MB、HDD 160GBだった。その後メモリは1.25GBに増設し、HDDも最終的には合計1.3TBまで増設。しかし組んだ当時ですでに普及機レベルのスペックだったから、今ではすでに3世代前くらいのマシンになってしまい、Webを見るのにも苦労する。YouTubeのHD動画もカクカクしてしまって見られない。それに、使用年数的にもいつ壊れてもおかしくない時期に来ている。

 ということで、まだ使える状態のうちに保険の意味もこめて新マシンへの移行を決意した。
 しかし新品を買うとなると低スペックのマシンでも7~8万円はする。そこでネットオークションをしばらく見ていたところ、ちょっと前のスペックの自作マシンが格安で出品されていた。まあパソコンの出品はたくさんあるから焦ることもないか、などと思いながら気楽に入札したら落札できてしまった。落札価格は送料も含めて約3.5万円。スペックは下記。
CPU : Athlon II X4 635
HDD : 1.5TB
メモリ : 2GB
マザーボード : ASUS M3A
ビデオカード : GeForce 9800GT

20100904.jpg

 OSは正規版のWindowsXPがインストール済みだったけど、これからマシンを組むならWindows7でしょう!! ということで、別途OEM版のWindows7 Ultimet を購入してインストールすることにした。Vistaからだとアップグレードインストールが可能なのだが、XPからの場合は新規インストールとなり、XPで使っていた各種設定やアプリは新たに再設定・再インストールが必要になる。
 それにしても、Windowsのインストールも3.1、95、98、XPと思えば何度もやってきているけど、どんどん簡単になってきていて、今ではまったく心配することなくメニューに従うことで、およそ30~40分でインストールが完了した。

 ところが! ここからが大変だった!
 ......と、あれこれ詳しく書こうと思ってたんだけど、面倒になってしまったのと、すべてがグチになってしまうので省略。
 ざっくり書くと、オンボードLANがなぜか認識されずインターネットにつなげないとか、認識した後もほかのPCとの共有がうまくいかないとか、仕事に必須のソフトウェアがWindows7に対応してなくてXPモードにしたけど、それでもだめでどうしようと行き詰まったりとか、いろいろあったんだけど、何とかひとつずつ壁を乗り越えてクリアし、8月下旬、どうにかこうにか使えるようになったのだった(何じゃそりゃ!?)

 ということで、前回以後のお仕事と日常のまとめです。


8/19
 18:30、電車で東京駅へ。今日は新丸ビル内の沖縄料理のお店で、先月刊行された大崎悌造くんの著書『昭和子どもブーム』(学研ビジュアル新書)の打ち上げなのだ~。
 待ち合わせ時間より少し早く着くと、ひとり先に到着していた。「お~田代くん久しぶりっ!!」 彼は僕の学生時代の自主映画仲間で、現在は太極拳の師匠をしている田代幸男くんである。田代くんは今回の本に関わったわけではないが、何と偶然にもこの本の編集をされたY本さんが通う太極拳教室の先生であることがわかり「世の中狭いね~記念」という名目で急きょ今回の打ち上げに飛び入り参加してもらうことになったのだ。
 続いて担当編集のY本さんとS野さんも到着。遅れて大崎くんもやってきて宴会は始まった。といっても何とY本さん以外み~んなお酒を飲まないというメンツであることが判明。このテーブルだけがいささか場違いな感じではありましたが、そんなの気にしない。

 ここで学研からスバラシイ新刊の見本誌をいただいてしまった!!!

4054044085今井科学キャラクタープラモ全集―1959‐1969
伊藤 秀明
学研パブリッシング 2010-08

by G-Tools

 昭和時代の懐かしいイマイのプラモデルをカラーで紹介したムックである。思えばプラモ少年でアニメ少年だった当時、超高額商品をのぞいてほとんど一度は買ったことのあるプラモばかりが並んでいて、ナミダがチョチョ切れそうである。おもちゃは山ほど保存してあるけどプラモは壊れたりホコリまみれになってしまったりしてほとんど捨てちゃったんだよな~。同世代のプラモ少年必買の本であります。

 ということでお酒のほとんど入らない宴は楽しく終わり、ぼくもほんわかした気分で帰途についたのでありました。

8/20
 小学館のウェブサイト「ブックピープル」で公開中の歴史家と漫画家の対談『歴漫対談卍漫史(MANJI)』第2回原稿を執筆する。これは、小学館から刊行される『Jr.日本の歴史』シリーズのプロモーションとして月イチでWeb上で公開される企画で、それの取材と構成をぼくが担当させてもらっているのだ。
 下記で第1回「松本大洋氏vs大石学氏」と第2回「村上もとか氏vs大門正克氏」が公開中なのでよろしければぜひ見てください。

manji01.jpg

『歴漫対談卍漫史(MANJI)』
※クリックすると新しいウィンドウが1枚だけ開きます。

8/21
 午前10:00、電車ではるばる淵野辺へ。今日はここで某社の取材があるのだ。本当は朝早いからフレンディで前日のうちに現地に着いて車中泊しようかと思ったのだが、週末は高速道路の割引きが適用されて混雑が予想されたのと、連日の熱帯夜で眠れないかもという懸念から断念した。今年の夏はフレンディが活躍できないなぁ。しかし取材の方はとどこおりなく終わり、順調に進みそうな予感。

8/24
 今日は勝手に夏休み! 柴又の友人ふたりと一緒に東京ディズニーランドへ行ってきた! ぼくは「暑いからプールにしようよ」とさんざん主張したのだが友人たちがガンとして譲らず、とうとうディズニーランドに決まってしまったのだった。
 それでも行ってみればディズニーランドはやっぱ楽しいね! 外での順番待ちは確かにつらいが、列が進んで室内に入ればエアコンが効いてて思ったより楽で、暑くて死にそうということもなかったです。午前中にファーストパスで「プーさんのハニーハント」と「スペースマウンテン」に乗りさらに2つのアトラクションを制覇。お昼は「カリブの海賊」を眺めながら「ブルー・バイユー・レストラン」でステーキのランチコースをいただいた。
 しかしさすがに午後の2~3時ごろになってバテてきたので、いったん途中退場して駐車場へ戻り、車の中で1時間ほど休憩した。立体駐車場に入れたので屋根付きの場所で、ここは若干涼しくて助かった。
 その後、ふたたびランドへ戻り夜10時のラストまで、た~っぷり一日中遊んできちゃいました。バタンキュ~!!

8/25
 午後、京成高砂駅前で小学館のF田さんと待ち合わせ。近くの喫茶店白十字で学習まんが人物館『西郷隆盛』最終章の打ち合わせ。この本は、クライマックス部分だけが新雑誌『ガクマンプラス』に2号連続で掲載され、その後、冒頭とエピローグを加筆して単行本にするというもの。なので変則的な書き方に最初はけっこう戸惑ったけど、結果的にはなかなか中味の濃いものになったと思います。

8/27
 11:00、電車でお台場へ。日本科学未来館で特別展示されている小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルの展示を見る。「おー、これが何億キロも彼方の小惑星へ行って戻ってきたカプセルかー!!」と考えるとはるか宇宙へのロマンをかきたてる素晴らしいアイテムのようでもあり、ただの小さなアルミ鍋のようでもあり......。

8/30
 11:00、電車で八幡山へ。大宅文庫で「G-Diary」連載コラム用の資料調べをする。雑誌記事の執筆ではいつもお世話になっている大宅文庫だが、今回、いくつかの資料をまとめて探したところ、在庫していないといわれた雑誌がけっこうあった。どうやら大宅文庫には1970年代前半の雑誌はあまり揃っていない模様だ。このあたりは早めに調べて古書店なども利用しないと今後困るケースもありそうだ。
 その後、電車で神保町へ移動。集英社編集のI澤氏と打ち合わせ。当初13:00待ち合わせの予定が、大宅文庫で時間を食ってしまったため50分も遅刻してしまった。もちろん早めに電話は入れておいたけど、正直すまんかった。

9/2
 14:00、電車で久米川へ。駅前で編集の某氏と待ち合わせて、某マンガ家さんと打ち合わせ。

 帰宅後、雑誌「G-Diary」の連載コラム『あの日の僕に帰りたい』第43回の原稿を執筆。内容的には悩む部分のない原稿だったんだけど、暑くて集中力が落ちているのでなかなか筆が進まず、仕事は全体的に遅れ気味である。

9/3
 新しいパソコンのソフトの設定などをしていたら、いきなりエアコンの方からボタボタボタッという水の垂れる音が。見るとエアコンから水があふれている!! 連日連夜のハードな稼働で排水管が詰まったらしい。以前、エアコン修理の人が来て見てたので修理方法は分かっているから、あわてず騒がず自分で修理。
 まずコンセントを抜き、ネジを外して本体カバーを取り外す。するとラジエターのようなパーツの下に水受け皿があって、それの下流に排水パイプにつながっている穴がある。その穴にストローを突っ込み、思い切りプーと息を吹き込む。それを何回か繰り返したら、今度は口に水を含み、その水を思い切り穴に吹き込む。プー!! それを何度か繰り返したら、今度はその穴に紙コップで水を注ぎ込んで、屋外の排水パイプからチョロチョロと水が出てくればOK。カバーとコンセントを元に戻して復帰である。ふー。

投稿者 黒沢哲哉 : 2010年9月 5日 16:36

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