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2010年6月 4日

取材、取材、テープ起こし→(怒)→Atok2010購入

 なんだかんだで、すっかり月イチ更新ペースになっていて済まんス。
 ということで、今月もお仕事ダイジェスト......。

05/19
 この日よりさかのぼることおよそ1ヶ月前、小学館の20年来のつきあいになる編集U山さんからお話をいただき、マンガ家さんの対談の記事構成をやらせていただくことになった。そしてこの日はその対談第1回目の取材日なのだ。
 午後、電車で上野へ。本日の対談場所は上野公園内にある和風会席料理のお店韻松亭というところ(下の画像)。

20100519.jpg

 上野公園の中にこんなお店があったなんて初めて知りました。小さいお店だけど落ち着いた静かな雰囲気で対談もばっちり盛り上がった。

5/22
 一昨日に続いて第2回目の対談取材日。記事は月イチペースで書く予定なんだけど、対談していただく方のスケジュール優先ということで前倒しの取材である。
 ということで今日は電車で根津へ。少し早く着いたので路地を散策する。知らなかったけど、このあたりすっかり観光地になってるんですね。それも昔の江戸風情を残しているからか、外国人観光客がものすごく多くてびっくりした。

20100522.jpg

 本日の対談場所はふるかわ庵という、茶室風の料亭です。その対談のテーマから、毎回編集のU山さんが和のテイストの場所で探しておられる模様。
 この日もおいしい料理を食べながら対談は大いに盛り上がった。
 掲載媒体や対談していただいた先生方のお名前、詳細な記事の内容などは解禁となりましたらこちらにも書きますね。

6/2~6/3
 先日取材した対談記事第1回目分のテープ起こしをする。およそ4時間半分である。が! 録音したファイルを聴きながらエディタで打ち込んでいくと、MS-IME の変換のあまりのヒドさにキレそうになってきた。いや、今さら MS-IME のヒドさに気がついたわけじゃないんだけど。
 PC-9800互換機時代にパソコンを使い始めてまず使った日本語入力FEP(Front End Processor)は、管理工学研究所の松茸だった。その後、DOS/V の時代になっても依然、松茸を愛用。しかし Windows3.1 に移行して松茸が使えなくなり、以後は仕方なく MS-IME を使い続けてきた。
 まぁ、松茸もそんなに賢いFEPだったわけではないので、MS-IME も文章を考えながら少しずつキーを打っている分には、それほど不便にも感じていなかった。しかし! テープ起こしで音声を聞きながら素早くタイピングしていると、その糞っぷりがどんどん際立ってくる。
 例えば、良くある同音異義語の入力で「はし」と入力して「橋」に変換確定したとする。次に「はし」と入力して変換すると「橋」になると思ったら「端」になる。で、もう一回変換キーを押すと「橋」になる。つまりこの時点で1回余分なキー入力が必要となる。で、次に「はし」と入力して変換するとどっちになるか......この場合はなんと「橋」になる場合と「端」になる場合の両方があって、どっちになるかは変換してみないと分からないのだ。これではキーをたたくリズムが乱されるばかりだし、変換候補が通り過ぎてまたさらに変換し直さなければならなかったり......。あーもう!!
 ということで、テープ起こしを中断してぼくはある重大な決断をした。そうなのだ、ここはもう変換効率がいいという噂の Atok を導入するしかない!!
 ということで仕事を中断し、ジャストシステムのサイトからAtok2010試用版をダウンロードしてインストールし、今のキー配列に近くなるようにざっとカスタマイズをして使ってみた。するとこれがイイ!! 入力した内容から変換候補の優先順位をダイナミックに変えてくれるのと、すでに確定した文章も含めて、文章の前後関係から変換候補を出してくれるので、日常会話程度のボキャブラリーだったら、いくつもの変換候補から目指す漢字を選び出すという手間が、体感で MS-IME の5分の1くらいに減った!!
 ということで、1時間ほど使ったところで、すぐに Atok2010 正規ダウンロード版を購入して再度インストール。その後、細かい部分までMS-IME時代のキー設定に限りなく近づくようにカスタマイズして現在も使用中である。
 MS-IMEからの乗り換えによるマイナス面は、うちのパソコンのCPUパワーが低いからだとは思うが、キーを高速に入力すると、MS-IME よりも若干もたつく感じがすること。しかしそれを上回る変換精度で、入力はかなり快適になった。こんなことならもっと早くに乗り換えておくんだったなー。

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おまけ
 先日千葉県の某所に出かけた際に立ち寄ったファミレスサイゼリヤ。そこのコーヒーベンダーに貼ってあった手描きの貼り紙を紹介しますね。これ、なんとコーヒーとミルクのミキシングの裏技なのだっ! んー、「裏技」と聞くと、かつて少年雑誌にファミコンの記事を書いていたころの習性が残っていて、ついついピクーンと反応してしまうんですよね~。ということで無断転載(笑)。ただし他のサイゼでこの技が使えるかどうかは保証の限りではございません。あしからず。

20100503.jpg

投稿者 黒沢哲哉 : 2010年6月 4日 16:55

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