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2009年7月

2009年7月30日

キーボードを分解掃除

 今年の夏は蒸し暑い。ということで、パソコンを使っていると、キーボードが汗でニチャニチャして気持ち悪い。さらによく見るとキーボードのキーの隙間がゴミだらけである。
 こういうのって仕事が忙しいときに限って気になるんですよねー。学生時代にテスト前になるといきなり本棚の整理をはじめたりとか。
 ということで、仕事を中断し、キーボードのキーをすべて外して徹底清掃することにした。ちなみに、分解掃除が可能なのはデスクトップのキーボードだけです。ノートパソコンのキーは本体側にピンで固定されている場合もあるので、キーを無理に引き抜こうとすると破損する場合があります。またデスクトップのキーでも外れないものがあるかも知れませんのでご注意を。

 さて、あらかじめ用意しておくものは以下。
 デジカメ綿棒つまようじ精密ドライバー(マイナス)洗剤

 1.まず、作業前にデジカメでキーボードのキートップ全体の写真を撮影しておく。これは、後でキーを元に戻すときに位置が分からなくなるのを防ぐためだ。

 2.続いてキーを1個ずつ外していく。キーは真上に引き抜くようにするとポコッと外れる。手でもできるが、キーの隙間に精密ドライバーを差し込み、テコの応用でクイッと持ち上げると簡単に外れる。注意するのはシフトキーなどの大きいキーには下の画像のように針金状の固定金具が付いていること。キートップを外すときにこの金具を曲げないように!

20090713a.jpg

 キーを外すとその下はご覧のとおり、ホコリだらけ。実はお菓子の食べかすとか小さな虫の死骸なども入っているんじゃないかとドキドキしていたが、意外にもそういうものはなかった。ホッ。

20090713b.jpg

 外したキートップ。シフトキーなどの大きなキーは、画像中央のように、裏側にキーの傾きを抑えるためのスタビライザーの役目をする針金が付いている。これはキーボード本体側のツメに引っかかっているだけだから、キーを持ち上げてロックを外したら、針金を横にずらせば簡単に外れる。
 キーはひとつずつ洗剤をしみこませた布でていねいに汚れを拭き取る。洗面器の中に洗剤を入れて浸しておいてもいいが、その場合は洗浄後に完全に乾燥させることをお忘れなく。

20090713c.jpg

 最後はデジカメの画像を見ながら、キートップを元の位置に取り付けて掃除完了。こんなにゴミが出てきたぞ! 使用した洗剤は、かつて深夜の通販番組でバンバン宣伝をしていた輸入洗剤クイックブライトを50倍程度に希釈したもの。この洗剤、CMで宣伝してたような「驚異の汚れ落ち!」というほどではないが(笑)、確かに油汚れにはかなり効果がある。またイヤな臭いやベタ付きがないので、レンジ周りや車の車内清掃などに活躍しています。

20090713d.jpg

 そしてきれいになったキーボード。さて、これで気持ちよく仕事ができるぞ。でも今日はもう疲れちゃったから明日から本気出す!!

投稿者 黒沢哲哉 : 22:49 | コメント (0) | トラックバック

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2009年7月15日

美味しん本と自転車生活

 日々、仕事に追われていると、このブログに書くべきことがどんどんと貯まっていき、それらを書かなければというプレッシャーの中で、さらに仕事は遅れていき、そうやって日々、仕事に追われていると、このブログに書くべきことが......(以下略)。
 というわけで、エントリーを時系列順に書くのはあきらめて、思いつくことからランダムに最近の出来事を書いてみることにした。

 先日、去年やった仕事がようやく単行本となって出版され、我が家にも見本が届いた。
 刊行されたのは下の本、『THE美味しん本 海原雄山 至高の極意編』(遊幻社刊)である。

20090715.jpg

 これは、マンガ『美味しんぼ』の副読本という位置づけで、作中に登場した実在のお店の取材や食材について専門家が語るほか、原作者の雁屋哲自身が、『美味しんぼ』の中で語りたかったことについて、講義をするという内容。
 この本の中でぼくは、雁屋哲の特別補習と題された、雁屋氏のインタビュー部分の取材と構成を担当させていただいた。
 取材は、オーストラリア在住の雁屋氏と、東京の東銀座にある雁屋氏の事務所をインターネットのビデオチャットでつないで行なうという方法が取られた。ぼくは編集を担当された、いそっぷ社のS藤さんと一緒に、3日間、この事務所へ通い詰めてパソコン画面越しに雁屋氏にお話をうかがった。
 最初は初対面でしかもビデオチャットという環境から、なかなか話の間合いがつかめず、会話のキャッチボールがうまくできずに苦労したが、2日目からはそうしたこともなくなり、興味深い話がたくさんうかがえた。
 この取材をしたのは去年のちょうど今ごろのことで、原稿を書き上げたのが8月ごろ。しかしその後、『美味しんぼ』の連載再開にタイミングを合わせようということになり、さらにその後、小学館から同時刊行される、この本の姉妹本『美味しん本 山岡士郎 究極の反骨LIFE編』との刊行時期の調整などが重なって、ようやく1年後のこの時期の刊行となったのである。いや~出てよかった~(笑)。

4990301943THE美味しん本 海原雄山至高の極意編
遊幻舎 2009-07

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 それからもうひとつ。こちらも旧聞になるが、昨年の暮れ、20数年来の知り合いである、ライター兼編集者兼デザイナー兼オブジェアーティスト兼イラストレーターである女性S絵さんから数年ぶりに電話をいただいた。
 現在、S絵さんは、八重洲出版から刊行されている『SmyleCycle』という女性向けの自転車生活応援雑誌と、同誌のホームページ SMILECYCLE.com というサイトの編集をしているという。
 そして、そのホームページの中で、生活の中で自転車の面白い使い方をしている人を探して取材をしているという。
「黒沢さんはどうですか?」と聞かれたが、ぼくは特に自転車に凝っているわけではないので、ミステリクラブの友人で、普段からマウンテンバイクを自分の足のように使いこなしているフリーライターの野村宏平くんを紹介してあげた。
 しかしさらに電話で話をしていると、S絵さんには、ぼくが「自転車を車に積んで江戸川の河川敷に持っていって仕事をしている」というのも充分に面白いという。それで結局、野村くんの取材に続いて、ぼくも取材されることになったのだった。
 江戸川の河川敷で仕事をするのは春や秋がベストだからということで、4月の天気の日を待って、S絵さんとライターの女性U野さんのおふたりが取材にやってきた。そしてつい先日、公開されたのが下記のページです(画像をクリックすると新しいウィンドウでそのページが開きます)。

Smile Cycle People Vol.9 自転車は僕のサテライトマシン

 取材の際にはかなりオタクなことをしゃべったつもりなんだけど、女性向けのサイトなので、あらゆる面で表現がソフトになっていて、今までの取材記事にないテイストが新鮮でくすぐったい感じです(笑)。

参考リンク:
 SmileCycle.comトップページ
 野村宏平氏の取材記事はこちら↓
  SmileCyclePeople Vol.8 東京23区のヘリを自転車で完全走破
 ※新しいウィンドウが1枚だけ開きます

投稿者 黒沢哲哉 : 00:04 | コメント (8) | トラックバック

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2009年7月 7日

コバエがホイホイを使ってみた

06/27
 昭和レトロな仲間に誘われて、大井競馬場のフリーマーケットへ参戦。ここへ来るのは何と4年ぶりである。
4年前のレポートはこちら→2005/04/16 大井競馬場のフリーマーケットに行く
※新しいウィンドウが1枚開きます

20090627.jpg

 参加メンバーは、はまさんぜんまい太郎さん、はすぴーさん、昭和レトロ研究家の串間努さん(順不同)、そしてぼくの5人。
 集合は10時半だったが、ぼくは車で早めに出たので8時過ぎに到着してしまった。まだ会場の駐車場も開いておらず、近くのスポーツセンターに車を止めて出店準備中の会場をぶらつく。しばらくすると、近くにお住まいのぜんまい太郎さんもすでにいらっしゃっており、何店か懐かしおもちゃを出品されている出店者の方を紹介していただいた。
 それにしてもこの日は朝から猛烈に暑く、10時過ぎの時点ですでにバテ気味。ぜんまい太郎さんから事前に「帽子と水分補給をお忘れなく」という注意をいただいていたので、しっかりと用意していったが、それでもぐったりである。
 やがて時間になって全員が集合。各自が1時間半ほど会場をぶらついたのち、ふたたび集合して、近くのステーキハウスで昼食を取る。
 ここでお互いの戦果の報告。串間さんはエリマキトカゲブームのころに売られていたと思われるエリマキトカゲコインを2つ100円という格安で購入。ぜんまい太郎さんは、怪獣のフィギュアを紙袋いっぱい買っており、「妻に何ていいわけしよう」と多少ブルーになっていた。
 はすぴーさんとはまさんは今回収穫なし。ぼくも新品タグ付きの輸入品のディズニーアロハシャツを1300円という格安でゲットしただけで、おもちゃの方は、やはり収穫なしだった。
 しかし久々に仲間とディープな会話ができて大満足。串間さんは、このときの雑談とメールでのやりとりを座談会風にまとめて後日、しっかりと記事にされていた。

参考リンク(順不同):
 ネコカメ (はまさんのサイト)
 昭和の少年冒険記 (ぜんまい太郎さんのサイト)
 はすぴー倶楽部 (はすぴーさんのサイト)
 ※新しいウィンドウが1枚だけ開きます

06/29-30
 雑誌『G-Diary』の連載コラム『あの日の僕に帰りたい』第29回の原稿の締め切りが迫っている。今回のテーマはすでに決まっているので、あとは写真を掲載するアイテムを倉庫から探し出し、それを撮影して原稿を書けばいいだけなのだが......倉庫で資料を探すも、見つからない
 あると思っていた場所にそれがなく、汗だくで段ボールをかきまわしたり、本棚を漁ったり。以前は、どんなにカオスでもコレクションのしまってある場所は記憶していたのだが、引越しや撮影で場所を何度も入れ替えてしまったため、それ以後は、つい先日しまったもののありかも覚えていられなくなってしまったのだ。あうう。
 友人に聞くと、紙やパソコンに記録したり箱に中に入れてあるものの名前を書いたりして整理しているというが、うちはあまりにもカオスになっていて、今さらそれをやるには膨大な時間がかかってしまう。
 とりあえず、目を血走らせていま必要な品を探すことに集中する。結局、掲載したかった品のうち2、3、見つからなかったものもあったが、今回はこれで妥協することにした。

 自宅へもどってさっそく撮影をし、原稿を書き始めるが、ぐったりして進まず、結局、原稿は締め切りから1日遅れの7/1にアップした。

07/01-05
 そうこうしているうちに、台所の生ごみを片付けるのをサボっていたら、コバエが大発生してしまった。うわ! これって一度発生してしまうと、発生源を片付けてスプレー殺虫剤をかけてもなかなか根絶できず、いつまでも部屋の中を飛びまわっていてやっかいなんだよねー。
 そこで! テレビCMでやっているコバエがホイホイを買ってみた。
 箱から出してフィルムをはがし、フタをかぶせて置いておくだけ。中には角切りゼリーのようなものが入っていて、このゼリーは酢と梅の混じったような甘酸っぱい臭いを発散する。最初はこの臭いが強くて気になったが、三日ほどしたらほとんど気にならなくなった。 

20090707a.jpg

 ネットでの評判によると「いっぱい捕れた」、という人と「まったく捕れない」という人がいて、どうなのかなー、と半信半疑だったのだが......、
 初日は3匹ほど捕れたものの、まだ何匹も飛んでいる。1日3匹じゃあしょうがない。
 飛んでいるコバエを観察すると、コバエたちはケースの存在そのものに気づいていない様子。また、ケースに興味を示し、止まったり中へ入ってみたりしても、そこで捕らえられず、また出て行ってしまうやつがいる。
 これはもっと敵が集まる場所へ置かないといけないのかも知れない。そこで置き場所を変えてみることにした。最初は台所の流しの近くに置いていたが、コバエの飛びまわる様子を観察していると、夜の間は、室内が全体的に明るいので台所内をランダムに飛び回っているが、夜明け近くになると、外の光が入ってくる台所の窓近くに集まって飛んでいるやつが多い。
 そこで2日目からはその窓際に置いてみた。そして3日目の朝、見ると数匹が入っている。そして4日目も数匹。結局、4日でほとんどのコバエがいなくなった。やった! 大勝利!!

20090707b.jpg

 戦果はこちら。結論としては、置き場所の工夫次第でそこそこ捕れるようです。これだけではなくて、生ごみや食品を出しっぱなしにしないことと、スプレー殺虫剤を併用することで根絶は可能でしょう。

B0012VQKBEコバエがホイホイ
コバエがホイホイ 2007-07-17

by G-Tools
B000FQMM00アース ハエとり棒
アース製薬 2003-08-04

by G-Tools

投稿者 黒沢哲哉 : 23:35 | コメント (0) | トラックバック

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