[Home] [Workshop] [monologue] [Movie] [HongKong] [Toy] [Comic] [UnderGround] [guestbook] [Links] [my profile]

« 懐かしの銀玉鉄砲 復刻! | メイン | コバエがホイホイを使ってみた »

2009年6月24日

中山慶治写真展「1979年の迷宮」を観る

6/21
「別冊漫画ゴラク」の『龍のおんな』第10話原作第1稿を執筆。数日前から前半部分を書いては書き直しを繰り返していたが、50%を過ぎたあたりからようやく光が見えはじめた。
 22:00、ようやく第1稿が完成。メールで編集部へ送る。

6/22
 13:00、電車で高田馬場へ。手塚プロで担当プロデューサーI藤さんと、手塚治虫公式サイトのコラム『虫さんぽ』『あの日あの時の手塚マンガ』打ち合わせ。新たにスタッフに加わったO輪さんを紹介していただく。
 現在公開中のコラムでストックは消化してしまったため、早急に次の企画を進行させないといけない。さっそくいくつかの企画を同時にスタートさせることになった。

20090622.jpg
手塚プロ入り口で出迎えてくれるアトム像。
ちょっと顔が汚れちゃってますか?

 19:00、「別冊漫画ゴラク」担当編集T橋さんから電話があり、昨日送っておいた『龍のおんな』第10話原作第1稿について打ち合わせ。後半部分はこのままでOKだが、やはり悩んだ前半部分が少しもたついているということで、そこを修正すべく相談し、なおかつ、後半部分との統一感を出す構成にすることで合意した。

6/23
 さっそく『龍のおんな』第10話第2稿を執筆。今度は方向性が見えているので迷うことなく書きあがり、21:01、完成した原稿を編集部へ送る。

6/24
 13:30、電車で八幡山へ。大宅壮一文庫で手塚治虫公式サイトコラムの資料調べを行なう。目指す資料は絞られているからすぐに検索して閲覧させてもらうつもりでいたら、いつもはほとんど誰も使用していない1985年以前のインデックスを他の人が使用中で検索できない。
 大宅文庫は、1985年以降のデータは電子化されていて、何十台も置かれているパソコンで検索できるが、それ以前の資料は、数冊の冊子になっている辞書のようなインデックスを使わなければならないのだ。
 仕方ないので、しばらくボーッとして無為な時間を過ごした後、ようやくインデックスが空いたところで飛びつき、すかさず検索。すぐに資料をコピーしてもらって任務を終了した。

 16:00、新宿から地下鉄に乗り換え、四谷三丁目へ。ここで高校時代からの友人で写真家の中山慶治くんが写真展を開催中なので、見学に行った。

20090624a.jpg 写真展のタイトルは、中山慶治写真展「1979年の迷宮」。今からちょうど30年前、中山くんが日大芸術学部写真学科の学生だった21歳の時に撮影した、東京・下町の懐かしい路地裏の写真の数々が展示されている。
 いまでこそ東京下町の路地裏といえば、昭和レトロブームとも相まって街歩きスポットとして注目を集め、デジカメ片手に散歩をするという人も多いが、当時はそんなことをしている人はほとんどおらず、中山のテーマにようやく時代が追いついたというところか。

20090624b.jpg 写真を1枚1枚見ていくと、懐かしい風景と共にあのころの思い出がよみがえってくる。何しろ撮影時に、ぼくもその場に立ち会っていた写真もあるから、特にそんな写真は懐かしさもひとしおだ。  おもにロケ地となっているのは東京墨田区の鳩の街周辺の路地。ここは今も昭和30年代のような懐かしい風景が多く残る場所だけど、30年前は、さらに昔の昭和初期から戦後すぐのころの時代の匂いさえ感じさせてくれるような、ほとんど時の流れから忘れ去られたような街だった。
 そうした戦前から終戦直後の時代の空気をイメージしながら撮影されたのが今回の写真群であり、ここに記録されているのは単なる30年前の風景ではない。30年前に中山くんがレトロ(という言葉すら一般的ではなかった)と感じた、いわば心象風景なのである。
 そして写真はすべて、あえて赤外線フィルムを使って撮影されている。赤外線フィルムで撮影すると、日中の太陽光の下では、赤いものや、青々とした木々の葉などが真っ白に飛んでハレーションを起こしたような効果が出る。またそのハレーションがソフトフォーカス効果にもなり、幻想的な、夢の世界のような効果を生むのだ。
 今回、この写真展を見せていただいて感じたのは、30年の時の流れが、彼の写真に、当時見せてもらったときとは違う新たな価値を加えているということだ。今のように誰もが当たり前に写真を撮る時代ではなかった当時、中山くんがカメラを携えてそこに出向き、その風景に何かを感じてシャッターを押した。その行為自体が、30年の時を経て、とても貴重な時代の記録(あるいは記憶)になっているのである。
 いま多くの人が大量に撮影しているデジカメ写真や携帯の写メなど。それらも今後30年の時が過ぎると果たしてそんな価値が出てくるのだろうか。

20090624c.jpg 中山慶治くん。最近は、『日本カメラ』などにも作品を発表している。
 写真展の開催期間は今週末までだけど、興味のある方はぜひ! 開催期間 28日(日)まで。12:00~19:00(最終日~16:00) 会場 四谷三丁目Roonee 03-3341-8118

参考リンク:
デジカメWatchの中山慶治写真展「1979年の迷宮」紹介記事
※新しいウィンドウが1枚開きます

投稿者 黒沢哲哉 : 2009年6月24日 23:23

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.allnightpress.com/mt/mt-tb.cgi/549

コメント

本文に関わり無い内容で失礼ですが

氏の思い出深い愛車パジェロの「DNA」が
先日、宮城県の若いL144乗りに受け継がれました

当方のパジェロも元気です・・・・・・・・

投稿者 福島のT : 2009年6月27日 21:40

>福島のTさん
ごぶさたです~。その節はわざわざお越しいただきましてありがとうございました。あのバリバリパジェロはまだ活躍中なんですね。
あのブツは福島から宮城ですか~!!
昔のパジェロがまだまだ現役というのはうれしくなりますね。
東京ではもうまったく見なくなってしまいましたからね~。
しかしディーゼルがほとんどだったL0系はともかく、その後のL1**系も見なくなってしまったのはどういうことだろう。ガソリン車ならまだまだ乗れと(笑)。

投稿者 黒沢哲哉 : 2009年6月27日 23:50

コメントしてください

※必須
※必須(ページには表示されません)

※スパムコメント対策のため、しばらくの間、コメントを承認後公開設定とさせていただきます。
投稿いただきましたコメントは確認後に公開させていただきますので、しばらくお待ちくださいm(__)m。