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monologue
< または日記 の・ようなもの >
1999.01


99/01/30
 15:00、秋葉原のパソコンショップを回りツクモ電気でソフトを購入。そのあと、メモリが安ければ増設しようと思って探したのだが、世の中はすでにぼくの旧型PCに使用している72PIN SIMM から128PIN DIMM に移り変わっていて、ぼくの求めるパリティありの64MB SIMM はどこにも置いてないのだ。最後に1店だけようやく探し当てたが、値段は何と1枚17,000円。2枚で税込み 35,700円もする。これじゃあ予算オーバーもいいところだ。ということでメモリ増設は見送ることにする。
 ならば型落ちのデジカメが安ければ買おうと思って探したのだが、これも手ごろなものが見つからず断念。パソコン関連の商品は、値崩れを防ぐためか、型落ちとなってある程度値段を落として売れ残るとそれ以上は値下げせずに店頭から姿を消してしまうのだ。ということで、この monologue にもデジカメ画像がなくなって久しいですが、もうしばらくお待ちください。

 18:00、溜池の全日空ホテルで開催されたワセダミステリクラブOB会に参加する。先日のぼくの出版記念パーティに来られなかった人にもひさびさに会えて楽しかった。
 このパーティの席上、ワセダミステリクラブの創立メンバーである大塚勘治さんが「引っ越しで見つかった」とおっしゃって、創立後1年目の昭和33年の早稲田祭参加のために作成したという懐かしいパンフレットをコピーして見せてくださった。そのパンフレットの執筆メンバーがすごい!! 江戸川乱歩、千代有三、淀川長治。そしてその時に開催された講演会の出席メンバーが江戸川乱歩、松本清張、大下宇陀児、千代有三。ビリー・ワイルダー監督の映画『情婦』の上映も行われたようだ。まさにクラブ創立当時の熱気が伝わってくる感動ものの小冊子でありました。

 21:30、2次会は失礼して帰宅。きのう削除してしまったファイルの再インストールに取りかかる。結局、細部の調整などを含めて12時過ぎにようやく復旧したのであった。

99/01/29
 九段下のダイヤモンドパレスホテルで開かれた、集英社第四編集部(「オールマン」「ヤングジャンプ」などの青年コミック誌編集部)合同謝恩パーティに出席する。ビンゴ大会で、アメリカディズニーランドの旅7日間ペアとか、DVD内蔵大画面テレビとか、iMacとかの豪華景品が当たるはずだったんだけど、ぼくは惜しくもリーチまでで敗退してしまいました。せめてドリームキャスト(5名様)欲しかったなぁ…。

 ところで! 先日1/26に書き込んだお年玉年賀はがきの当選番号リンクが、間違って去年のものになっていました! 下記のリンクをたどって年賀はがきをチェックされた方、申し訳ありませんが、リンクを修正しておきましたので、もう一度チェックしてください!!

 …という文章を書き終えて、この monologue をホームページに転送しようとした直後に、そのトラブルは起こった!! snap photo

99/01/26
 15:00、神保町の集英社へ行き、「オールマン」編集の島田氏に『ハイカラ事件帖』の資料をお渡しする。

 16:00、神楽坂の日本出版社で「コンバットコミック」春号の企画会議。売り上げがあいかわらず苦戦しているだけに、打ち合せの内容もかなり厳しいものとなる。

 深夜、お年玉つき年賀状の当選番号をチェックする。今年は4等のお年玉切手シートが10枚当たった。ただしそのうち2枚は、ぼく自身が買って余ってた年賀はがきだったんだけどね(笑)。ぼくも毎年、何枚かは当たってるので(切手シートばかりだけど)、皆さんもぜひ忘れずにチェックしてくださいね。当選番号は下記の郵政省の広報ページにあります。

※先日公開したURLは間違い。コレ↓が正しい当選番号です!!
http://www.mpt.go.jp/pressrelease/japanese/new/990115j201.html
平成11年用「お年玉付年賀はがき」及び「お年玉付年賀切手」の当せん番号
※リンク先ページがなくなったため、現在は閲覧できません(今さら誰も見る人はいないか)。

99/01/25
 仕事をしなくちゃいけないんだけど、気が乗らないので、録画したまま見てなかったビデオをまとめて見る。

99/01/24
 久々の雨。資料本を読んで過ごす。夜、気分転換にと、近所の友人を誘って江戸川区の船堀にある「東京健康ランド」に行く。我が家からは車で20分ほど。入浴料約3000円とちょっち高めだけど、広いお風呂はゆったりできて温まるー。

 ところで話はまったく変わるけど、新しい iMacのTVCF、カラフルで楽しいですね。最近は Mac には全く興味がなく、Mac 信者にも Windows に乗り換えるように勧めてるんだけど(笑)、あんな CF は Windows じゃマネできないだろうな。あんなデザインの Windows マシンが出ても気持ち悪いだけだし。

99/01/23
 少年ガンガンの企画を煮詰めるため、資料本を読んで過ごす。

99/01/22
 16:00、渋谷の東急文化会館内にある喫茶店で、スタジオハードの松田氏と打ち合せ。次回「コンバットコミック」の編集方針に関して熱いトークが2時間半繰り広げられた。実は打ち合せが終わったら、久々に渋谷に出るのだから「まんだらけ」に寄って帰ろうと思っていたのだが、何だかグッタリしてそのまま帰宅する。

99/01/21
 仕事の区切りがついたので、今日も銭湯へ行くことにした。が、前まで行ってみると真っ暗である。今日は定休日だったのだ! いつも行かないから定休日なんて知らなかったもーん。でもこのまま帰って風呂を沸かすのもシャクだから、思いきって自転車で15分の距離にある別の銭湯まで足をのばすことにした。もっと近くにも銭湯はあるのだが、目指す銭湯は、外観がモロに昔の銭湯のままで、入り口からすぐ男女に別かれているところも昔のままだから、前を通るたびにいつか入ろうと思っていたのである。
 入ってみると、案の定、富士山のペンキ絵があって、ガラス戸を開くと濡れ縁に出られて、10円(100円か?)のあんま椅子があって…という期待通りの昭和50年代そのままの内装であった。今ではどこの銭湯でも全ての蛇口にシャワーが付いてるけど、この銭湯は、中央の島には鏡もシャワーもないというところもレトロ。まさに「おかみさーん、時間ですよぉーー!!」の風景であった。充分満足してゆっくりと暖まったぼくではあったが、自転車帰宅15分の道のりにすっかり体は冷えきってしまったことは言うまでもない。ヘ、ヘクション!!

99/01/20
 夕方、ふと思い立って銭湯へ行く。うちの風呂は寒いんですよ〜。この銭湯が、入り口が男女一緒でロビー風になった今風銭湯に改装されてからは、行くのは3回目かな。1回行くとけっこう気に入って「たまに来よう」と思うんだけど、実際にはなかなか行かないですね。ということで、5年ほど前までは我が家から徒歩10分圏内に5件あった銭湯のうち、現存するのは2件となっています。しかし今日行った銭湯はわりと客が多かったみたいだからまだまだ健在かな。おばちゃんの無愛想ぶりも相変わらずだったしね(笑)。

99/01/18
 7:00、起床。どひー寝不足。

 10:00、新宿の某まんが関係の事務所で打ち合せ。

 11:00、池袋へ移動し、古書店で『ハイカラ事件帖』の資料を購入する。実は一昨日の飲み会の時、フリーライターの野村宏平くんから「池袋の古書店で、黒沢の求めているような本が売っていたぞ」と教えてもらっていたのだ。残念ながら全3巻のうち第1巻だけがすでに売れてしまっていたが、あとの2冊は買うことができた。

 15:00、その野村宏平くんと喫茶店で待ち合わせ、他の池袋の古書店を教えてもらう。そこでさらに数冊、資料になりそうな本を購入。野村くんありがとう。しかし、この日は銀行のキャッシュカードを持って出るのを忘れてしまっていたため、フトコロが寒くて、食事をして帰ることはできなかった。トホホ。

99/01/17
 早朝5時、半分寝たまま起きて(?)車で常磐自動車道を飛ばし、茨城県ひたちなか市の親戚の家へ。今日は法事なのであった。昨日の飲み会で「明日は法事だから先に失礼します」と言ったら、現役クラブ員のI嬢に「黒沢さんシブイ用事ですねー」と言われてしまった。ぼくってシブい?(←バカ) 帰りにはもちろん水戸納豆を買って帰りました。シブい?(しつこい)

99/01/16
 午後、里見桂さんに渡すための『ハイカラ事件帖』の作画用資料に、コピーをするための付箋を付ける作業をする。本当は今日中にコピーまでしてしまいたかったのだが、外出の時間が迫っていたため、そこまでで終了。

 18:00、飯田橋駅でワセダミステリクラブの仲間と待ち合わせ。昨年暮れに「黒沢哲哉・村上知久両氏を囲む会」を開いてくれた幹事の皆さんを招いて、今度はぼくと村上くんが慰労会を開いたのである。参加者はぼくと村上くんを含め全10名。しゃぶしゃぶ食べ放題で腹一杯になったところで2次会は神楽坂のエスニック風居酒屋へ。この日の話題はなぜかテレビのバラエティ番組。ダウンタウンなどの話題で盛り上がっていた(ようだ)が、ぼくはここ数日の睡眠不足で途中から脱落し、ウトウトしてしまって申し訳なかった。
 後日聞いたところ、ぼく以外のメンバーはそれから店を変え、朝方まで飲んでいたらしいが、ぼくは翌日早朝から予定があったため、電車のあるうちに失礼させていただいた。しかし、気の置けない仲間との飲み会は楽しいやね。次回は下町の味「もんじゃ」未体験のメンバーを連れて、もんじゃツアーを開催することで話がまとまった。

99/01/13-15
『ハイカラ事件帖』の改訂稿を書く。舞台となっている明治時代の資料が少なく、当然、分からない部分は類推して書くことになる。ところが執筆中に新たな資料が見つかることもあって、うれしい場合もあるんだけど、ときには新事実が判明したために予定していたネタが使えなくなってしまうこともある。歴史物の難しさですね。ということで改訂稿には1日半を見ていたのだが、倍の3日もかかってしまった。

99/01/10-12
 里見プロの1月の恒例行事であるスキーツアーで尾瀬岩鞍へ行ってきた。今回はデジカメでなくてフィルムで写真を撮ってきたので、DPEができしだい公開いたします。その写真ができるまで、よろしければ去年のスキーツアーの模様でもごらんください(汗)。 去年のスキーツアー

 ということで、ツアー先のペンションでは、里見桂さんと、しっかり『ハイカラ事件帖』の打ち合せもやってきたので、さっそく改訂稿にとりかかるのである。

99/01/09
 昼前、ようやく『ハイカラ事件帖』のシナリオ第1稿がUPし、編集部と里見桂さん宅へファックスする。何とか間に合った。実は締め切りを急いでいたのは、明日から、毎年新春恒例の里見プロのスキーツアーに参加させてもらうためでもあったのだ。

99/01/08
 ということで、朝方、書き上げた「GON!」のコラム原稿をファックスして寝る。

 午後、起きてきていよいよ『ハイカラ事件帖』の続きを書き出す。すると不思議なもので、昨日、いい資料が見つかったからか、それとも重なっていた仕事の一方を片付けたからか、あれほど筆の進まなかった原稿がサクサク書けるようになった。でもって、ちょっと精神的に余裕が出たのでコレを書いてるわけなんだけど、すでにタイムリミットギリギリ(というか過ぎている)。朝までに書き上がるだろうか!?

99/01/07
 15:00、JR金町駅で「GON!」編集部の小松氏と待ち合わせ。昨夜コピーした資料を渡す。小松氏もライダーで、SUZUKI のバンディッド400 に乗っていたんだけど、何と先月、もらい事故によって廃車となってしまい、小松氏本人も軽いムチウチになってしまったんだとか。しかしバイクが廃車になるような大事故で軽いムチウチで済んだというのは本当によかったですね。

 17:00、小松氏と別れて区立図書館へ『ハイカラ事件帖』の資料調べにゆく。そして、探しているドンピシャの資料が見つかって大興奮。「明治時代の飴売りの口上」なんてまさか見つかると思ってなかったからね。
 ずーっと以前、『プレイヤーは眠れない』の原作を書いているときに、ビルの炭酸ガス消火装置の煙はどのように出るか(ブシューッと白煙みたいなのが吹き出すのか、無色透明なガスがシューッと静かに出るのか)といのを調べていて、神田の建築関係専門の古書店で、まさにそのものズバリの写真が掲載されたブックレットを見つけたとき以来の興奮に近いものがありましたね。なかなかこれほどドンピシャの資料って見つからないものなんですよーホント。

 夜は、「GON!」のコラム原稿を書く。こうなったら先に「GON!」の方を全部終わらせてやるのだ。

99/01/06
 昨夜からずっとやって朝、やっと「GON!」に送るデータ原稿の整理が終わり、編集部へファックスして寝る。

 午後遅く起きて、やっと『ハイカラ事件帖』のシナリオに戻る。が、集中力を回復するのに時間がかかり、あまりはかどらない。ヤバイ、早くまとめてしまわないと次の仕事に影響してしまう。

 ということで、日付けが変わるあたりで『ハイカラ事件帖』のシナリオを中断し、「GON!」に送るまんが本のコピーを取りにコンビニへ行く。深夜のコンビニで大量のまんが本をコピーしている姿は自分で見てもかなり怪しい。

99/01/05
 今日が『ハイカラ事件帖』のシナリオ第1稿UPの予定日だったのだが、まだ手が付かない。仕方ないので、今日も「GON!」の仕事の続きをやる。昨日今日と2日間こたつに座りっぱなし。本来、まんが家や作家というのはそういうものなんだろうけど、ぼくは2日外へ出ないと窒息しそうになってしまうんだよね。く…苦しい…。

99/01/04
 『ハイカラ事件帖』のシナリオを書く予定だったのだが、あまり筆が進まないので中断。先に「GON!」に渡すデータ原稿作成の方を片付けてしまうことにする。書庫から出してきたまんが本を山積みにしての資料調べ。さほど頭は使わないからいいが、見落しがあるといけないので、集中力と手間と時間が猛烈にかかる。ふ〜っ。

99/01/03
 ふと気づけばもう正月三が日が終わろうとしているではないか! 今日はさっそく仕事初めとして、『ハイカラ事件帖』第2話のプロット立てをする。本当は2日からやる予定だったんだけどね。

 夜、「GON!」編集部の小松氏から電話があった。本当は年末に渡す予定だった仕事が、先方から連絡がないのを幸いにまだやってなかったのだ。ううむ、早くもにわかに忙しくなってきた。今年も仕事に追われまくる予感が…(笑)。

99/01/02
 ようやく帝釈天へ初詣に行ってきた。人出は多かったけど、賽銭をのぞくと今年は去年よりお札が少なかったようである。これは景気回復の兆しか、その逆か?

99/01/01
 新年明けましておめでとうございます。本年も allnightpress.com をよろしくお願いいたします。まもなく午前3時になるところです。この monologue の更新を終えたら、地元柴又の帝釈天へ初詣に行って参ります〜。今年がみなさまにとって良い年になるようにお願いしてきますねっ。お賽銭は…よーし、思いきって500円だっ!!

 …と思ったんだけど、あまりにも寒いので挫折してテレビを見て寝ることにする(笑)。

 午後、まんが家の里見桂さん宅で開かれる元旦恒例の新年会にお招ばれした。 snap photo


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