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そのあと古本屋街を2時間ほど歩き、資料本や資料でない本などを両手いっぱい購入する。
夜、「少年ガンガン」編集部のN川さんと、昨日送っておいたプロットについて電話で打ち合わせ。ディティールについて詰めを行ない、ふたたびここからシナリオを起こすことになった。
夕方、集中力が落ちてきたので、柴又名画座を開館。『HAIKARA事件帖』のイメージがふくらめばと探偵映画を見る。ダシール・ハメットの原作をW.S.ヴァン・ダイクが監督して1930〜40年代にヒットした、夫婦探偵ニック&ノラシリーズの第1作『影なき男』を上映。 comment and picture
夜、「少年ガンガン」編集部のN川さんと電話で『マジック・マスター』打ち合わせ。
昨日は電話で話をしていても、お互いにあまりいい対応策が思い浮かばなかったのだが、今日は、N川さんが問題点をレポート用紙に箇条書きで整理してくださったので、そこからもつれた糸がほつれるようにすらすらと話が展開し、「それじゃ、これでもう一度プロットをまとめてみましょう」ということになった。
深夜、ガストへ行ってプロットを書き、編集部へファックスで送る。
夜、エニックス編集のN川さんと、今朝ファックスで送っておいた『マジック・マスター』第2話第2稿について打ち合わせ。N川さんから「まだキャラの気持ちが描ききれていないですねぇ」という厳しい指摘を受ける。結局、電話では方向性がまとまらず、明日、もう一度電話で打ち合わせをすることになった。
終日、遅れている『マジック・マスター』第2話の第2稿を書く。
深夜、ガストへ行く。
あ、しまった、選挙行かなかった。
夜は「少年ガンガン」の『マジック・マスター』第2話の第2稿を書く。
深夜1:00、例によってガストへ行くが、今日は週末なのでものすごく混んでいる。店全体がワーンとなってる感じ。
それで周りの人を観察してて気づいたんだけど、用もないのにたむろしている若者たちの3組に1組の話題が携帯電話のことだった。「携帯の着メロがどうの」とか「iモードがどうした、CdmaOneがどうした、ドッチーモがどうした」とか、そういうの。特にやめてほしいのが、着メロ自慢が始まると、みんなで♪ピロリロピ〜と、着メロを鳴らしまくること。ほかに話題はないんかい!
帰宅後、柴又名画座を開館。本日のプログラムは、前回の『ロリータ』に続いて、日本版悪女小説の古典を、安田道代の主演で映画化した『痴人の愛』を上映。 comment and picture
18:30、神保町へ移動し、新企画社で、新企画社編集S木さんと小学館S藤さんと、ドラえもんインターネット本2の進行について打ち合わせ。
新企画社編集長の渡辺くんもいたので、もうひとつ、またまた執筆が中断している単行本企画について、現在の状況を説明。来週には第1章の書き直しを渡すと約束する。
帰宅後、さすがに疲れて深夜まで眠ってしまい、起きたら午前2時。仕事をするには気力が不足していたので、柴又名画座を開館することにする。作品は、先日 WOWOW で放送された、エイドリアン・ライン監督版の『ロリータ』である。 comment and picture
あ、06/18の『旅の重さ』のコメントも書いたので、読んでね。
ところが、こんなに忙しいというのに、先日買ったパソコン雑誌に気になる記事を見つけてしまった。「大容量ハードディスクをサポートしていないパソコンで、大容量ハードディスクを認識させる方法」というのが掲載されていたのだ。
実は、ぼくは今年の2月15日に8.4GB のハードディスクを買ったんだけど、それが認識しなくて、導入をあきらめていたのだ。
そこで、もしかしたらその方法で、ぼくの眠っているハードディスクが目覚めるかも、と思ったら、いくら忙しくても試さずにはいられなくなった(笑)。
その方法というのは、HDDメーカーのホームページで、大容量ハードディスクを認識させるソフトウェアを入手し、それを利用するというもの。
そこでさっそく、ぼくの買ったHDDのメーカーである WesternDigital 社のホームページをチェックすると、あったあった。DataLifeguard というツールが公開されていた!
それはそうと、目先の仕事を片付けなきゃならんちゅーことで、夜は、ドラえもんインターネット本2の原稿を書く。
朝7時まで仕事をして「さあ寝よう」と思ったら、衛星劇場で『旅の重さ』が始まった。この映画は劇場やビデオで何回も見ているし、今日の放送もビデオに録画してるから、途中まで見て寝ようと思っていたら、けっきょく引きこまれて最後まで見てしまった(笑)。ということで、本日の柴又名画座は、斉藤耕一監督の映像美と石森史郎脚本の詩的なモノローグの美しさと主演の高橋洋子の若々しい魅力がいっぱいの『旅の重さ』を上映。 comment and picture
…と思っていたら、深夜1時過ぎ、「オースーパージャンプ」編集部のM沢さんから電話があって、先日送った『HAIKARA事件帖』第8話のシナリオを編集部で回覧したところ、「犯人がバレバレでは?」との意見が出されたという。犯人バレバレはまずいので(笑)、急きょ、シナリオの一部を修正することになった。
ということで、ノートパソコンをかばんに詰めてガストへ急行し、シナリオの書き直しを行なう。
結局、朝8時ごろに完成。ファックスで編集部と里見桂さん宅へ送る。
帰宅後、すぐに仕事を始めようと思ったが、睡魔に耐えきれず爆睡してしまった。
夜中にごそごそと起き出して、資料ビデオを見る。
深夜、またまた車でガストへ。最近、仕事が煮詰まってくるとガストへ行くというパターンが定着してしまった。一種の逃避ですね。
仕事中にコーヒーを飲み過ぎて眠れなくなったので、ビデオで『刑事コロンボ』第35話「忘れられたスター」を見る。年老いた往年の名女優の悲哀を描き、映画『サンセット大通り』を思わせる物語が泣かせる。
仕事を残しているのですぐに帰宅。『HAIKARA事件帖』の第2稿を書き上げて、編集部と里見桂さんの仕事場へファックスで送る。
夜、「オースーパージャンプ」編集部のM沢さんと第2稿について電話で打ち合わせ。一部を修正することになる。
あー、しかしついに梅雨入りしてしまった。実は、まだこたつの蒲団を完全に干してないんだよね。この季節、我が家のベランダは午後1時ごろまでしか直射日光が当たらない。ところが、いつもぼくが起きるのが午後1時ごろだから、ふとんを干すヒマがないのである。梅雨明けまでこたつ蒲団を出しておくか、このまま気にせず片づけてしまうか。しかしそれだと冬になって、その蒲団を出したときに恐ろしいことになっているかも。
深夜までに、第3章まで書き上がったので、e-mail で編集部へ送る。
14:30、渋谷のシアターDで開かれたウイザーズイン主催のマジックショー「ウイザーズ・ナイト」&「コンジャラス・ナイト」の取材に、N川さんと共におじゃまをする。
取材とはいっても、今回は、まんがの下地としてマジックを生で見学させていただくということが目的なので、観客のひとりとしてぞんぶんに楽しませていただいた。やっぱりマジックは、テレビで見るよりライブで見た方が楽しさが格段に上です。
因みに、今年の1月にも、このシアターDで開かれた「ウイザーズ・ナイト」を取材させていただいているんだけど、今回はさらに盛況で立ち見もいっぱい出ておりました。
帰宅後『HAIKARA事件帖』の第2稿を書く。
深夜、昨日忘れた腕時計を受け取りがてら、ガストへ行って仕事の続きをやる。
帰宅後、また紅茶を飲み過ぎて眠れなくなったので、ビデオで『刑事コロンボ』第34話「逆転の構図」を見る。ギャグが散りばめられているコロンボにしてはライトな展開。ネタとしてはちょっと強引すぎたか。
深夜、『HAIKARA事件帖』のシナリオ第1稿が完成したので、ファックスで編集部と里見桂さん宛てに送る。
深夜、飽きてきたので、例によって気分転換のために、車でファミリーレストラン・ガストへ行ってシナリオの続きを書く。
帰宅後、すぐに寝ようと思ったんだけど、ガストで紅茶を飲み過ぎたせいか、ぜんぜん眠くないので、柴又名画座を開館。本日は、放浪の天才画家・山下清を小林桂樹が演じた『裸の大将』を上映。 comment and picture
15:00、同じく神保町の新企画社へ立ち寄って、編集のS木氏と、ドラえもんインターネット本2の打ち合わせをする。
17:00、新宿へ移動。次の予定までちょっと時間があったので、ファーストキッチンに入って先ほど買った資料本を読む。と、その本の中に別の参考文献が紹介されていた。そこで、もしその本も売っていたら買おうと、急きょ店を出て、新宿南口の紀伊國屋書店へ向かう。
19:00、重い本を抱えて、徒歩で西口高層ビル街へ。ホテルセンチュリーハイアットで、エニックス「少年ガンガン」編集部主催のお食事会が開かれ、それにお招きいただいたのである。
参加したメンバーは、「ガンガン」への寄稿家がぼくを含めて4名。それに編集部員10数名を加えて合計20名弱の内輪の集まりであったが、それだけにアットホームでなごやかなお食事会となった。この一次会は3時間でお開きとなり、みんなは二次会へ向かったようだが、ぼくは仕事を残していたので帰宅する。
帰宅後『HAIKARA事件帖』の次回シナリオ執筆にとりかかる。
帰宅後、ノートパソコンを持って近所の喫茶店へ行って仕事をしようと思ったら、久々に行ったその喫茶店が美容室に変わっていた。ガーン、古いけど落ち着ける店だったのに…。仕方なくマクドナルドで『昭和駄菓子屋おもちゃ館』の原稿を書く。