入り口では御茶ノ水博士とヒゲオヤジ先生がお出迎え。スタッフの女性がポラロイドで記念写真を撮影してくれた。会場には他にアトム、ウラン、ハムエッグもいたぞ。
手塚治虫100年祭

 1998年1月23日、赤坂プリンスホテル五色の間において、手塚治虫100年祭が開かれた。「100年」というのは、今年は手塚治虫生誕70年の年であり、さらに手塚プロダクションの設立30年の年でもあることから、それを合計して100年なのだという。
 会場には手塚プロダクションの出版物やイベントのミニチュアなどがズラリと展示され、出版、放送、映画各界のそうそうたるメンバーが一堂に集まった。


音羽ゆりかご会の少年少女たちが鉄腕アトムの主題歌を披露してくれた。司会の水島裕が「皆さんもご一緒に!」と言ってたけど、そんないきなり歌えないよねー(笑)

パーティで出会った知り合いパート1
 左から、作家で映像作家でもある、平山夢明(別名デルモンテ平山)くん、同じく作家で火曜サスペンス劇場などの脚本も書く、小林弘利くん。ともに学生時代からの自主映画仲間だ。
 そしてまんが評論家の村上知彦氏、サン出版「ジュネ」編集長で、別名でまんが評論も書いておられる佐川さん。佐川さんはぼくの大学時代の所属サークルWMCの先輩でもあるのだ。
 ほとんど知り合いはいないんじゃないかと思ったら、ザクザクいました(笑)。他にも小学館の編集者たくさんたくさんなど。

パーティで出会った知り合いパート2

潮出版社の、「コミックトム」編集長・浮田さん(左)と、西田部長
まんが家で、最近は恐竜専門家としてテレビ等で活躍するヒサクニヒコ先生。おもちゃコレクターの大先輩でもある。

 会場には、メインの料理のほかに、手塚作品にちなんだ料理のコーナーも設けられていました。例えば『三つ目がとおる』にかけて「みつ豆」(写真左)、『どろろ』にかけて「とろろかけご飯」(写真右)。その他『シュマリ』にかけた「シューマイ」『バンパイヤ』にかけた「テリーヌのパイ包み焼き」『マグマ大使』にかけた「マグロのステーキ」…。
 トホホホー。くるしい〜〜〜(笑)!! でもせっかくだから一応、ひととおり食べましたー(シューマイだけ品切れ)。

 手塚治虫先生のご長男で、ヴィジュアリストの手塚眞くん(右)。帰り際にやっと話ができました。
 彼は5月から、映画『白痴』のクランクインが控えているのだそうで、かなり多忙そう。秋ごろ、用事があって何度か連絡を取ろうとしたときなんて、ホンットつかまらんかったもんね。彼とも自主映画時代からの映画仲間なんだよね。お招きありがとーーー。

 左から手塚くん、前出の小林弘利くん、そして右は小林くんの奥様である。お子さんがいるとは思えない若々しさですネ。

 てなわけで、懐かしい人にもいろいろ会えたし、何より手塚ファンのぼくとしてはヒジョーに幸福な2時間を過ごして帰宅したのでありました。左は、会場にお持ち帰り自由で山積みになっていた、西武ライオンズのレオマークの焼き印入りドラ焼き。ポケットにねじ込んで2個ゲット(笑)。
 右は、おみやげにいただいた木製のブック型置時計。手塚治虫の絵が彫刻されている。


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