『熱い賭け ザ・ギャンブラー』 (1974年 アメリカ作品)

原題/THE GAMBLER
製作/アーウィン・ウィンクラー、ロバート・チャトフ
監督/カレル・ライス 脚本/ジェームズ・トバック
撮影/ビクター・J・ケンパー
音楽/ジェリー・フィールディング
出演/ジェームズ・カーン、ローレン・ハットン、ポール・ソルビノ
カラー 111分
 大学教授がギャンブルにハマっていく様を淡々と描いた背筋の冷たくなるようなドラマだ。
 母親に銀行から金をおろしてもらって、ようやく4万5千ドルの返済額が揃ったのに、またそれを賭けにつぎこんでしまう教授。あ〜あ、やめときゃイイのに、と思いつつも、展開に引きこまれてしまいます。ジェームズ・カーンの無表情な演技がいい。
 ぼく自身は、ギャンブルはまったくやらないんだけど、ぼくの場合は、自由業で不安定な生活そのものがギャンブルみたいなものですからね、身につまされる部分が多分にあって…いや、誰でもこういう悪の誘惑にハマりこんでいく気持ちというのは、共感できるものなのかも知れませんね。
 途中、ツキを取り戻したかに見えた主人公が、実は裏で大損していた、というあたりの展開は、脚本の見事さにうならされました。

(1999/11/09)


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