Top monologue 2001/05/26 Back

「マジックマスターズオープン2001 in 大和」を取材
(2001/05/26-27)

プロアマ問わず、オープンの場で日本最高のマジシャンを決める大会、それがマジックマスターズオープンだ。今年は神奈川県の大和市で2日間にわたって熱戦が繰り広げられた。この大会には、ぼくがシナリオを書いている「少年ガンガン」連載中のマンガ『マジック・マスター』で協力&応援してくださっているマジシャンの皆さんも多数参加している。ということで、今年も取材に行ってきた!!
 今回、優勝候補のひとりだった、『マジック・マスター』で監修&コラムを担当してくださっているプロマジシャンの秋元正さん。自分の子供のころの懐かしいモノクロ写真を使ったマジックを披露してくださった。決勝戦まで勝ち残ったものの、惜しくも敗退。準優勝を勝ち取った。

 ぼくが毎回イチバン応援しているのがこの人、プロマジシャンのかみや陽子さん! 彼女の魅力は、その美しさは言うまでもないけど、それ以上に、人知れぬ不断の努力に裏打ちされたマジシャンとしての実力が備わっていること。間もなく写真集も発売されるとのことで、今からものすごく楽しみなのだった。この日は彼女を追いかけてNHKのビデオカメラも取材に来ていたりして、彼女の周りには常にたくさんの人が集まっておりました。

 そしてこの人(写真右)が、今年大学を卒業し、プロマジシャンへの道を歩み始めたばかりの高橋浩樹くん若干21歳。並み居る強豪を打ち倒し、優勝の座を勝ち取ったのは何と彼だった!!
 彼のマジックは、まだ粗削りながらひとつひとつの動作やアイデアに情熱が感じられ、見ているものを感動させる(時にはヒヤヒヤさせる)吸引力がある。
 昨年は、テレビ朝日のゴールデンタイムに放送されていた番組で、アメリカのマジックキャッスルのオーディションを受けて見事合格、さらに水中脱出マジックに挑戦するなど、根性を見せていた高橋浩樹くん。
 というわけで、ぼくも応援はしていたんだけれど、まさか優勝してしまうとは思いませんでした(失礼!!)。そういった意味でも、今年の大会は昨年にも増して盛り上がったのだった。

 大会後のレセプション会場にて、左から秋元正さん、昨年までの3大会連続優勝者であるプロマジシャンの緒川集人さん、そして今年の優勝者高橋浩樹くん。ビッグ2と新たにそのビッグの仲間入りを果たした新人プロマジシャンの顔合わせ。
 しかしこうして優勝してみると、浩樹くんも堂々として立派に見えるから不思議なものですね。とにかく皆さんお疲れさまでした。そして浩樹くん、おめでとう!!


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