Top monologue 2000/08/19 Back

 ツーカーを解約して購入したのは、NTTDoCoMoの、携帯電話とPHS両方の機能を併せ持った複合機ドッチーモのiモード対応版であるスーパードッチーモSH821i。シャープ製でカラー液晶。代金は、税込み契約料含む14,490円(ドッチーモは契約手数料が携帯とPHSの両方にかかるので2倍の6000円となる)。
 色はシルバーとホワイトがあるが、シルバーは在庫切れでホワイトしか選べなかった。女っぽいが仕方がない。しかし、さらにそこに近所の小学生からもらったキティちゃんのストラップをつけたら、ますます女っぽくなってしまった。いや〜ん。

 当初はドッチーモではなく、普通のiモード携帯にするつもりだったんだけど、どの機種も一長一短で決めかねたため、基本料金が若干割高になるけど、思いきってドッチーモのこの機種に決めたのだ。
 ぼくの周りではドッチーモを使っている人はいないので、事前に感想は聞けなかったが、結論から言うと、ドッチーモは大正解でした。
 携帯とPHSどっちでも送受信できるのだから、とにかく通話可能エリアが格段に広い。おまけに前に使っていたツーカーは1.5GHzだったために、ちょっと建物の中へ入るとすぐに圏外になってしまったが、DoCoMoは800MHzのため、建物の中でも意外に強いのだ。もちろん、ぼくが使っていたツーカーの端末はすでに2年前のものだったから、技術的にも進歩しているせいもあるのだろう。
 それに当たり前だけど、DoCoMoで通じずツーカーで通じた場所もたくさんあったので、そのあたりは一概に言えませんので、念のため。

 それからドッチーモの月額使用料も、以前よりかなり安くなっている。
 ドッチーモプランという料金体形を使うと月額8,400円。この中には3,800円分の無料通話料金が含まれている。さらに、そこに1年間の長期契約したときに適用される「いちねん割引」プランを併用すると、月額7,390円となる。ぼくの場合には、ここにiモード使用料300円と留守番電話使用料300円が加わることになる。
 しかし、ぼくが初めて携帯電話を買ったころのDoCoMoの月額基本料金が確かちょうど7,000円くらいで、もちろんそこには無料通話料など含まれてなかったから、当時から見れば、これでも格安の料金ということになる。

 端末の操作性もかなり向上している。さまざまなコマンドを覚えなくても、メニューから選択することができるのだ。
 カラー液晶もグッド。若干コントラストが低いことと画面が小さめなことを除けば、明るさは十分だしかなり見やすい。
 相手の声もかなり聞きとりやすくなった。ハイパートークになって昔の携帯電話と同じフルレートに戻ったからだ。ツーカーも最初に買った機種はフルレートだったからけっこうよかったのに、機種交換をしたらハーフレートになってしまったため、音質は最悪になってしまった。それに、ぼくの端末では、ツーカーのクリアボイスというのは、まったく効果がなかったように思う。

 ということで、まー入手するまではいろいろありましたが、結果的にはひじょうに満足。末長く使える端末だと思っています。皆さん、ドッチーモおすすめですよ!
 ただし現時点ではiモードも使えるスーパードッチーモはNEC製のN821iと、このシャープ製のSH821iの2機種しかなくて、NEC製はモノクロ液晶だから、選ぶとすると、シャープしかなくなってしまうんですけどね。
 NEC端末はモノクロだけど液晶画面が大きいので、それでもいいかと思うかもしれませんが、これから買うならカラーでなければだめでしょ。
 雑誌などの「大画面の魅力も捨てがたい」などという無責任な記事に惑わされてはいけません。携帯電話やパソコンのように、最新技術が使い勝手に直接反映するような進化途中の機械を買うときには、可能な限り最新のものを選ぶべきである、というのは、ぼくが長年失敗を繰り返してきた経験から言う体験談であって、単なる好みを言っているわけではありません。
 とくにiモードがやりたいと思って買うならば、これからはiモード対応ホームページもカラーコンテンツが中心になっていくはずだから、カラー液晶にしないとぜったい後悔します。


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