今夜のパーティでは、プレゼント交換会があって、ひとり1000円〜2000円程度のプレゼントを持参し、交換することになっていた。でもって、ぼくがもらったのはパーティ用の変装セットであった。

 左は、パーティの途中で、突如トイレから現われ、我々のパーティに乱入してきた、自称イタリア貴族のアルバトロス公爵である。公爵は召使いのノムラードと一緒にイタリアの古城に住み、クリスマスが近くなると社交界の人々を集めて、仮面舞踏会を開くのだという。

 続いてこちらは、自称・スペイン系ブラジル人のペドロ氏。しかし実はメキシコ人であるとのうわさもある。フローズンダイキリが大好き。しかも隣のテーブルに座っている女性のフローズンダイキリを勝手に飲んでしまうという陽気で気さくなラテン系青年である。
 同じラテン系少女小説家であるミエーノ・タカセラッティ女史は彼を見て、「この人となら結婚してもいい!」と叫んだ。
 しかしペドロ氏はというと、陽気なラテンジョークで女史からの逆プロポーズをサラリとかわしたのだった。うーん、ダンディ。
 ところで、後ろでウケまくっているのは、どうやら芸能人の大竹まことであるらしい。

 それにしても…、先日の小学館の謝恩パーティで会った友人たちも、ほとんど年内の仕事は終わったと言ってたけど、この日も、同じ業界の仲間たちはほとんど今年の仕事は終了だと言っていた。なんでだーー。
「明日、古書店巡りをやるけど一緒に行かない?」「日曜日に『ゴジラ2000』を見に行くけど行かない?」などといろいろお誘いを受けたが、すべて丁重にお断わりして、終電間際に、家路を急ぐ。


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