訪れたのはこの工場。これは埼玉の常磐自動車道から見える工場で、以前から気になっていた場所だった。今回、新企画社の単行本でイラストレーターに絵を描いてもらう作画資料としてここがイメージにぴったりと考え、撮影に訪れたのだ。
 ところが工場というのは敷地が広く、周囲が高い塀で囲まれていて、近づけば近づくほどどこにあるか分からなくなってくる。結局、周囲を走り回っても見つからず、一度わざわざお金を払って高速に乗り、上から場所を確認して(流山まで行って)また引き返してきて、それでようやく目的地へ到達したのであった。
 到着したのは午後4時過ぎ。明るいうちと日が暮れて電灯がついてからと両方撮影をしたかったので、もはやギリギリの時間でありました。

 午後5時半、建物全体の照明が点灯し、ご覧のような威容が姿を表わす。ねっ、ブレードランナーチックでしょ。
 さらに周囲を徘徊した結果、この工場と隣接する公園との境の金網に破れ目を発見。コッソリと敷地内へ忍びこんで、間近かからの撮影にも成功したというコトは誰にも内緒である。
 因みにこの公園の閉門時間は6時だったのでこれもギリギリセーフ。まったくラッキーでありました。

(QV-10Aで撮影)



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