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monologue
< または日記 の・ようなもの >
2002.05


02/05/29〜30
 終日、『HAIKARA事件帖』の次回原作第1稿を執筆。

 筆が止まるたびに、場所を変え、ジョナサン、ガスト、マクドナルドを放浪する。

02/05/27
 13:00、車でいつものオートバックス新小岩店へ行く。予約してあったカーナビのバージョンアップ版ハードディスクが入荷したという連絡が入ったので、さっそく交換してもらうためだ。
 ぼくが使っているナビは、パイオニアのハードディスク・サイバーナビ CAROZZERIA AVIC-XH07V。つい先頃、これの新型が発売されたんだけど、それと同時に、旧モデルのバージョンアップについての発表もあったのだ。
 バージョンアップの方法には2種類あって、ユーザーがどちらか好きな方を選択できる(もちろんバージョンアップしなくてもいいんだけど)。
 まず第一の方法が、5月下旬に発売されるバージョンアップ版ハードディスクを購入し、それを現在使用中のハードディスクと丸ごと入れ替えてしまうという方法。
 そして第二の方法は、ナビ本体から現在使用中のハードディスクを取り外してパイオニアへ返送し、中味をバージョンアップしてもらってまた送ってもらうというもの。当然、こちらの方法の方が値段は安くなる(予想価格2万円台中盤?)。ただしこちらは8月下旬ごろにサービスが開始される予定なのだ。
 バージョンアップ版ハードディスク(正式名称は、CNHD-200 HDDナビゲーションマップVo.2 インストール済みHDD)の価格は税別定価 55,000円とかなりの高額だが、中味を書き換えてもらう方法だと、8月まで待たなければいけない上に、本体からハードディスクを取り外してしまうので、ハードディスクが戻ってくるまで一時的にナビが使えなくなってしまうのだ。これは迷わずフンパツしても5月にバージョンアップするべきでしょう。ということでこの情報を知ったその日にオートバックスへ電話を入れ、最速で入れてくれるように予約をしてしまったのである。
 そして入荷が25日、受け取りは2日後になってしまったが、ネットの掲示板を読むと、店によっては「6月末まで入荷待ちと言われた」なんていう書き込みもあったから、最速の入荷に大満足なのである。
 交換作業はおよそ30分強で終了。ハードディスク本体は定価販売だったけど、交換工賃はサービスしてくれた。さっそく自宅までの道をナビに案内させてみるが、正直、ちょっといじっただけではあまり違いが分からない(笑)。動作時のチャイムが、今まで「ピボッ」と言ってたのが、「ピコリーン」という音に変わったくらい。それ以外に、地図が間違ってた部分が修正されたかどうかなど、チェックしてみたい部分はいろいろあるのだが、あいにく仕事が押しているため、今日はここまで。
 何だ、これじゃそんなに急いでバージョンアップしても、ほとんど意味ないじゃん!!(←それは言わないで!!)

 18:00、仕事を中断して、電車で東銀座へ。今日は銀座のバーで、マジシャンのかみや陽子さんとMistyミュウさんの出版記念パーティがあって、それに出席する予定なのだ。

 19:00、少し早めに銀座へ到着。喫茶店でノートパソコンを出して仕事をしながら、オークションにも入札。無事にトイガンを落札して、ひとりほくそ笑みながら仕事に戻る。

 20:30、ひと区切りついたところで、あわててパーティ会場へ駆け込む。が、まだ三々五々人が集まりつつある状況だったのでホッとする。パーティは、いつもの常連メンバーに加えて、初対面の人ともお話が出来て、大変楽しいひとときを過ごした。
 やがて、いつものようにウイザードインのマジシャンの面々が、マジックを披露してくれることになり、ウイザードイン代表で『マジック・マスター』の監修者でもある柳田昌宏氏がマイクに向かってこう言った。
「今から、私たちが各テーブルを回りますので、どんなマジックを見せてほしいか、リクエストしてください」
 すると、ぼくの向かいに座っていたマジシャンのマスター仁さんが、いたずらっぽく笑いながら、ぼくにこう耳打ちをした。
「黒沢さん、柳田さんが来たら“今まで見たことのないマジックを見せてください”って言いましょう」
 そして柳田さんがぼくらのテーブルへやってきた。
柳田「さて、どんなマジックがいいですか?」
マスター仁「今までに見たことのないマジックを見せてください」

 柳田さんは、一瞬、エッと固まったように見えたが、その後、真剣に考え始め、およそ5分後、プロマジシャンのマスター仁さんと、同席していた同じくマジシャンの中里としおさんをもうならせる素晴らしいカードマジックを見せてくれたのだった。
 だたし、それから間もなくすると、柳田さん、かなりお酒が回られたらしく、マジックも失敗続きでだんだんとボロボロになっていったのだが……(笑)。
 と、そんなこんなであっという間に時間が過ぎ、ふと気付いてみれば、すでに終電近い23:30!! あわてて会場を辞して帰路につく。デジカメを持っていくのを忘れちゃったんだけど、他の参加者の人に、かみや陽子さんとのツーショットデジカメ写真を撮ってもらった。あとでデータもらわなくちゃ。

02/05/26
 ずっと箱書き(ストーリーの全体を見渡す構成案のこと)で悩んでいた次回『HAIKARA事件帖』だが、ようやく構想がまとまり、執筆を開始する。だが、本当は月曜か火曜までには第1稿を完成させる予定だったのだ。

02/05/25
 夜、N川さんから携帯に電話があり、昨日送った『マジック・マスター』次回シナリオ第7稿を、さらに若干、修正して欲しいという依頼があった。そこで急きょ深夜に執筆。改訂第8稿をe-mailでN川さん宛てに送る。

02/05/24
 N川さんと電話で打ち合わせ。その内容を踏まえて、『マジック・マスター』次回シナリオを修正し、第7稿を完成。深夜、ファックスでN川さん宅へ送る。

02/05/22
 15:00、護国寺の某出版社で、編集のW辺さんと新企画のプロット打ち合わせ。連載の合間を縫っての新企画の打ち合わせというのは、精神的にも時間的にもかなりシビアだけど、新しい話だけに新鮮でワクワクするものがありますね。

02/05/18
 終日、『マジック・マスター』次回シナリオ第6稿を執筆。

 34:00(翌朝10:00)過ぎ、完成した原稿を、ファックスでN川さん宅へ送る。

02/05/17
 護国寺の某出版社用の新企画プロット第1稿を完成、ファックスで編集部へ送る。

02/05/15
 13:00、『マジック・マスター』次回シナリオ第5稿が完成。ファックスで編集部へ送る。

 18:30、新宿西口の談話室・滝沢で、「少年ガンガン」編集のN川さんと、次回『マジック・マスター』シナリオ第5稿について打ち合わせ。今回は、前回よりは少しは順調に進んだようだ。が、2月の大幅なスケジュールの乱れがまだ尾を引いているのだ。N川さんに「もう少しスケジュールを詰めないと後々つらくなります」クギを刺された

02/05/14
 終日、『マジック・マスター』の次回シナリオ第4稿を執筆。本当は今夜までには完成させてN川さんと打ち合わせをする予定だったのだが、あいにく完成せず。書きかけの状態で第4稿をファックスで送り、電話で打ち合わせ。ストーリーの方向性の確認をして、打ち合わせは明日に延期となった。N川さん、いつもご迷惑をかけて済みません。

02/05/13
 午後、リモコンドアロックのやりかけていた作業の続きを行なう。実は、先日は時間切れで、ハザードランプを点滅させるためのパラレルダイオードの接続がまだやってなかったのだ。これは、ハザードランプの線が見つかれば、ただそこに配線図通りに接続するだけで、実に簡単なことなんだけど、ステアリングコラムの下の、ハザードランプへ続く配線が入っているはずのコード類はビニールで厳重に被覆されており、素人がこれを破るのはためらわれた。そこで、やむなく配線をエンジンルームまで引き回し、ハザードランプの直後から分岐させることで作業が完了。このまるで素人的で場当り的な配線は、あまり人には見せたくないですね。

 それから、うちのL型パジェロは、もともとリアゲートに電磁ロックモーターが付いていて、運転席からボタンで開閉できるようになっている。そこで試しに、集中ドアロックユニットからの配線を、そのモーターのスイッチにもつなげてみた。すると、リモコン操作で、リアゲートのロックもオン・オフが出来るようになった。これで我が愛車にも新車と全く同じリモコン集中ドアロックシステムが備わったのである。

 出来栄えに満足して、家の前で無意味に動作させてみたりしていると、ふと悪魔が耳元でこう囁いた。

「パワーウインドウも便利だよ」

と……。
 確かにリモコンドアロックと同様、後付けタイプのパワーウインドウも発売されている。しかしぼくは大人だ。そんなものを取り付けてる時間的余裕はないし、ディーゼル規制であと4年弱しか乗れないことが決まっているディーゼル車に、これ以上お金をかけてどうするというのだ。そう思って、リモコンドアロックだけで満足することにした……この時は……。

02/05/11
 昨日のリモコンドアロックの誤動作が気がかりだったので起きてすぐにTo-FiTに電話をして状況を説明する。するといとも簡単に「それだったら、茶色と白色の線を逆に接続してみてください」との回答が返ってきた。しかし不安になって「で、でも説明図に書いてあるのと反対につなげるんですか?」と聞き返すと「電機部品と言うのは、いろいろなつなぎ方があるんですよ」というアバウトな答え。そして「それでダメだったらまた電話ください」とのこと。
 うーむ。半信半疑ながらも、言われた通りに接続を逆にしてみた。するとアラ不思議、全く正常に動作するではないか!! 昨日、ああでもないこうでもないと悩んでたのがまるでウソのようである。しかしなぜ逆配線……。ま、いっか。ということで、不安は解消され、今日からぼくの愛車も大手を振ってリモコンドアロック装着車となったのである。

02/05/10
 午後、昨日届いたリモコンドアロックと集中ドアロックのキットを、愛車1987年式パジェロに装着する。購入したのはTo-FiT(ツーフィット)社製のキットで、価格はリモコンドアロックが雑誌P&Dマガジン特価で6,800円、2ドア用集中ドアロックセットが15,000円、ドアロックのオン・オフに連動してハザードランプを点滅させるためのパラレルダイオードが1,800円、値引きが-1,000円で、税・送料・代引き手数料を入れると、合計23,730円也、である。
 とにかく、仕事もかなり押しているので、車いじりなどしてる場合ではないんだけど、暑い季節になる前にやっておかないと、自宅前の路上での作業は焦熱地獄となってしまうので仕方がない。本日は曇り。体感気温21度。車いじりに最適の日だ。
 最初、お店で装着してもらおうと思ってオートバックスに工賃を尋ねたら、3万5000円とか言われたので、あきらめて自分でやることにした(笑)。古い「P&Dマガジン」にこのドアロックキットの装着レポート記事が掲載されていて、それを見るとそれほど難しい作業ではなかったので、できないことはないとは思っていたんだけど、ぼくの場合、往々にして何らかのトラブルに見舞われるケースが多いので、今回も無事に済むとは思えなかったのである。
 そしてその予想は的中し、作業開始直後、最初に手を付けた部分でいきなり難関が立ちはだかった(笑)。ドアの内張りをはがすためにウインドウの開閉用レギュレーターハンドルを外そうと思ったら、この外し方が分からないのだ。どこを見ても外すためのネジが見当たらない。フツーは、ハンドルのアームにかぶっている樹脂カバーを外すとその奥にネジが隠れていたりするんだけどナー……と悩むこと15分。あきらめていつもの東京東三菱自動車へ駆け込み、サービスの人に聞いてみた。するとパジェロのハンドルは、ハンドルと内張りの間に入っている樹脂製のリングを無理矢理曲げて、その隙間からL字型に曲った金具を差し込み、そこにはまっているU字型のピンを引き抜くのだという。どうりで外から見ただけじゃ分からないはずだ。理屈が分かってしまえば簡単に外れるんだけどね。
 ということで、いきなりのトラブル発生に多少あわてたが、それ以後は、予想に反して(?)、作業は実に順調に進んだ。ドアの内張りを外して、ドアロックアクチュエーター(ドアロックノブを動かすモーター)を装着。この最初にして最大の難関と思われた部分も、およそ2時間弱で無事に完了。
 続いて集中ドアロック本体とアクチュエーターを配線、さらにそこへリモコンドアロック本体を結線。仮に結線してリモコンのボタンを押してみると、見事にガチャッとロックがかかった。大成功!! あとはフロアの内張りをめくって本配線し、余った配線をまとめて内貼りを全て戻せば作業完了。およそ4時間で作業は何のとどこおりもなく完了した。いやー珍しい。
 さっそく動作テストである。リモコンキーのロックONボタンを押す。が、動かない。あれ? おかしいぞ、と思って、ロックOFFボタンを押したら、ドアロックノブがガチャッと動いてロックがかかった。何ッ!? と思ってロックONボタンを押したら、今度はガチャッとノブが動いてロックが解除された。つまり、ONとOFFの動作が全く逆になっているのだ。そんなバカな!? と思って、もう一度内張りをはがして配線を確認してみるが、間違った所はない。うーむ……やっぱり無事には済まなかったか……(笑)。
 しかし、これ以上ハマってると仕事に差し障るし、夕方になってきたので本日の作業はこれまでとした。一応、ドアロックは使えるようになったし。しかし……ONとOFFが逆のボタンというのは何とも気持ち悪いケド……。

02/05/09
 通販で購入したリモコンドアロックと、集中ドアロックセットのキットが届いた。しかし、今日は仕事があるため、装着は明日の予定だ。

02/05/08
 先日、車検の時に代車で借りた車が、新しい車だから当たり前だけどリモコンドアロックが付いていてすごく便利だったのと、最近、仕事でもプライベートでも車に乗る機会がにわかに増えてきたので、我が愛車にもリモコンドアロックが欲しくなり、後付けタイプのリモコンドアロックと、集中ドアロックキットを通販で申し込んだ。

02/05/07
 午後起きて、すぐに着替え、大車輪で銀行と郵便局と区役所の出張所とコンビニampmを回る。連休中にネットオークションで落札した商品の代金の振り込みと、不在配達になってしまった郵便物の受け取りと、ぼくが出品して落札されたカセットデッキの発送と、ジャパンネット銀行への送金用資金の預け入れと、自動車税の納付と、ずっと延滞していて、連休中にとうとう区役所から税金取り立て人が我が家まで来てしまった区民税・都民税の納付のためである。
 各種振り込みは滞りなく行なったものの、税金は何と延滞税1,800円が付いてしまった。もっと早く振り込んでおくんだった……シクシク。

 16:30、電車で神保町へ行き、集英社ロビーで「オースーパージャンプ」編集のW邊さんと、次回『HAIKARA事件帖』の、2度目のネタ打ち合わせ。しかし、なかなか求心的な部分に至らない。ということで、問題点を整理して、明日の里見さんとの打ち合わせまでにぼくの方で、再度煮詰めておくということでお開きとなった。

02/05/06
『マジック・マスター』次回シナリオ第2稿を執筆。夜、完成した原稿をファックスでN川さんの自宅へ送る。「簡単に済ませられる打ち合わせだったら、打ち合わせは電話でやりましょう」という話だったのだが……、深夜、N川さんから電話があり「明日、直接お会いして打ち合わせた方が良さそうですね」と言われる。完成度、イマイチだったか?

02/05/03
 15:00、ゴールデンウィーク真っ只中ではあるが、今日は仕事。電車で護国寺の某出版社へ向かう。そこで編集のW辺さんと、マンガ家さんを交えて企画打ち合わせ。元々、連休中は混雑しているだろうから、どこへも出かける予定はなかったんだけど、周囲が遊び気分いっぱいの時に、ひとり仕事というのはなかなか寂しいものがありますね。ただ、打ち合わせはなかなか充実したものだったので、「仕事をやった」という充実感のある1日ではありました。

02/05/02
『マジック・マスター』次回シナリオ第1稿を執筆。本日、完成したらN川さんと打ち合わせをする予定だったのだが、完成に至らず、N川さん宅へ、ファックスで書きかけの原稿を送り、電話で打ち合わせ。そこまでの時点での問題点を整理して、修正第2稿を連休最終日の6日までに送るということになった。


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