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2012年9月

2012年9月30日

プリンタ新調!

 今まで使用していたエプソンのプリンタが故障してしまった!
 インクがかすれて何度クリーニングを繰り返しても治らない。最低でも週に1~2回は使用しているのでノズルが詰まったとかはないと思うんだが......。
 ネットで調べると、ノズルのクリーニングキットを使うと治る場合もあるというが、それ以外にも、最近、プリントアウトした紙がインクで汚れることもよくあるようになってきたので、そろそろ寿命も近いと思い、新しいプリンタを購入することにした。
 これまで使用していたエプソンのプリンタEP-302を購入したのは2009年の暮れだったから、使用期間2年と9ヵ月。まー、値段からすればいいところですかね。

B003RNRWGM●強力●クリーニング液 (エプソン・キャノン)プリンター用
日本ナノディジタル株式会社

by G-Tools


 さて、そこで今回はどんな機種を買うか。まずメーカーだが、今回はエプソンをやめて他社のものを買ってみることにした。エプソンは6色インクによるカラー写真の表現力の豊かさと、インクの退色が少ないという「つよインク」が売りだけど、ちゃんと純正インクを使っているにもかかわらず目詰まりしやすいのが弱点だ。そこでネットで情報を集めるとキヤノンの方がエプソンより目詰まりしにくいらしい。またこのプリンタメーカー2強を外すとHPとブラザーもそこそこ評判が良いようだ。
 エプソンとキヤノン以外のプリンタを選んだ場合に困るのは、インクがどこの店でも買えるというわけでないところ。しかし最近はインクはたいていネット通販で買っているので、切らさないうちにストックを買っておく習慣をつければ問題ないだろう。

 ともかくプリンタが使えないと仕事に差し支えるので、あまりゆっくりと選んでいる余裕はない。
 ネットで情報を集めたところ、ブラザーの複合機が値段も手ごろで性能もなかなか良さそうである。

 ということでいきなり結論だけど、買ったのはブラザーのインクジェットFAX複合機 MyMio MFC-J825N というモデルだ。
 プリンタのほか、コピー、スキャナ、FAX、メモリーカードからのデジカメ直接プリント、CD/DVDラベル印刷、自動両面印刷、ADF(オートドキュメントフィーダー)機能を備えている。またPCとの接続方法もUSB、有線LAN、無線LANと全部入りだ。これで15,000円を割っている値段は超お買い得!

20120930e.jpg

 じつはこの機種は2011年モデルで、MFC-J840N というこれの後継機種がすでに出ているんだけど、違いはどこかというと、外装の着せ替えができることと、若干印刷スピードが速くなったことくらい。それで1万円弱の価格差があるとなれば、迷わず旧機種でOKでしょう。

 さて、使用してみての印象は、、、
 まず接続は、ぼくはUSBを選んだが、説明書に従うだけでドライバー類のインストールから本体設置まで問題なく完了した。ただしWebページの印刷をサポートするIE用のアドオンソフト「ほーむぺーじぷりんと2」は、最初のドライバやユーティリティと同時にはインストールされず、インストールCDから別途インストールする必要がある。このあたりはマニュアルを先の方まで読んでいかないと書いていないので注意が必要だ。
 またマニュアルはかんたん設定用マニュアルと基本操作マニュアルが紙の冊子で付属するが、PCとの連携マニュアルと高度な使用方法のマニュアル、各アプリケーションのマニュアルは、ばらばらのPDFファイルとヘルプファイルで提供されている。従って情報が分散していて求める情報がどこに載っているのかがちょっと分かりにくいと感じた。
 プリント時の機械音はエプソンのEP-302とくらべると、高周波の音が若干大きい感じ。静かな深夜だとちょっと耳障りに感じるが、騒音レベルはそれほど大きいわけではないので、慣れれば気にならなくなるだろう。
 印刷速度はEP-302よりも若干遅いが、1枚目の印刷が始まるまでの立ち上がりはEP-302よりも速いので、何十枚も印刷するのでなければとくに問題ではなさそうだ。
 ただしハガキフィーダーが最大20枚しか入らないので、年に1度の年賀状印刷ではちょっと面倒になりそうだ。
 印刷品質は、まだ専用紙での高画質印刷は試していないが、普通紙での4色インクによるカラー印刷は普通に納得できるレベル。エプソンより若干コントラストが低い感じだけど、このあたりは好みにも関係してくるので、最初からこれが普通だと思えばこんなものだろう。インクが2色減ったことと、インク単価が若干安いので、ランニングコストもエプソンより抑えられた。

 それと、これはぼくだけの場合かも知れないが、このプリンタに替えて良かったのは、サブPCをファックスサーバーから解放できたことだ。
 どういうことかというと、これまでファックスの送受信は、ファックス専用機ではなくパソコンのFAXモデムと、STARFAX というメガソフト社製のファックスソフトを使って行っていて、送信はもちろん、ファックスの受信の際もPCで受け取り、それを自動的にPCプリンタから吐き出すように設定していた。
 しかし2010年8月にメインマシンを Windows7 のマシンに切り替えたときに、それまで使っていたファックスモデムのドライバが対応しておらず使えなくなってしまった。STARFAXも新しいバージョンに有料でバージョンアップする必要がある。両方買い直すと1万円を超えるので、Windows7マシンへの導入はやめて、それ以来、古い方のXPマシンをそのままファックスサーバーとして使用していたのだ。
 つまり外から送られて来たファックスはまずサブPCで受信し、それをメインPCにつながったエプソンのプリンタにLAN経由で自動転送してプリントアウトする、という設定を組んでいた。
 この環境での問題は、長期旅行に出かけるときも含めてメインとサブ2台のPCの電源を24時間切ることが出来ないということだ。
 ところが今回この MFC-J825N の導入で、その問題が一気に解決した。
 現在はどういうシステムになっているかというと、外から送られて来たファックスは MFC-J825N が受信する。初期値では受信したファックスがプリンタ本体から印刷して吐き出される設定になっているが、これをメインPCに送って画像データとして受信する設定に変更した。
 これで不要のファックスを印刷する必要がなくなり、紙とインクが節約できるし、画像データなので後々扱いやすい。画像データは一般的なTIFF画像である。
 またこのプリンタがFAXモデムより便利なのは、PCの電源が切れていたりケーブルがつながっていないなど、データが送れない場合はプリンタ本体のメモリにデータを保存しておき、接続が再開された時点で自動でデータを転送してくれるということだ。
 これで旅行などの際にPCの電源を落しておいても、ファックスを受けそこなうことはない。
 ファックスは最近はかなり使用頻度は減っているが、出版関係で仕事をされている方の中にはまだまだPCメールではなくファックスを使う人もいるのでどうしても送受信体制は保持しておかなければ不便なんですよねー。
 そこで複合機を買おうとなっても、最近はファックス機能の付いている機種はほとんどなく、さらに低価格で探すとなるとブラザー一択となるのである。
 ということで、ブラザーのプリンタ、なかなかオススメですよ~~~。

B005LDY0NYBROTHER A4インクジェットFAX複合機 MyMio MFC-J825N
ブラザー工業 2011-09-17

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最新機種がいい方はこちら↓

B00916UIE2BROTHER A4インクジェットFAX複合機 PRIVIO MFC-J840N
ブラザー工業 2012-09-06

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ファックス機能が不要で去年モデルでOKな方はこちら↓

B005LDY106BROTHER A4インクジェット複合機 MyMio DCP-J925N
ブラザー工業 2011-09-17

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低機能でいいからとにかく安いの! という方は去年モデルのこちら↓
プリンター○、スキャナー○、コピー○、ファックス×
前面給紙トレー○、オートドキュメントフィーダー×、CD/DVDラベルプリント×、自動両面印刷×
無線LAN接続○、USB接続○、有線LAN接続×
上記のスペックで問題ないならば、現時点で何と6,000円以下。

B005LDY0W0BROTHER A4インクジェット複合機 MyMio DCP-J525N
ブラザー工業 2011-09-17

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 今月も手塚治虫公式サイトの連載コラム『虫さんぽ』の最新記事が公開されました。今回は音羽の講談社周辺から早稲田の現代マンガ図書館界隈までを歩いています。無料で読めますのでぜひお読みください!!

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投稿者 黒沢哲哉 : 22:38 | コメント (0) | トラックバック

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