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2012年3月

2012年3月20日

仕事->仕事->遊び->仕事...

3/1
 手塚治虫公式サイトのコラム『虫さんぽ』の最新記事が公開されました。今回は神奈川県川崎市を歩いています~。無料で読めますので興味のある方はぜひ下記の画像リンクから手塚治虫公式サイトへどうぞ!!

20120301.jpg※新しいウィンドウが1枚だけ開きます

3/6-8
 2泊3日のスケジュールでマンガ家の里見桂先生の取材&スキー旅行に同行、尾瀬岩鞍へ行ってきた。仕事もいくつか遅れ気味のものがあって厳しかったんだけど、ぼくが車を出さないとみんな乗れないしーー(言い訳)。

 初日は大泉学園の里見先生の家に昼過ぎに集合して午後からゆっくりと出発、関越自動車道を下って群馬県の沼田を目指す。この日は里見先生が一度取材に行きたかったという群馬県の老神温泉を取材した。

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 平日ということもあって老神温泉は上の画像のようにひっそりとして寂しい感じ。20年ほど前に小学館のライター仲間で遊びに来たことがあったんだけど、あのころは平日でもかなりにぎわっていたのにやっぱりどこも景気が悪いんだなぁ。

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 温泉街の外れで見つけた射的場。しかしこちらも残念ながら閉店してから何年もたっているカンジだった。建物の横の窓から射的の棚が少し見えた。的だった置き物がホコリにまみれて転がっているのが悲しい感じ。というかソレぼくに売ってくれ!!

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 尾瀬岩鞍のペンション座光寺への到着は夜。今年はこの時期になってもまだ雪が降るらしく、前日は20cmくらい積もったんだとか。ただ夜が明けて太陽が出るとたちまち溶けたらしく、道路にはまったく雪はなかった。

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 翌日は朝からスキー。しかし春スキーの雪はやっぱり重くて1日滑ったら足がガクガクになってしまった。

 ペンションでの夕食後は2晩とも里見先生が持参したブルーレイのソフトで映画劇場を開館。『スリーデイズ』という妙な脱獄映画が面白かった。殺人罪の汚名を着せられて投獄されている妻を夫が脱獄させようとする話。そこはフツー真犯人を捜して汚名を晴らす方向に行くだろうと思うのだが、そんなことは夫の考えにはまったくなくてただ妻を脱獄させようとする、ムリムリな設定がユニークでした。

 結局、最終日は全員疲れて、せっかく2日分のリフト券を買ったにもかかわらず滑らず、昼過ぎまでペンションでだべった後、まったりと帰宅。大人の休日はあまりガッツリ遊ばずこんなペースがいいですね。

3/9
 15:30、電車で高田馬場へ。手塚プロでコラム企画打ち合わせ。現在連載中の企画のほかに新ネタでのWeb連載を予定しているんだけど、なかなか企画が固まらない。もう少し練らないといけなそう。手塚マンガにあまり詳しくない読者からそれなりに詳しい読者まで両方満足していただく企画というのはなかなか難しいです。

3/19
 14:00、電車で銀座へ。ギャラリー日比谷で開催されていた今関あきよし監督のカリーナプロジェクトの展覧会を見学する。昨年封切られた劇映画『カリーナの林檎 チェルノブイリの森-』は、チェルノブイリ原発事故の影響がいまだ残るウクライナを舞台として、その街に暮らすひとりの少女の生き方を追ったドキュメンタリーチックな劇映画だ。ギャラリーでは、ウクライナでのロケスナップや、取材時に使用したガイガーカウンター、チェルノブイリの今を報じた現地の新聞など、生々しい資料がいっぱい展示されていた。残念ながら展示は21日までで終わってしまったが、映画はその後、全国から自主上映の引き合いがあり、夏ごろまでは上映予定が決まっているという。ぼくは24日の千葉県柏市での上映会にも行く予定だ。
 興味のある方はぜひ[カリーナの林檎公式サイト]をご覧ください。

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 上の画像は、劇映画『カリーナの林檎』の派生企画として製作された約15分の短編アニメーション『水の中のカリーナ』。ギャラリー日比谷でパソコン画面上で見せていただいたが、上映会ではスクリーンで観られるそうなので、こちらもぜひ! 映画本編と続けてみると、より深い感銘が得られます。

 18:00、その後、徒歩で東銀座の喫茶室ルノアールへ。いそっぷ社のS藤さんと待ち合わせ。2年前から牛歩のごとく執筆を続けてきた単行本の本文原稿がようやくすべて完成し、それをお渡しした。今後は写真撮影やキャプションなどの執筆に入るけど、まだ先は長そう......。とりあえず少し肩の荷は軽くなったが。

投稿者 黒沢哲哉 : 21:28 | コメント (0) | トラックバック

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