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2012年1月

2012年1月30日

車中泊で取材×2泊 in 東京近郊某所

 先週1月20日と23日、手塚治虫公式サイトの連載コラム『虫さんぽ』の取材で都内近郊某所に2度の車中泊ドライブをしてきました~。
 本当は1日でまとめて取材をしたかったんだけど、取材先のスケジュールがどうしても合わず、2日に分割しての取材となったのだ。しかも両日とも朝が早い! となれば今回も前の日の深夜に現地に到着してコインパーキングで車中泊をすることにした。まー、早いといっても都内近郊だから朝6時くらいに起きればいいわけで、わざわざ真冬に車中泊する必要もないんだけど、好きなんだからいいぢゃないですかっ(笑)。

 ということで1泊目は1月19日の夜である。夜11:30、夕食と風呂を済ませてからさっそく車に荷物を積み込み自宅を出発する。あらかじめネットで検索して均一料金でしかも平地で車中泊しやすいコインパーキングを調査しておいたから、ナビの案内で迷わずそこへ向かう。

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 深夜なので高速を使わずに下道をのんびりと走ったので、目的地には午前1:00ごろに到着した。この目的地付近のエリアは大体24時間最大料金1000円前後のコインパーキングが多かったけど、そんな中で見つけたこの場所は24時間最大500円と超リーズナブルだったのだ。ただし現地へ着いてみたらすぐ隣がマンションだったので静かにしなくちゃ。

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 車内の仕様は [昨年4月の大阪取材] の時からほとんど変わっていない。運転席の後ろにパナソニックの5.8インチアナログ液晶テレビが設置してあって、現在はこれに CAMOS のワンセグチューナーをつないで視聴している。チューナーの受信感度と映像クオリティはまぁまぁだけど、値段もまぁまぁだったのでおおむね満足。そのテレビ画面の右隣にある黒い箱はサブバッテリーのコントロールスイッチとバッテリー残量計だ。そして反対側、助手席後方のスライドドア上部には、パジェロの時代から使っている8Wの蛍光灯が取り付けてある。
 ベッドはシートをリクライニングさせて水平にし、そこへヤフオクで買った、いすゞウイザード用キャンピングキットのベッドを加工したものを載せている。画像だと幅が狭そうに見えるけど、ひとりなら寝返りも打てるしこれで十分だ。

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 そして今回、新たに導入した最強アイテムがこれ! WENGER というスイスアーミーナイフのメーカーが出しているアウトドアブランド SWISS GEAR の寝袋である。-18℃対応という厚手のマミータイプの寝袋だ。しかしこれ、去年の冬前ごろにヤフオクで4,000円前後という格安で売ってたんですよ。さらにネット情報によると一部のコストコでは2,980円で売ってたとか! だったらヤフオクでももっと安く買えるかも! と思って買わずにヤフオクの相場をず~っと見ていたら、とうとう夏になってしまい、真夏のいちばん暑い時期に、需要の落ち込んだところでやっと3,500円ほどで落札できたのだった。結論。ヤフオクで季節商品を買うときは季節外れがオススメです(笑)。

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 届いてみると肌触りのいい生地を使ってるし、縫製もしっかりしていてお買い得だった。これまでは真冬でもドン・キホーテで買ったペラペラの封筒型シュラフの上に羽毛布団をかけて寝てたから、ずいぶんと身軽になった。
 取材当日は朝から雪の予報で、朝方には車内が体感2~3℃ほどにまで下がったが、シュラフの中はTシャツ1枚で充分ポカポカだった。


 そして1日休んで22日夜11:30、フレンディにまたまた荷物をゴソゴソと積み込んで2度目の取材に出発する。この夜も冷たい雨、そして翌日は日中は晴れるものの夕方からまた雨か雪の予報である。今夜も冷えそうだな~。

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 ということで午前1:00ごろ目的地に到着。この日のコインパーキングは24時間最大料金800円の場所だった。しかしこちらは隣接する住宅との間に路地があって若干距離が離れているので、前回よりは気兼ねなく過ごせる感じだ。

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 車を止めて1時間もすると車内がジワジワと冷え込んできた。だけど寝るにはまだ早いので、上着を着込んでテレビを見ながら水筒に入れてきた熱湯でローズヒップティーを入れて飲む。カップは本来ならばエコに配慮して使い捨てじゃない方がいいんだろうけど、まあ、それほどしょっちゅう車中泊をするわけではないので、いつも簡便に使い捨てカップを利用している。

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 今回はなるべく荷物を減らしてシンプルにしてみたので車内は広々だった。でも車内で軽く仕事をしたいときにはやっぱりちょっとした広さのあるテーブルが欲しいよなぁ。ということで、それについては今後の検討課題といたします。

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 午前7時、目覚めてみると雨はまだ止んでいなかった。でもまあ雪じゃなかったので取材の方も問題ない。バーナーで沸かしたお湯でモーニングコーヒーを飲んでから、残ったぬるま湯を使って歯を磨き、いざ待ち合わせ場所へ出発だっっ。

 で、そもそもいったいドコへ行ってナニを取材してきたのか、それは3月1日公開予定の『虫さんぽ』をぜひお読みください!!

投稿者 黒沢哲哉 : 00:50 | コメント (0) | トラックバック

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2012年1月25日

近刊のお知らせ:三丁目の夕日の時代'64篇

 昨年暮れからずーっとばたばたしてて紹介していなかった、お仕事紹介をまとめてさせていただきます~~~。まあいわゆるひとつの宣伝ですが、よろしかったらおつきあいください。

 まずは現在公開中の映画『ALWAYS 三丁目の夕日'64』の公開に合わせて企画されたムック『三丁目の夕日の時代'64篇』(小学館刊)です~~~。
 このムックの中でぼくが担当したページは東海道新幹線や黒部ダム建設など1960年代に日本が世界を驚かせたビッグプロジェクトの記事や、ホンダがF-1に初挑戦した記事など。それから下記に紹介したような1964年前後に流行したおもちゃの紹介などです。現在好評発売中。セブンイレブンでは映画の店頭キャンペーンのコーナーにも並べられているそうですので、お店で見かけたらぜひ手に取って見てください。

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 バービーちゃんは、着せ替えドールのブームを日本に持ち込んだっっ!! ドールライター、たいらめぐみさんの全面協力をいただき、当時の人形や貴重なパンフレットなどを大紹介しています!!

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 レーシングカーもハヤりましたねぇ。我が家の近くの模型屋さんにもサーキットができて大盛況でした。そのころぼくが買ってもらって大切にしていた「米澤玩具のレーシングサーキット」もスタジオで組み立てて撮影。トヨペットコロナRT40型とブルーバード410型が激走する!!

4091017533三丁目の夕日の時代 ´64(昭和39年)篇 (小学館C&LMOOK)
西岸 良平
小学館 2012-01-13

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 下は昨年12月に小学館クリエイティブから刊行された、手塚治虫の大阪赤本時代の単行本の完全復刻BOX パート2。このボックスではぼくは小冊子の解説を執筆しています。
 収録作品は『月世界紳士』1948年、『仮面の冒険児』1948年、『大空魔王』1948年、『流線型事件』1948年、『珍アラビアンナイト』1951年の5冊。中でも『月世界紳士』は1948年の初刊以後、一度も再刊されていないため、ぼくも今回初めて読んだという貴重な作品。手塚ファンな方はぜひコレクションに加えていただきたい!! ちょっと高いけど......。

4778031903手塚治虫初期名作完全復刻版BOX〈2〉
手塚 治虫
小学館クリエイティブ 2011-12

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 手塚治虫公式サイトの連載コラム「手塚マンガあの日あの時」は第20回が公開中。今回と次回の2回に分けて、手塚マンガの中に登場したロボットの進化を年代記風に振り返っています。前編は手塚の初期作品に登場したロボットたちを紹介。アトムの原型になったロボットなども出てきますよ! こちらは無料で読めますのでぜひアクセスしてみてください。
 下の画像から手塚治虫公式サイトの記事ページへリンクしています。
 ※新しいウィンドウが1枚だけ開きます。

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 さらにこちらは昨年12月公開の手塚治虫公式サイト連載コラム「虫さんぽ」第19回。こちらもまだ紹介してなかったのでまとめて紹介させていただきます。今回の散歩は井の頭公園周辺を歩きました。ここには手塚治虫が尊敬した昆虫学者・平山修次郎の経営していた昆虫博物館があったり、『鉄腕アトム』の名作エピソード「赤いネコの巻」の中で引用された國木田独歩の随筆『武蔵野』のゆかりの場所があったりと、今回も盛りだくさんな内容です!
 ※新しいウィンドウが1枚だけ開きます(すでに当サイトで新ウィンドウを開いている場合は、そのウィンドウが再利用されます)。

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 タイで発行されている日本人向けアジア旅情報誌「アジアの雑誌」最新2012年3月号は1月20日発売。ぼくの連載コラム『昭和深夜劇場 -いつか見た幻の風景-』、今回のテーマは「1970年代日本映画青春"私"記」と題して、1970年代後半から80年代にかけて時代を席巻したインディーズ系からメジャーデビューを果たしたした映画作家たちを回顧しています。大林宣彦監督に始まり、大森一樹監督、石井聰亙監督などなど。

B006YMQ45Iアジアの雑誌 3月号
夢野狂作
キョーハンブックス 2012-01-20

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投稿者 黒沢哲哉 : 01:45 | コメント (0) | トラックバック

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2012年1月24日

雪だー! ということで深夜のドライブ

 今日(23日)は取材のため前夜から車で出かけて目的地近くで車中泊。
 しかし夕方からは雪の予報だったので、交通が混乱する前に早く帰ろうと午後7時前には帰宅した。
 しかーーし、夕食を終えて報道ステーションを見ていたら、外がいつのまにか雪景色に!
 これは今年初の夜のスノードライブするしかないでしょう!! ということで、すぐにでもドライブに! と思ったけど、ノーマルタイヤの通勤ドライバーが焦りながら帰宅中の時間はもらい事故が恐いから、ちょっとガマンをして午後11時半ごろに家を出る。すると早くも駐車場の車の上には4~5cmほども積雪が! いざ、フロントウィンドウに積もった雪を払いのけて深夜の街へ走り出す。脳内BGMはユーミンの BLIZZARD だっ。

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 本当は手賀沼あたりまで行きたいところだけど、今日も朝から仕事なので残念ながら近場の水元公園周辺を軽くドライブしてお茶を濁すことに。途中サンダーロードで シビック TypeR がスタックしていた。おぬしもわざわざ遊びに出たクチだな(笑)。だけど向こうはソロドライブじゃなくて同乗者がいたのでそのままスルーして走り去る。

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 しかしどこもすでにワダチがあるなー。ということで誰も走ってないバージンスノーの道を求めて埼玉県側へ。だけど「ここは誰も走ってないだろう」という細道や裏道、農道にもしっかりワダチがついていて、バージンスノードライブは叶いませんでした。みんな雪道好きなのねん。

 まー、そんなこんなで雪質はべっちゃりしてて絶好調とはいかなかったけど、およそ1時間半のスノードライブを楽しんで参りました。
 こりゃあ朝になったらガリガリに凍結するだろうから、お出かけの皆さんは十分に注意してください。

投稿者 黒沢哲哉 : 01:49 | コメント (0) | トラックバック

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2012年1月15日

レンタルガレージでソーラーパネルを取り付ける

 久々に車いじりの記事です。
 もう半年以上前に買ってあったサブバッテリー充電用のソーラーパネル。その後、取りつけ用金具やコードなども購入し、後は屋根に乗せるだけになっていたのだが、なかなか時間が取れずにずーーーっとそのままになっていたのを今日、ようやく愛車フレンディに取り付けた。

 着手するのがこんなにも遅れた理由は仕事が忙しかったというのもあるが、それ以外に取り付けのための場所が確保できなくなってしまったというのも大きい。
 以前は簡単な整備は自宅前の路上でやってたんだけど(笑)、最近は駐車監視員が巡回するようになって取り締まりが厳しくなり、それがまったく出来なくなってしまったのだ。まぁもともとウチの前の道路は交通量が少ない場所だからということでお目こぼしされていただけで、本来なら堂々とやっていいことじゃなかったんで、これも時代の流れということで仕方ないとしても、何とかしなければ車いじりができなくなってしまう。

 ということで見つけた代替案がレンタルガレージの利用だ。レンタルガレージというのは整備工場のピットを会員に時間貸ししてくれるサービスだ。スペースだけでなく工具の貸し出しや別料金でリフトやタイヤチェンジャー、塗装ブースなども利用できる。つまりはプロの場所と工具を使って本格的な整備が自分で行えるのだ。
 これはJUNTOHRUという会社が数年前に始めたサービスで、フランチャイズシステムによって現在は全国に加盟店が8店ある。
 ぼくも当時「これはいい!」とすぐに柏にあった整備工場へ行って入会を申し込んだんだけど、ほとんど利用しないうちに残念ながらそこの工場はレンタルガレージのサービスをやめてしまったのだった。
 まぁそれでも当時はほとんどの整備は自宅前でやってたから問題なかったんだけど、昨今の駐車違反の取り締まり強化の流れの中で、昨年5月に新たに入会したのが、レンタルガレージJUNTOHRU埼玉川越店としてサービスを行っている有限会社RGアドバンスだった。
 場所は関越自動車道川越インターから車で10分ほどの場所。我が家からだと三郷南インターから外環経由で1時間ちょっとの場所だ。時間はともかく高速代が片道1300円もかかるのが難点だけど、お店のオーナーさんもとてもフレンドリーな方だしピットもきれいなので快適です。

参考リンク:
 レンタルガレージJUNTOHRU
 RGアドバンス

 ※新しいウィンドウが1枚だけ開きます。

 ということで数日前にRGアドバンスへ電話で予約を入れてあったので、今日午後2時から4時間、ピットをお借りできることになったのだった。平場のピットのみ利用の場合は1時間300円。安い!

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 で、↑こちらがRGアドバンスの外観。このお店は基本はチューニングショップでサーキット走行会なども開催している走り屋向けのお店なので、店に来ているお客さんの車も速そうなスポーツカーが多い。フレンディはちょっと場違いな感じ(笑)。

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 しかしそんなことは気にせずさっそく工具を店開きして作業を開始する。この日はこの冬イチバンの寒さを記録した日で天気は晴れていたもののガクブルの寒さだった。しかし路上と違って他の車の通行に気を遣う必要がなく作業に集中できるのでやはり快適。

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 上の写真はソーラーパネルを屋根に乗せて仮合わせ中のスナップ。取り付けベースとなるのはルーフの左右に取り付けた2本のスチール製Lアングルだ(写真では手前と奥に写っている穴の空いたアングル)。フレンディのオートフリートップには左右に2か所ずつ8mmのねじ穴が空いている。これはオートフリートップを整備する際にルーフをつり上げるために使用するネジ穴なのだとか。ということでこのねじ穴、かなりしっかりしてるので、ネットの先人たちはこの穴を利用してルーフラックを取り付けたりルーフボックスを取り付けるのに利用している。
 ぼくはここへ1300mmのスチールLアングルを左右1本ずつ8mmボルトで固定した。
 このスチールアングルの間に厚さ2mmのアルミLアングルを長さ1125mmにカットしたものを2本渡しそこへソーラーパネルをネジ留めして取り付けた。
 ただしこのまま取り付けるとルーフは中央が若干高くなっているのでソーラーパネルがルーフに当たってしまう。そこでスチールアングルにはスペーサーとして10mmのナットを2つかませてすこしかさ上げがしてある。

 取り付けたソーラーパネルは出力30Wの単結晶シリコンパネル。ネットオークションで購入した中国製で値段は1万円ちょっとと格安だったが屋外用で細部の造りもけっこうしっかりしており、テスターでの出力計測でも充分発電できていたので問題なく活躍してくれることでしょう。

 結局、こうして何とかソーラーパネルの取り付けと配線の車内引き込みまでは終えたものの、寒い中で思うように作業が進まず、この日は車内の配線までは行えなかった。
 ということで詳しいパーツレビュー等々はまた後日っっ!!

投稿者 黒沢哲哉 : 00:39 | コメント (0) | トラックバック

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