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2009年11月24日

マツダの i-stop ビアンテ試乗

11/22
 先日、関東マツダ葛飾青戸店でスタビライザーを交換した際、同時にEXコート洗車もお願いしたのだが、営業のK田さんから、「今度の連休にフェアをやるので、その時にいらしていただければ洗車も特価になっててお得ですよ!!」と誘われた。
 それならば、と22日に行くことを約束し、本日10:00、車を持ち込んだ。早朝なのにすでにたくさんのお客さんが来ていて商談をしている模様。
 その場でアンケートに答えたら、キッチンタオルや箱ティッシュなどをいろいろもらった。さらにK田さんから「ぜひ試乗もいかがですか?」と薦められたが、今のところ新車を買う予定はないしなぁ......と答えたのだが、それでもいいと言うので「i-stop の車があったら乗りたいです!」と言うと、今日はフェアなのでi-stopビアンテが来ているという。「すぐに用意しますので少しお待ちください!」と張り切って走り去るK田さん。うおお、これは楽しみです!
 i-stopというのはマツダが開発した新技術で、信号などで車が停車した際にブレーキを踏むとエンジンが自動的に停止し、ブレーキを離すと瞬時にエンジンが再始動するというシステムだ。ガソリンエンジン車で最も無駄なアイドリング中のガソリン消費が抑えられるという機構である。

20091122.jpg

 数分後、i-stop仕様のビアンテS20が用意された。上の画像はいただいたカタログと、試乗した人がもらえる男性用洗顔ペーパー。
 さっそく運転席に乗り込む。助手席はK田さん。ミニバンながらシートポジションが低いので座った感覚は乗用車っぽい。エンジンをかけないと表示されないセンターメーターは好みの分かれるところでぼくは普通のメーターの方が好きだけど、見にくいということはない。
 発進時、フレンディと同じ感覚でアクセルを踏んだらいきなり加速して驚いた。車重が軽いからか2000ccのエンジンでも加速感は充分な感じ。
 K田さんが、「まだエンジンが冷えてまして、エンジンが暖まらないとi-stopしませんので、多少、大回りに走っていただいてけっこうですよ」というので、水戸街道から小菅インター近くを回って葛飾野高校前を走って帰ってくることにした。
 普通に走ってみてもフレンディよりもボディ剛性がはるかに高いことがわかる。また、フロントウィンドウが大きく傾斜しているのに、大きな三角窓があるから前方左右の死角が少ないのがいい。フレンディも前方と左右の視界の広さは自慢だけど、コーナリングの際にはAピラーが視界のさまたげになる場合があるのだ。
 1kmほど走ったらセンターメーターの横に「i-stop」と表示されたグリーンのランプが点灯した。このランプが点いているときにブレーキを踏んで停車すると i-stop 機能が働いてエンジンが自動停止するという。ちょうど信号で止まったら、車が静止するのとほぼ同時にエンジンが停止。聞こえるのはエアコンのファンの音だけになった。ブレーキから足を離すと、ルルルと短くセルの回る音がしてすぐにエンジンが再始動する。カタログ値では、再始動にかかる時間は0.35秒だという。音も振動も静かでストレスはまったく感じない。
 それに最初のうちは、エンジンが停止と再始動を繰り返すごとに「おー」と感動していたが、すぐに慣れてしまい i-stop がきいていることさえ気にしなくなった。いちいち技術に意識が向かずに自然に作用している、このさりげなさがいいんだろうな。
 素早い再始動の秘密は、エンジンが停止する際にピストンが必ず上死点で止まるようになっており、そこへガソリンを直接噴射することで始動させる仕組みだからだそうだ。その際にセルモーターは補助的に働くだけなので始動時間も短く振動も少なくバッテリーへの負担も少ないという。
「世の中ハイブリッドもいいけど、くらべてみたらマツダの i-stop もけっこうイケルんじゃないですか?」と思いました。
 i-stopの欠点は、数メートル動いて停止を繰り返すようなノロノロ渋滞の際にエンジンが停止と始動を繰り返してウザそうなことだが、こんな時は i-stop 機能を停止することも可能だそうだ。

 ちなみに、この日はフレンディの査定もしてもらったが、結果を報告に来たK田さん、申し訳なさそうに「黒沢さん、お待たせしました、フレンディの査定ですが......20万円ということでした」とのこと。ウワ~ン!! いいも~ん、この車にはお金に換えられない価値があるんだも~ん!!(号泣)

11/23
 午後、洗車の終わったフレンディを受け取りに行く。今日も店内はお客さんでいっぱいだった。

20091123a.jpg

 ということでピカピカになったフレンディ。料金は水垢取りが6000円、EXコート洗車が本来3000円のところフェア中の特価で1000円の、合計7000円でした。この程度極上の最終型フレンディが20万円だったら今すぐ貯金をおろしてきてキャッシュでもう一台買っちゃうぜっ!(まだこだわっている)。

20091123b.jpg

 夜、仕事の資料をコピーするためコンビニへ。洗車したばかりで気持ちがいいので、いつもの幕張パーキングエリアへ行ってコーヒールンバすることにした。
 コーヒールンバというのは、アドマイヤという会社のコーヒー自販機の通称である。この自販機、コインを入れて商品を選択すると、コーヒーができるのを待つ間「コーヒールンバ」の曲が流れるのだ。自販機の前面に取り付けられた液晶画面には、自販機内部でコーヒーが抽出される様子がライブカメラで映し出される。これが2~3年前に登場して深夜ドライブファンの心をとらえたのだ。真夜中のドライブの途中で立ち寄った寂しいパーキングエリア。そこでひとりコーヒーができるのを待つ間、哀愁あふれるこの曲を聞く、というのが旅情をそそって何ともいい感じ!
 まぁ、今夜はこれからどこかへ行くわけじゃなくて、ここでコーヒーを一杯飲んだらすぐに帰るんですけどね。明日はまた朝から仕事だし。

投稿者 黒沢哲哉 : 2009年11月24日 17:04

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コメント

コーヒールンバわかりますよ!
私もサービスエリアで休憩する時は必ずコーヒールンバしてますから☆あの待ち時間の楽しい事と言ったら。
緊張感のあるライブ映像といい、最高ですよね~^^

投稿者 ナオゾウ : 2010年10月16日 13:32

>ナオゾウさん
ナオゾウさんも深夜ドライブ派ですか?
夜のサービスエリアであの風情はいいですよね!
ところが最近、他社の自販機で人感センサーが付いて
いるやつがありまして、自販機の前へ前へ近づいた
だけで音楽が流れ出すやつがあるんですよ。
それがコーヒールンバの自販機の隣にあると、両方の
曲がかぶってしまって風情台無し!
……あれはあきらかにルンバに対するいやがらせ
ですね(^_^;)。

投稿者 黒沢哲哉 : 2010年10月16日 13:44

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