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2009年6月 4日

再訪!手塚治虫展

20090604a.jpg 朝8:00起床。先日取材で行った江戸東京博物館の手塚治虫展を再訪する。取材の日は時間をかけて見られなかったので、いずれあらためて行く予定ではいたんだけど、何でも今日6月4日はむしの日ということで、先着300名に記念品がもらえるというのだ。だとしたら今日、行くしかないでしょう!!
 結局、昨日、遅く寝たのですぐには起きられず、家を出たのが9時過ぎ。博物館へは10時ごろに着いたのだが、それでもめでたく記念品をもらうことができた。

20090604b.jpg 記念品は、今回の手塚治虫展限定アイテムである鉄腕アトムのポストカードだった。しかも会場入り口でカードを配っていたのは、先日、取材でお世話になった学芸員のK上さんだった。お忙しそうだったので、軽くごあいさつをして、すぐに会場内へ。あっと、その前に、取材のときにK上さんがすすめておられた音声ガイドシステムアトムツアーズの携帯端末を500円で借りる。これは、この端末を首から掛けてヘッドフォンを頭からかぶり、指定箇所で指定ボタンを押すと、手塚眞氏や藤子不二雄A氏、アトム、ブラック・ジャックの声で展示のガイドが聞けるというもの。実際、使ってみると、展示の見所が分かりやすく解説されていて、効率よく見られた。特に藤子不二雄A先生が、手塚治虫の『新宝島』に出会ったときの衝撃を語る言葉を聞きながら『新宝島』の生原稿を見るなんていうのは、なかなか感動的な体験でした。これはぜひオススメです。
 手塚治虫展は6月21日まで開催されています。前回取材に行ったときより、混雑してましたから、これから後半へ向けて次第に混んでくると思われます。行こうと思っておられる方はお早めに!!

参考リンク:
江戸東京博物館「手塚治虫展」
手塚治虫.net「虫さんぽ 番外編 手塚治虫展と両国・浅草界隈」
※新しいウインドウが1枚だけ開きます。

 手塚治虫展をお昼ごろまで見学し、その後、電車で浅草へ。お腹が空いたので、浅草通りの雷門の並びにあるステーキのお店ちんや亭で、ハンバーグ定食を食べる。このお店、すぐ隣のすき焼きの名店ちんやが経営する全席カウンター式のステーキ屋さんで、高級なお肉がランチタイムには非常にリーズナブルな価格で食べられるのだ。
 10年以上前、仕事でよく浅草を通ったころには、度々寄っていたお気に入りのお店である。ただ10年前はもっと安かった気がするのだが......10年もたてば仕方ないか。
 ということで、今回は絶品のサイコロステーキはあきらめてハンバーグに。しかしハンバーグもジューシーでしっとりと柔らかく、味噌汁とサラダが付いて1200円は大満足でした。

20090604c.jpg お昼時間を過ぎたところで、ここから100メートルほど行ったオレンジ通り沿いにある喫茶店アンヂェラスへ向かう。ここも、手塚治虫展と同時に『虫さんぽ』で取材させていただいたので、ホームページの記事をプリントアウトしたものを持参したのだ。せっかくなので、お店の名前にもなっている名物ケーキアンヂェラスとダッチコーヒーをいただくことにした。このアンヂェラスというケーキは、かつて手塚治虫が愛したというもので、表面のチョコの食感と舌の上でフワッ溶ける生クリームが最高のハーモニーであった。そしてご主人からは、手塚治虫や山下清の直筆サインを見せていただいた。す、素晴らしい!!

 その後、電車で神保町へ。いつもの喫茶店古瀬戸で、「別冊漫画ゴラク」編集のT橋さんと、次回『龍のおんな』プロット打ち合わせ。「別冊漫画ゴラク」は4月から、それまでの月2回刊から月刊に変わったのだが、その結果、売り上げは伸びているそうで、まずは月刊化成功らしい。『龍のおんな』の評判も上々だということなので、あとはさらに盛り上げる方向である。

 ところで、今回は手塚治虫展に行くということで、電車の中で読む本にはコレを持っていった。

4416909233「父」手塚治虫の素顔
あいうえお館 2009-05

by G-Tools

 タイトルどおり息子だけが知るマンガの神様の素顔が軽妙な筆致で率直に描かれていてひとことひとこと実に興味深い。学生時代、眞くんから断片的に聞いた話などもチラホラ出てきてニヤリとしたり。マンガの神様の人間的な側面が分かる貴重な資料です。

 20:00過ぎ、帰宅して夕食を終えたところへ、携帯が鳴った。先日、ブログにコメントを書いてくれたリキである。
リキ「黒沢、いま家?」
黒沢「そうだけど」
リキ「いま、お前んちの前にいるんだけど」
黒沢「えーっ?」
 家を出てみたら何と、本当にパジェロミニでリキが来ていた。最後に会ったのは4~5年前だろうか。お互い、そんなに遠くに住んでいるわけじゃないんだけど、仕事が違うと予定も違ってなかなか会うことができず、ごぶさたしていたのだった。そこで、ぼくのコラムのために資料を借りたいというお願いをして、あらためて近々また再会する約束をした。いやー、びっくりしました。

投稿者 黒沢哲哉 : 2009年6月 4日 21:43

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