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2008年10月22日

締め切り第2弾→風邪で50%パフォーマンスDOWN→復活!!

 これまでのあらすじ
 先々週、タイトロープな締め切りを辛くもクリアした黒沢は、映画の試写会などにも行ったりして、ようやく人間並みの生活を送り始めていた。
 だが......、世の中はそんなに甘くなかった。その先にはまた新たなる試練が待ち受けていたのだった!

 9月10日(金)、伸びきった髪の毛を整えるべく、いつもの京成高砂のヘアーサロンFujiへ行き、ようやくすっきりとする。
 夜、久々にケーブルテレビで映画など見ながらのんびりと過ごす。締め切りはまだ2つほど残っているが、ミリオンの方を土曜日中に上げて、小学館の学習図鑑の方は週明けまでにやればOK!

 と、思っていたら! 深夜12時を過ぎてから、小学館クリエイティブのI田編集長からいきなり携帯に電話がかかってきた。
I田「黒沢くん、今日からぼくね、この学習図鑑の方も見ることになったんでよろしく。ところで聞いてる? 学習図鑑の締め切り、今日なんだけど
黒沢「ええっ、今日ぅぅ!? 聞いてないですよ。担当のM村さんからは、1時間ほど前にメールが来てて、「明日も出社するので何か上がってたら送ってください」とは書いてあったけど」
I田「ごめん、それがね、そんな呑気な状況じゃなくて、週明けにはもう全部入稿しなくちゃいけないの。だから黒沢くんの担当分の原稿、今日中に全部欲しいんだけど
黒沢「そ、そ、そんなこと今日になっていわれても無理ですよ。もっと早めに言ってくれてればできたのに......」
I田「ほんとごめん! 何とかならないかな」
黒沢「うーん......それじゃあ、ミリオンの方を待ってもらって、こっちを先にやりますけど、明日までに全部は無理ですよ」
I田「それでもいいから、ホントごめん!!」

 どっかで見たパターンである。そう、小学館クリエイティブが編集した、新星出版社の『戦闘機のしくみ』のときと全く同じなのだ。
 ということで、なんだかいきなりあわてて学習図鑑の原稿を書き始める。資料はもう揃っているから、あとはひたすら書くだけなんだけど、小学生向けのお勉強の本だからいい加減な内容で逃げるわけにもいかず、文字数にもボキャブラリーにも制限があって、普通の記事原稿の3倍くらいの時間と労力がかかるのだ。
 結局、土曜日中に2見開きを完成させ、日曜日にラスト1見開きを完成させてメールで送る。ふーーーーー。
 連休だし、泊まりの旅行の予定なんか入れてたら完全にアウトだった。まぁ、出不精なぼくがいきなり旅行の予定なんて入れることはないけど。ともかく、これは後で反省会ですね>I田さん(笑)。

 10月13日、中断していたミリオンの原稿の方を執筆。こちらは問題なく書き上げ、メールで送信して終了。

虹をわたって

 10月14日、引き続き、小学館の学習まんが人物館のプロットに取りかかる予定だったが、疲労がドッと出てやる気がでないので、柴又名画座を開館することにした。2001年にケーブルテレビで放映されたのを録画しておいた前田陽一監督、天地真理主演の映画『虹をわたって』(1972年松竹)を見る。
 学生時代に見て以来だから数十年ぶり。天地真理ファンのぼくとしては、絶頂期の妖精のように可憐な真理ちゃんの姿に出会えて元気100倍......と思ったら、夜になってだるさはさらに増してきた。
 うわぁ~、こりゃ本格的に風邪をひいてしまったぁ~。
 ということで、松戸のスーパー銭湯湯楽の里 松戸店へ行ってサウナに入るも回復せず。

 10月17日、朝起きたら少し回復していた。17:00、電車で神保町へ。いつもの喫茶店古瀬戸で、「別冊漫画ゴラク」編集のT橋さんと、次回『龍のおんな』第3話プロット打ち合わせ。この作品に関しては、すでに全体のストーリーラインは最初に組み立ててしまったので、あとは細部の盛り上げ方についての打ち合わせをするだけ。どれだけ楽しくできるか、緊張感を切らさずにやっていきたいですね。
 打ち合わせ後、にんにくパワーで風邪回復を期待して、神保町交差点近くにある天鴻餃子房で餃子定食をモリモリと食べる。これで治ってくれるといいんだけどねー。

 10月20日、結局、風邪は週明けまで引っぱってしまったが、日曜日にみかんを山ほど食べてようやく復活した。
 午前10:00、「週刊漫画ゴラク」編集のさんと柴又駅前で待ち合わせ。次回読み切り用の作画資料として、柴又の知り合いのバイクショップに取材撮影をお願いしていたのだ。取材は30分ほどで無事終了し、Sさんは編集部へ戻っていった。
 ところで、Sさんに依頼されて先週書き上げた、この「ゴラク」用の読み切り原作であるが、ぼくは「別冊漫画ゴラク」に掲載されると思っていたら、なんとSさんはごぶさたしている間に「週刊漫画ゴラク」編集部に異動になっていて、「週刊漫画ゴラク」に掲載されるということを、このとき初めて知った。
「もしかして私、黒沢さんに異動したことお伝えしてなかったですかね」とSさん。
 原作家生活20年、掲載誌を勘違いしたまま原作を書き上げたのは初めてです(笑)。

投稿者 黒沢哲哉 : 2008年10月22日 00:19

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