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2007年6月

2007年6月21日

G-Diaryコラム執筆

 打ち合わせから帰宅後、タイの情報誌「G-Diary」用のコラム第5回を執筆する。
 今回のテーマはスロットレーシングとマイカーの時代
 掲載は8月発売の9月号の予定……ん、しまったーーー夏の発売号なんだから、ぼくのライフワークである昆虫採集セットにすればよかったーー。
 このコラムが来年の夏まで続いていたらやろう……。ガクッ。

 30:22(22日午前6:22)、完成した原稿と写真をe-mailにて送る。

投稿者 黒沢哲哉 : 05:59 | コメント (0) | トラックバック

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PASMO使ってるぅ?

 15:00、電車で神保町へ。ワセダミステリクラブの仲間で、フリーライターの野村宏平くん、K井くん、O崎くんの3人と待ち合わせ。
 3人とはおよそ半年~1年振りくらいの再会だけど、今回は、ぼくがメインライターとして執筆することになっている小学館クリエイティブ編集のムックで、共同執筆をお願いしたのだ。
 今回はその第1回目の打ち合わせ。すでにたたき台が完成している台割(ページごとの内容の割り振りを決めた一覧表)を元に、個々の内容の検討と、執筆分担を決める。
 K井くんとO崎くんは、別の仕事が引っ掛かっていて、すぐにはこちらの仕事に取り掛かれないということなので、そちらの仕事に差し障りがあるといけないので、一応、一部イニシャルにさせていただいた。
 ということで、当初はぼくと野村くんが中心になって構成・執筆を進める予定だ。

 17:30、ここでO崎くんが、その別の仕事のために離脱。野村くんとK井くんを伴って、小学館クリエイティブへ。編集のI田さんとT森さんに紹介し、さっそく今後の進行に関して打ち合わせる。
 仕事の山場は7月~8月の予定。これで夏休みはなくなったな。

 ところで、こうしてライターの仕事をすると電車に乗る機会が増える。となるとPASMOを持とうかどうかで迷ったりするわけだけど、このPASMOというシステム、何となくウサン臭くないですか?
 まずカードを作る際にデポジット(預託金)とか言って525円も取られるのは何なんだろう。カードを使って利益を上げるシステムなのに、そのカードを作るのに使う側がお金を払わなければいけないのはおかしいんじゃないか?
 銀行の手数料と同じで、本来はこれはサービスを提供する側が負担すべきものだと思う。
 さらに、PASMOを最も便利に活用しようと思ったら自動チャージのカードを選ぶことになるわけだけど、これだと、残金が3000円以下になると自動的に2000円がチャージされるらしい。つまり最大で5250円が無意味に相手側に預けられている状態になるわけなんだよね。
 ということは、PASMOのオートチャージのカードを持っている人数×5250円に近い金額(恐ろしい金額じゃ……)が常に相手側に預けられているということになるのだ。その利息だけでもものすごいことになってるのではないか。
 それに、そもそもオートチャージのPASMOカードを作るには指定のクレジットカードとの契約が必須で、だったら最初からクレジット決済で引き落とせばいいじゃん! 指定されている数種類のクレカのみっていうところもなんかキナ臭いものを感じるし。
 しかもPASMOには、オレンジカードのような割り引きもナイ。それだったら、定期券を買うほど毎日は通わないけど、ひんぱんに神保町へ行く用事があるっていうぼくのようなユーザーの場合は、回数券の方が金額的にはお得ということになる。だったらいつまでも回数券を使えってか?
 このあたりは、実はいつのまにか使う側が気付かないうちに功名にサービスが削減されていると考えなければいけない。
 なんか最近の新システムって、ETCもそうだし地上デジタル放送もそうだし、携帯電話のMNP(Mobile Number Portability)もそうだけど、一見ユーザーの利便性を考えました風を装っているけど、本当に都合がいいのは相手側っていうシステムが多いよねー。ETCはぼく的にメリットあったから即導入したけど、このPASMOと地デジはなーーーーー。
 あー、だけど、今どきいちいち切符買うってのもなーーー。こんなエラそうに言ってて、やっぱり長いものには巻かれちゃうのかなーーーーー。

投稿者 黒沢哲哉 : 05:29 | コメント (6) | トラックバック

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2007年6月19日

銀座で人形愛について考える

 13:30、電車で岩本町へ。小学校時代からの友人で広告代理店社長のS川くんの事務所へ。
 軽く打ち合わせをした後、徒歩で秋葉原へ行く。
 先月からおもちゃ博物館で日曜日におもちゃを売るようになったんだけど、そのディスプレイ方法の参考にするため、秋葉原のトイショップをS川くんに案内してもらった。
 たまたまS川くんの事務所へ来ていた出版社編集者の氏も同行する。実はK氏も食玩のコレクターなのだそうで、さりげなく秋葉原に詳しかったりしてびっくりである。
 ぼくは最近の食玩やフィギュアなどにはあまり興味がないので、行く先々で、アイテムがいつのまにこんなに多様化し、増殖してしまったのかと目を丸くするばかりだった。

 その後、3人で電車で銀座へ移動。昨日からヴァニラ画廊で始まった「ラブドール展 人造乙女博覧会」を見る。
 このヴァニラ画廊は、ぼくが「コンバットコミック」で編集をやっていた時代にお世話になったグラフィックデザイナーのO本氏が経営する画廊で、しばしばアンダーグラウンドでスキャンダラスなテーマの展覧会を開催しているのだ。
 今回はここで、日本のリアル・ラブドールメーカーの草分け的存在であるオリエント工業とのコラボレーションによる、初期のラブドールから最新のシリコンドールまでをおよそ10数体を展示する展覧会が開催されているのだ。
 実は我が家にもドイツ製の超精密な等身大ドールが1体いて(ラブドールじゃないが)、インターネット初期の90年代には、まだわずかだったドールマニア(ネット上ではドーラーと呼ぶ)の人たちのサイトとも活発に交流していたのだ。また、それが縁で某アンダーグラウンド系雑誌の取材も受けたことがある(笑)。
 そんなこともあって、今回の展覧会の案内をいただいたときは、ぜひ行かねば、と思い、S川くんを誘ったら、何とS川くんも雑誌「モデルグラフィックス」に掲載されたイベント情報を見てしっかりチェックしていたのだった(笑)。
 ドールの魅力というのは、リアルになればなるほど、その奥にある得体の知れない恐さがじんわりと浮き上がってきて、それがまた実に魅力的なんですよね。この恐いほどの生気がいいんです。
 オリエント工業のドールは造形師の個性が極めて強く、どのドールにも共通する面影がある。それが好きか嫌いかで好みの分かれるところだが、ぼく的には目を閉じたドールの風貌は実に美しいと感じた。
 今回はアポ無しでおじゃましたので、画廊のオーナーのO本氏とは直接お会いできず、電話で話したのみだったけど、今回の展示はマスコミからも注目度が高く、取材の予定がかなり立て込んでいるのだと言っていた。
 今月いっぱい開催中なので、興味のある方はぜひ立ち寄ってみてください。

【関連サイト】
ヴァニラ画廊ホームページ
オリエント工業ホームページ※年齢制限あり
「人造乙女博覧会」紹介ページ

投稿者 黒沢哲哉 : 02:54 | コメント (5) | トラックバック

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2007年6月18日

自宅でおもちゃ撮影

 タイの情報誌「G-Diary」のコラム用におもちゃの撮影をする。
 単行本や過去のコラムでぼくのコレクションはかなり紹介してしまったが、実はまだどこにも載せてないものもあって、今回はそんな中のひとつを取り出してみた。
 およそ20年ぶりに箱を開けて封印を解いたおもちゃは、それぞれのパーツが当時ぼくが遊び終わった状態のままに詰め込まれていて、当時の記憶がよみがえる。
 しかし、感傷に浸っている時間はないので、すぐにそれらを広げてデジカメで撮影。
 あとはさっき感じた一瞬の懐かしい気分を心の中に留めておいて、それを文章にしなければいけない。
 懐かしいおもちゃについて思い出を語るのはもちろん楽しいんだけど、それを文章化する過程で、なにかが削げ落ちていくというか、揮発していくというか、失われていってしまうのも確かなんですよね。
 けっこう複雑です。

投稿者 黒沢哲哉 : 02:46 | コメント (0) | トラックバック

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2007年6月17日

父の日のおもちゃ博物館

 今日はおもちゃ博物館の日なので、10:30に出勤。
 マジシャンが来る日は準備が忙しい。
 それから、今日は午後にワセダミステリクラブの後輩のブルーベリーさんとそのご家族が来てくださる予定なのだ。
 天気予報も曇りのち晴れ。盛況が予想される。
 12:00過ぎ、ブルーベリーさんから声をかけていただいたという、ワセダミステリクラブ同期でフリー校正者の清水賢治くんが到着。それから間もなくしてブルーベリーさんとご主人と娘さんも到着された。
 ぼくはちょうど午後になってお客さんが増えてきたところだったので、あまりお話ができなかったが、皆さん、マジックを見た後に喫茶店でいろいろとお話をされたようだ。
 本日のマジックショーの出演者は安藤勇士、三上翔平、キクティ母の3人で、今回は徹夜で練習してきたという、ショートストーリー仕立ての意欲的なマジックを見せてくれた……らしい。
 ぼくは受付をやってたのでカーテンの外から音を聴いてただけだけど(笑)。
 次回マジック公演は7/22(日)の予定。みなさまお誘い合わせの上、ぜひお越しくださいませ(予定は変更になることもありますので、事前に確認してくださいね)。

投稿者 黒沢哲哉 : 02:21 | コメント (0) | トラックバック

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2007年6月15日

小クリでムック打ち合わせ

 16:30、神保町の小学館クリエイティブで編集のI田さん、T森さんとムック企画打ち合わせ。
 前回の打ち合わせの際にI田さんからいただいた台割を、ぼくの方で再検討し、企画性と効率を考えた変更案を提出。それに従って進行を決める。
 ムックを1冊丸ごとプロデュースするのは久しぶりだからちょっと緊張もあるけど、やっているうちにだんだん感覚が戻ってきた
 毎度のことですが、単発の企画物の場合、校了までは具体的な内容が書けず申し訳ありません。9月には企画名も書かせていただきますので、しばらくはただ「ムック」ということでご了承ください。

 19:30、帰宅後、学習まんが人物館の第2章第1稿を執筆。こちらは週末までには書き上げたいところ。
 最近の気分転換とストレス解消は深夜のドライブなんだけど、これはしばらくおあずけです。まー、ガソリン高いし、ちょうどいいか!

投稿者 黒沢哲哉 : 04:06 | コメント (0) | トラックバック

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2007年6月14日

雨の中、焼肉で打ち合わせ

 18:00、京成高砂駅でミリオン出版編集長のT根さんと待ち合わせ。
 駅前の焼肉屋へ入ってミノ・カルビをつつきながら企画打ち合わせをする。
 漫画ナックルズGOLDが現在のB5判中綴じの判型から、新たに判型を変えてリニューアルすることになったとのことで、ここ2ヶ月ほど仕事にブランクがあったけど、また原作を1本やらせてもらうことになった。
 ネタは、はるか昔、雑談でぼくが話したもので、そのときはぼくが「こんなのどうでしょう」と言ったら、「それは面白そうですね、ぜひやりましょう」と言ったきり進展がなく、T根さんも忘れているのかと思っていたら、何と先日、「昔黒沢さんが言ってたあのネタ、リニューアル後の本誌にぴったりなんで、ぜひやりましょう」ということなのだった。
 なにがどこで動くか分かりませんね。

投稿者 黒沢哲哉 : 02:13 | コメント (2) | トラックバック

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2007年6月12日

ひさびさに旧友と情報交換

 13:30、電車で神保町へ。小学館クリエイティブで編集のI田さん、T森さんとムック企画打ち合わせ。
 当初、ムックの一部分だけをぼくが担当させていただくという話だったのが、ぼくがメインで製作のプロデュースを務め、一部分を外部のライターに頼むという話になっていた。
「えーーーっ、聞いてないよぉ」
 と古いギャグを言ってもしょうがない。相手はすっかりその気になっている。
 スケジュール的に他の仕事と完全にダブっているので受けるかどうか少し迷ったが、ひとりじゃとうていやれる分量ではない。そこでライター仲間に応援を頼むことにしてやらせていただくことにした。

 15:30、神保町交差点で、ミステリクラブ同期でゲームデザイナーの宮岡寛くんと待ち合わせ。数年ぶりの再会だ。
 神保町交差点から1本路地を入ったところにある昔ながらの喫茶店さぼうる2に入る。
 宮岡くんとは、一時期、「週刊少年ジャンプ」で『ファミコン神拳』の仕事を一緒にやらせてもらっていたから、ほとんど毎週のように会っていた。
 しかしその連載が終わってからは、彼はゲームデザインの仕事に、ぼくは雑誌の仕事にと別々の道を進むようになってしまったため、数年おきに大学関係のパーティなどでお会いするだけになっていたのだ。
 しかし、先日電話をもらって、最近また雑誌の仕事の方にも幅を広げたいという気持ちがあるということなので、久々に会って情報交換することになったのだ。

 ここ数年は出版不況と言われて、こっちの業界もなかなか状況は厳しいが、そんな中でも売れてる本や雑誌はあるわけで、要は才能とアイデアさえあればいいんですけどね。
 宮岡くんは、ぼくよりもマンガ関連の人脈も多いし、本気でやればすぐにヒットする企画が生み出せるでしょう。
 またぜひ一緒に仕事をしましょう、という話をして、この日はお開きとなった。

投稿者 黒沢哲哉 : 01:51 | コメント (2) | トラックバック

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2007年6月 6日

学習まんが人物館第1章を執筆

 午後起きて、学習まんが人物館の原作第1章を書く。3日目。

 天気がいいので、ベランダの戸を開け放して仕事をしてたら、にわかに外が騒がしくなってきた。見るとうちの斜め前に消防車が駐まっているではありませんか!
 サイレンは鳴らしてないけど赤色灯を回転させていて、近所の家からワラワラと野次馬が集まってきた。
 気になるけどぼくは野次馬するのはどーも苦手でね。それに緊急性も低そうなので、知らんぷりを決め込んで仕事に戻ることにした。
 だけど我が家は1階だから、消防車はシカトするにしても、集まった野次馬たちがついでにうちを覗き込んでいくのがさらに気になる
「ずいぶん散らかったうちだな」とか「平日の昼間っからいい大人が家でナニしてるんだよ?」とか思われてそうだな~、とか。
 消防車はおよそ10分くらいで走り去った。いたずらか誤報だったんだろうか。
 いったい何だったんだろう。あー、やっぱりぼくも見ておくんだった(笑)。気になる!

 24:10、完成した原作第1章を e-mail で編集部へ送る。

投稿者 黒沢哲哉 : 02:02 | コメント (4) | トラックバック

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2007年6月 3日

おもちゃ博物館の日

 10:00、柴又のおもちゃ博物館に出勤。今日はマジシャンも来るし、深夜倉庫のメンバーS川くんとK林くんも助っ人に来てくれているのでにぎやかだ。
 本日の出演マジシャンは以下の3名。
 三上翔平
 白鳥淳
 関根慶祐
(順不同敬称略)
 みんな若手でいつもより30分早く集合し気合いが入っている。

 ところが天気も良かったのに、残念ながらお客さんの入りは期待したより少なめだった。
 参道を歩く人も気持ち少ない感じ。朝から暑かったので外出を控える人が多かったのかも知れない。これからさらに暑い季節になるので、対応策が必要かも。
 こんなとき、昭和30~40年代の喫茶店だったら「冷房中!」とか「高校野球テレビ放映中!」とかいう看板を掲げてお客さんを集めたんだろうけど、今じゃそのワザは通用しませんね(笑)。

投稿者 黒沢哲哉 : 01:18 | コメント (0) | トラックバック

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2007年6月 2日

学習まんが人物館原作執筆→挫折してドライブ

 学習まんが人物館のプロットにOKがでたので、原作の執筆に取りかかる。
 最初はゆるゆると、次第にペースをあげて……の予定が、ゆるゆると書き出したところで集中力が途切れてしまった。

 ので、気分転換に車で近所を軽くドライブをすることにした。けど、ガソリンが今月に入って再び高騰中! なので気分転換にもカネがかかるのであった。
 ガソリンはゴールデンウィーク前に一度120円台前半から一気に10円ほど値上がりしたものの、その後、一度120円台前半まで戻った。
 ところが、ここへ来て再びの値上げ。しかも今回は予告もほとんどなし!
 前回値上げしたときには、ニュースでも盛んに取り上げられ、仕事で必要に迫られる人以外は買い控えする人も多かった。
 ところが今回は、前述したように事前のアナウンスはほとんどなく、ニュースでもあまり取り上げられていないため、批判的な世論はほとんど聞かれない。最終的な価格は前回よりも高くなっているにもかかわらずだ!
 これは、こうして2段階に値上げすることで、世間の批判をかわそうという、どこか“上の方”が決めた最初からの計画だったのでは、とさえ勘ぐってしまいます。

投稿者 黒沢哲哉 : 01:04 | コメント (0) | トラックバック

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