WMC同期だった森秀俊くん(右)とぼく。森くんは大学卒業後、一度大手商社に勤務したが、その後退社し、現在はミステリ評論家・翻訳家として活躍している。
デジカメ撮影/根本直行
 1957年、つまりぼくの生まれた年に、作家の江戸川乱歩を顧問としてWMC(ワセダミステリクラブ)は誕生した。そしてぼくが早稲田に入学し、WMCに入ったのは1977年。つまりちょうど創立20周年の年だったわけだ。
 あれからもう20年もたつのかー、とかいう個人的な感慨はともかくとして(笑)、ひとつのサークルが40年もの歴史を持つというのは、たいしたものですね。中には同じ出版業界で働く人も多く、ステージでは大先輩で作家の北村薫氏や山口雅也氏、そして同期の作家ひかわ玲子さんや評論家で翻訳家の森秀俊くんなどがあいさつをされました。
このパーティの模様はライブカメラによって、
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 2次会は高田馬場の割烹で、3次会はバラけて、ぼくはひかわ玲子さんなどと共に8人ほどでカラオケに行くことになった。というのも、ひかわ氏が「アニソンカラオケがやりたい!」と提案したからだった。

 と、ココまではよかった。ひかわ氏など数人が三々五々帰宅し、午前2時半ごろに店を出たときに残っていたのは、ぼくも含めて同期が2人、後輩が2人の4人であった。
 その4人が、高田馬場駅前の交差点でそれぞれの方向へ散ろうとした矢先に、ちょっとしたことから数人の若いサラリーマン風の酔っぱらいがぼくらにからんできたのだ。ぼくらは全員すでにほとんどシラフだったが、相手がからんでくるのをやめないためゴタゴタは収拾せず、ついには110番通報をする事態にまでなってしまったのだった。
 幸いにも大したことはなかったが、2人の後輩がちょっとケガをしたりしてるので、あまり興味本位に書くのもどうかと思うからこのへんでやめておくが、みなさん、災難はどこに転がってるかわからないので気をつけましょうね。

 でも、そんなことも含めて、何だか学生時代に戻ってしまったような1日ではありました。ぼくにとって忘れられないWMC40周年記念日になったことは確かである。うーむ…。



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