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monologue
< または日記 の・ようなもの >
1999.07


99/07/30
 自宅で仕事。『HAIKARA事件帖』の原作はOKが出たので、すぐに新企画社の仕事に取りかかる。

99/07/29
 いよいよ今日から、これまで半年近く準備をしてきた新企画社の単行本の原稿を書き出そうと思っていた…のだが、
 午後、「スーパージャンプ」編集部のM沢さんから「原作の書き直しの件どうなってますか?」との督促の電話がある。実は先々週ファックスで送っておいた『HAIKARA事件帖』第4話に関して電話で打ち合せをして、一部手直しを頼まれていたのだ。が、「そんなに急ぎませんから」と言ってたから、そのままうっちゃっていたのであった。「えっ! それでは大至急送ってもらえますか」とM沢さんに、ぼくの都合など考慮する余地はないという強い口調で言い渡され、あわててそっちに取りかかる。ヒー。

99/07/28
 昨日は当 allnightpress.com のホームページに協力してくれてる女子高生すずちゃんの18歳の誕生日だった。ということで本日は、すずちゃんと一緒にプレゼントを買いに渋谷と原宿へsnap photo

99/07/27
 今日も仕事。

 あーこんなときは北海道にでも行ってみたいなぁーー!! でもいまは例のハイジャック事件直後なので、何となく北海道行きの飛行機は遠慮したかったりして…。ということで本日の柴又名画座は、北海道を舞台にした石原裕次郎主演の日活ムードアクション『夕陽の丘』を上映。 comment and picture

99/07/24-27
 自宅で仕事。トホホ…。

99/07/23
 ついに梅雨明け〜〜〜。15:30、桜木町駅で新企画社編集長の渡辺くんと待ち合わせ。横浜ランドマークタワー内のランドマークホールで開かれている『藤子・F・不二雄の世界展』を見に行ったのだ。同展はぼくは3回目。一昨年東京の新宿三越南館で、昨年は富山県高岡市で見ているのだ。いやー、しかし何度見てもF先生のカラー原画は素晴らしいぞ。横浜は8月1日まで。続いて奈良そごう美術館でも開催予定(1999年8月11日〜9月5日)だそうだから、お近くの方はぜひ!! 時間・料金など詳細は、[漫画リンク]から「ドラえもんワールド」へ行って“Fujiko.F.Fujio World ”を参照してね。

 しかし今夜も蒸し暑い〜〜〜。ということで柴又名画座は、背筋のゾクゾクするようなフレンチ・サスペンス映画の古典『犯人は21番に住む』を上映。 comment and picture

99/07/22
 自宅で仕事。

 今日も昨日に続いて雷鳴轟く不穏な天候だった。ということで柴又名画座も、名作SF映画をメチャメチャに茶化す、嵐のようなSFパロディムービー『ミステリー・サイエンス・シアター3000 宇宙水爆戦の巻』を見た。 comment and picture

99/07/21
 午後、江戸川区の大型古書店へ資料本を買いに出る。と、一天にわかにかき曇り、ビカビカッと稲妻が光ったと思うと激しい雷雨となる。直線道路である船堀街道を走っていると、進行方向の地平線上に次々と落雷して、まるで映画を見ているような迫力だ。車には落雷してもまず大丈夫だから怖くはないしね。
 荒川土手に沿って走る高速道路の下では、雨宿りに逃げ込んだ自転車の女子高生と、河川敷の工事をしていたおっちゃんが世間話をしていたりして微笑ましい。にわか雨がなければまず交差することはないだろう2つの人生がすれ違う。
 求める資料本の方は、いちおう見つかった。予算はオーバーしちゃったけどね(痛)。

99/07/20
 自宅で仕事。ちぇっ、面白くも何ともない monologue ですね。すみません。

99/07/19
 自宅で仕事。資料本を読む。

99/07/18
 自宅で仕事。資料本を読む。

99/07/17
 ひさびさの柴又名画座。うおお、燃えるぜドラゴン!! ということで本日は、伝説のカンフーアクション・スターのはかなくも輝かしき人生を振り返った映画 『ブルース・リーの神話』 を上映。 comment and picture

99/07/16
 昼に起きて床屋へ行く。

 午後、三軒茶屋の古書店「三軒茶屋の2階のまんが屋」へ資料本を買いに行く。探していた本がこのお店のインターネット通販リストに掲載されていたので、e-mailで予約して、今日引き取りに行ったのだ。インターネット通販というのを初めて利用したぞ。あ、自分で取りに行ったんだから厳密には通販じゃないか(笑)。

 18:00、高田馬場へ。森英俊くんが、先日の推理作家協会賞受賞祝賀パーティの幹事を集めて慰労会を開いてくれたのだ。 snap photo

99/07/15
 5:37、約2時間寝て、始発の次の電車に乗って東大宮へ向かう。まんが家の居村眞二氏に「コンバットコミック」の原稿をいたくのだ。
 駅のホームで、偶然、中学校時代の友人で音楽プロデューサーをやっているY田くんと久々に会った。Y田くんのあだ名は“ブージン”。豚のような人間という意味(ヒドイ…)。彼は高校時代からどうしても音楽関係の仕事に付きたかったのだが、コネもなく、最初はコンサート会場警備のアルバイトから始めて、やがてアイドルタレントの付き人になり、次にマネージャーになり、現在は音楽プロデューサーになったという、たたき上げの人なのだった。今日は彼は横浜アリーナでのタレントのロケに立ち合うのだという。

 7:15、無事居村氏から原稿をいただく。

 8:30、ラッシュアワーの電車に乗って早稲田のスタジオハードへ向かい、「コンバットコミック」編集長の松田氏に原稿を届ける。「コンバットコミック」は今が入稿の山場なので、手分けしての原稿回収が必要なのだ。

 9:30、帰りにコンビニで買ったアイスクリームを食べて本格的に寝る。午前中にひと仕事終えてしまったので何となく気分がいいが、このまま起き続けているには眠すぎる。それにちょっと風邪がぶりかえして咳も出てきたし。うーむ。結局、起きるのは午後ってわけですね。

 午後はまた自宅で仕事。

99/07/13-14
 自宅で仕事。

 深夜、居村眞二氏の「コンバットコミック」用のまんが原稿が完成したら、車でいただきにあがるはずだったんだけど、完成せず。翌朝、ぼくが電車で取りにうかがうことになった。しかし早朝7時に居村さんの家がある東大宮まで行くには、始発から2本目の5:37の電車に乗らなければならない。でも2時間ほど眠れるか。

99/07/12
 うだうだしてもいられないので、仕事を始める。あまりはかどらない。それにしても、ここ1週間ほどいいわけばかりしてるな。

 深夜、上田信氏の「コンバットコミック」用のまんが原稿が完成したら、車でいただきにあがるはずだったんだけど、完成せず。翌朝、編集長の松田くんが取りにうかがうことになったので、ぼくは行かなくて済むことになった。

99/07/11
 風邪はまだ治ってなかった。体は動くんだけど、のどが枯れて声が出ない。あ゛ー。

99/07/10
 夜、中学校時代の友人が焼肉食べ放題の店へ行くというので、誘われて家を出ることにした。メンバーは、広告代理店を経営するS川くん、ディスカウントショップを経営するK林くん。K林くんの友人のラーメン屋店主、整体の先生、カーチューナーとさまざま。たまには業界やクラブを離れたこんな集まりも楽しいね。しかし、商店を経営している人たちは、店を閉めてから夕食だから、8時に集合したのに、店を閉め、全員がそろって車で出発し、焼肉屋に着いたのが何と10時。商店経営も大変ですね。あ〜腹減った。その分焼肉はうまかったけど。

99/07/09
 終日、自宅で仕事。治ったと思ってた風邪は治っておらず、ヘロヘロになりながら、深夜にファックスで原稿を送る。ふ〜。

99/07/08
 本日も風邪でダウン…。

 夜、香港のシーンがあるというので、テレビ朝日のテレビドラマ『てっぺん』の第1回を見た。恐らく2回目以降はほとんど日本が舞台になっちゃうんだろうけど、けっこう丁寧にロケをやったらしく、第1話では香港の雰囲気がなかなかよくとらえられていた。因みに、夕方メイキング番組もやってたんだけど、そっちも見た。そっちも面白かった。
 広東語、ぼくはまったくわからないけど、坂井真紀のしゃべる広東語もそれっぽく聞こえたからけっこう練習したんでしょうね。ヒロミの広東語はちょっとモゴモゴしててイマイチだったけど、キャラクターはなかなかイイ。面白かったら全話見ようと思ってたけど、次回からは、うーん、時間があったら見るってカンジかな。

 深夜になってすこし回復してきたのでフジテレビの深夜映画『海の若大将』でもぼんやり見ながら寝ようと思っていたら…な、なんとワイドサイズで放映してるじゃありませんか。TVガイドには“ワイド”マークが付いてなかったから、トリミング版だと思ってたのに。あー録画しておくんだった!! 録画はできなかったけど、ノーカット・ノートリミングならば、急遽、柴又名画座として見ることにした。
 ということで本日の柴又名画座は、若大将シリーズの中でも傑作の1本 『海の若大将』 を上映。 comment and picture

『海の若大将』を見た後でこれを書いてたら、なんか風邪も治ってきたみたいだぞ。やっぱ若大将映画は元気が出るぜ!!

99/07/07
 自宅で仕事…の予定が、風邪でダウン。ほとんどはかどらず。

99/07/06
 13:00、神保町の新企画社で、編集長の渡辺くんと打ち合せ。いよいよ来週あたりから原稿執筆に入ることを確認する。けどまだ読むべき参考文献がたくさん残ってるんだよなぁ。がんばろ。

 14:00、神保町の古書店で資料を買って歩く。値段はやや高めだったが、目当てのものが見つかった。

 15:00、初台のエニックスで「少年ガンガン」編集の中川氏と打ち合せ。プロットが2転3転していたんだけど、ようやく出口が見えてきたという感じでホッ。

 16:00、徒歩で大久保まで行き、さらに古書店を回って追加の資料探し。しかしこちらは目当ての本が見つからず。いくつか別の参考文献を買う。

 18:30、新大久保駅前でフリーライターの野村宏平くんと待ち合わせて、ミャンマー料理を食べながら打ち合せ。先月の森くんのパーティ打ち合せでは、高田馬場のビルマ料理店へ行ったけど、今回行った『YATANA ヤッタナー』という店は、馬場の店とはまた違ったあっさり味の店だった。店主の説明によれば、ミャンマーは、タイ、中国、インドにはさまれているので、各地方によってそれぞれ隣接する国の影響を受けたさまざまな料理があるのだとか。
 ところで、旧ビルマは、ソウ・マウン将軍らの軍事クーデターによって成立した軍事政権が、1989年国名をミャンマーと改称した。しかしテレビ報道によれば、国民の大多数は軍事政権に反対し、自分たちはビルマ国民であると認識しているという。高田馬場のビルマ料理店にはビルマ国民の自由の星アウンサン・スーチー女史の生サイン入りポスターが飾ってあったし。しかし今回行った店はミャンマー料理の店だったわけで、この表記の違いに政治的な意味があるのかどうか聞きたかったんだけど聞けなかった(笑)。

 それにしても、何だかこのところ仕事がはかどらないんだよねぇ。リテイク多いし。もっとレーサーのようにスピードアップしなくちゃ。ということで本日の柴又名画座は、史上最初の自動車レース映画といわれるハワード・ホークス監督の 『群集の歓呼』 を上映。 comment and picture

99/07/05
 自宅で仕事。

99/07/04
 自宅で仕事。

99/07/03
 市ケ谷のアルカディア市ケ谷で、ミステリ評論家森英俊くんの日本推理作家協会賞受賞を祝う祝賀パーティがワセダミステリ・クラブOB有志の主催で開かれた。森くんを祝うパーティはすでに“打ち合せ”と称する飲み会も含めると、下記リストのようにぼくが出席しただけでも3回もあって、今回が何と4回目である。まあ、めでたいことだからいっか(笑)。
  1. 5/30 幹事チーム結成会を兼ねたミステリ・クラブ内輪の祝賀会
  2. 6/17 幹事打ち合せと称する祝賀会
  3. 6/25 本チャンの授賞式後に行われた祝賀会二次会
 今回は、ぼくは幹事チームのひとりとして会計係を仰せつかっていたので、ほとんどデジカメ画像が撮れませんでした。画像は、お友達&仕事仲間リンクから WMC HomePage と、ミステリ・クラブ同期の野村宏平くんのHP Index to Anthologies で公開されています。
 パーティは一次会、二次会とも盛況で、一次会が約120人、二次会も約70人の参加者があって大盛況。会計としてはホッとした。

99/07/02
 自宅で『一条寺開 HAIKARA事件帖』の原稿を執筆。

 書いてた原稿の内容は明治時代の華族の話なので、本日の柴又名画座も貴族の物語を上映。ある英国貴族の盛衰を描いたオーソン・ウェルズ監督の 『偉大なるアンバーソン家の人々』 を見た。 comment and picture

99/07/01
 13:00、高田馬場の喫茶店でフリーライターの野村宏平くんと打ち合せ。いま進めている仕事に必要な参考文献に関してアドバイスをもらう。

 15:00、同じく高田馬場の喫茶店で、今週の土曜日に開かれる森英俊くんのパーティの幹事が集まり、最終打ち合わせ。

 18:00、打ち合わせを終えて食事に向かったワセダミステリ・クラブの仲間と別れ、ぼくは神楽坂の日本出版社へ行き郵便物チェックをする。「コンバットコミック」の読者プレゼント応募ハガキの締め切りが6月末日消印有効だったためだが、最後はわずか数枚しか来てなかった(トホホ)。その数枚のハガキを早稲田のスタジオハードへ届けて帰宅。

 夜は、エベレストのごとく積み上げられた資料本の山を読む。


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