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monologue
< または日記 の・ようなもの >
97/06


97/06/27
 並木書房近くの喫茶店で、城久人氏と、『コミック版 サバゲー入門』の最後の文字校正。狭い喫茶店のテーブルで山のような資料を広げてバタバタと約2時間、終わってホッ。あとは青焼き校正の出るのを待つだけだ。

 そのあと神保町の喫茶古瀬戸でフリー編集者の杉山氏と待ち合わせ、電車で阿佐ヶ谷へ。今日は仕事仲間(とその知り合い)が集まっての飲み会なのだ。WMC同期でフリー編集者の清水くんも一緒だ。ということは朝までコース決定ということで、ああっ、ぼくの仕事はどうなるっ!! snap photo

97/06/26
 さっそく秋葉で名刺用のプリンタ用紙100枚セットを購入。その足で「コンバットコミック」編集部へ。目次ページのレイアウトなど雑用をこなす。
 しかし帰宅が11時を過ぎてしまったので、名刺プリントは明日に順延。実は、PM-700C は、かなり作動音がうるさいのだ。パソコン雑誌などには印刷品質がいいってことしか書いてないけど、初期化中の音なんて「キキーッ、ガガーッ」と、まるでドットプリンタ並みにすごい。うちはマンションだけど防音設備が弱いので、これでは深夜のプリントアウトは気がひけてしまう。同様の事情のある方は、購入を検討する際には要チェックです。

97/06/25
「ああっ、仕事やんなきゃ」と思いつつ、プリンタにハマってしまった。モノクロプリンタは単なる出力デバイスでしかないが、カラープリンタはもはやひとつの表現メディアである。
 写真やロゴやホームページをプリントアウトするのにも飽きたので、『Paint Shop PRO Ver4.2』のセットバージョンアップで付いてきた『筆自慢10』で、名刺のフォームを作成してあれこれ遊ぶ。といっても自分の名刺はあるから、すずちゃんの名刺を作ってあげることにした。なかなかの出来である。「次はシールプリント用ソフトを買ってきてプリクラに挑戦だ」と言ったら、すずちゃんに「黒沢さん、自宅で一人でプリクラ作ってるのって、さむいですよぉ」と言われてしまった…。

97/06/24
 銀座の並木書房近くの喫茶店で、まんが家の城久人氏と、編集の奈須田さんと『コミック版 サバゲー入門』(並木書房・7月刊)の、校正と表紙の最終打ち合わせ。この本もいよいよ大詰めの作業に入った。 snap photo

 そのあと、地下鉄で半蔵門の宝島社へ行き、単行本企画の打ち合わせ。といっても、打ち合わせの相手は、WMC同期のフリーライター野村宏平くんと、WMC先輩の編集石倉さんである。こうして仕事は、才能のあるものに回るのではなく、人間関係によって内輪で回されていくのであった(笑)。 snap photo

 しかしこれは同業者でないとわからないかもしれないが、「黒沢は、こんなにしょっちゅう打ち合わせばかりしていて、さぞ稼いでいるんだろう」などと思ったらそれは間違いである。打ち合わせをしてるだけで金になるのは社員編集者だけ。フリーは原稿を書いて本や雑誌が出て、初めて収入になる。打ち合わせばかりしているときはまるで収入がないのである。チビシーッ(死語)。

97/06/23
 御茶ノ水の喫茶ジローで、三一書房編集の中島氏と、まんが家のいちかわのり嬢と3人で打ち合わせ。今度ぼくが書く本で、いちかわ嬢にイラストを描いてもらうことになったのだ。 snap photo

 そのあと、すぐに帰って仕事をすればいいものを、神保町で 32M のメモリが安かったので衝動買い。おまけに香港関連の本などもどっさり買って、その足で秋葉へ行き、EPSON のカラープリンタ PM-700C を購入。
 しかし、このプリンタ、内蔵フォントを持っておらず、DOS からの印刷はできない。つまり愛用のワープロソフト「松」が早く Windows に対応してくれないことには、今までの BJ-10v も使い続けなければならないのだ。というわけでプリンタ切り換え機も買ってきたのだが、この切り換え機が何と、両口ともセントロニクス36ピンのケーブルを使用する。ガガーン! 間違えた!! 実はフィルムスキャナを買ったときにもケーブルを買い間違えたので、これで2度目だ(涙)。

97/06/22
 月刊「ASCII」最新号の付録ディスクに、Windows版松茸のβ版が付いてきた。さっそくインストール。これは快適だ!! 今まで MSIME でがまんしてきたのが、やっと DOS と同じ環境で日本語入力できるようになった。しかし、DOS 版松茸で誤変換になる文字を入力してみたが、きちんと変換してしまう。何だ、真面目な IME になっちゃったのか…って、そんなことで残念がってどーする(笑)。

97/06/19
 池袋で、WMCの後輩で作家の山下定くんと、まんが家のいちかわのりさんのお見合いを取り持った。といっても男女交際の話ではなく、山下くんは朝日ソノラマなどでジュヴナイル小説を書いており挿し絵画家を探していた。いちかわさんはそうした小説のカットが描きたいという希望を持っていた。そこで二人をひきあわせたわけなのだ。
 すぐに「それじゃあ仕事を」という話ではないが、フリーランスはこういうつながりが大切なのである。ぼくも自分から仕事を売り込んだことはほとんどなく、知人のつながりでいただく仕事だけで生きているようなものなのだ。 snap photo

97/06/18
 三一書房でまんがに関する本を書くため、一日資料探し。といっても、物置きとして借りている自分のアパートをかきまわしただけなのだが、これがエラく大変なのである。 snap photo

 ところで[少女]コーナーに、近々、現役の女子高生に登場してもらうことになった。今夜はその最初の打ち合わせ。
 何で高校生にそんなことをしてもらうかというと、子供まんがの原作を書いているのに、最近の子供の考えていることとか、やっていることが次第に見えなくなってきているからなのだった。このホームページ作成をきっかけとして、現役の高校生にいろいろなことを語ってもらうことで、そこから何かが見えてくるかもしれないと思うのである。んじゃあ、何で男子じゃなくて女子なのか。それはもうそっちの方が楽しいからに決まってるでしょ!!(笑)。 information & photo

97/06/16
 日本出版社で、夏に新装刊となる新生「コンバットコミック」の表紙デザインについて打ち合わせをする。表紙イラストのラフデザインが上がり、表紙に入れる文字要素などが決まってくると、ようやく新雑誌のイメージが見えてくるね。

 そのあと神保町へ出て、喫茶古瀬戸でフリー編集者の杉山氏と「月刊コミックトム」の企画打ち合わせ。すでにある企画を提出してあったんだけど、「トム」本誌の路線変更に合わせて、新たに企画を立て直すことになったのだ。あちゃー。こういうことは雑誌ではよくあることだが、またイチから立て直さなければならないのは残念。 snap photo

97/06/15
 午後、まんが家のいちかわのり嬢からまんがの資料を借りるため、練馬のデニーズへ。資料を借りたらすぐに失礼するつもりだったのに、3時間も話しこんでしまった(笑)。 snap photo

 続いてその足で江古田のデニーズ(笑)へ。山田貴敏氏と少年サンデーの連載まんが『アクシデンツ』の打ち合わせ。このまんがに、ぼくは不定期に原案を提供しているのだ。まんがのページの隅っこに時々名前が出ているのでチェックよろしく(笑)。 snap photo

97/06/13
 銀座の並木書房編集部で、城久人氏著の単行本『コミック版 サバゲー入門』の編集作業をする。もうほぼ完成に近づいている仕事なので精神的には楽。
"サバゲー"というのは"サバイバルゲーム"の略で、ゲームフィールドでは、ゲーマーたちがごく日常的に使っている言葉だ。しかしメディアがこうして堂々と、しかも本のタイトルに使うのは初めてのこと。"テレカ"などのように、略語としてゲームファンたちに浸透するだろうか。 snap photo

97/06/12
 まんが家のあびゅうきょ氏らが主催する「漫画家によるクロッキーワーク in 阿佐ヶ谷'97」展へ行ってきた。出展者はまんが家やアニメーターなどゲストも含めて22名。それぞれ本業の作風がクロッキーにも反映されているのが面白い。まんが家の絵はまんが風でアニメーターの絵はアニメーター風なのだ。
 あびゅうきょ氏は、美少女風に描かれたヌードデッサンと、宮沢賢治の童話をモチーフに描いたという水彩画を出展していた。

97/06/11
最近買ったヘンな雑誌2誌。

「nicola (ニコラ)」新潮社
これってローティーン向けのおしゃれ雑誌なんだろうな。そうだよなやっぱ。けど、オスマシしてる少女たちの写真が、当ホームページの少女コーナーに通じるものがあってなかなかいい。因みに表紙写真は篠山紀信。最近、篠山紀信は少女写真ばっかり撮っている。まだ創刊号(季刊)で今後どういう雑誌になるのかわからないが、しばらく買うのだ。 cover photo

「e・jan (イイジャン)」(株)イダイナ
高校生向け個人情報誌。伝言ダイヤルみたいなボイスメール(一般回線)で、投稿された女子高生のメッセージが聞けたり、PHS やポケベルの番号がまんま掲載されている。「じゃまーる」よりずっとストレートでナマな感じが、なんだか女子高生の会話を盗み聞いてるようでドキドキする(笑)。次号は7月7日(月)発売だ。読め!! cover photo

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