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< または日記 の・ようなもの >
2000.06


00/06/30
 来週の手塚プロ打ち合わせに使用するコンテを作成する。

00/06/29
 15:00、神保町の集英社ロビーで「オースーパージャンプ」編集のM沢さんと『HAIKARA事件帖』打ち合わせ。

 そのあと古本屋街を2時間ほど歩き、資料本や資料でない本などを両手いっぱい購入する。

00/06/28
 午後、ものすごい雨が降っていたけど、車で近所の図書館へ『HAIKARA事件帖』の資料調べに向かう。

 夜、「少年ガンガン」編集部のN川さんと、昨日送っておいたプロットについて電話で打ち合わせ。ディティールについて詰めを行ない、ふたたびここからシナリオを起こすことになった。

00/06/27
 自宅で『HAIKARA事件帖』の次回ネタ準備のために資料を読む。

 夕方、集中力が落ちてきたので、柴又名画座を開館。『HAIKARA事件帖』のイメージがふくらめばと探偵映画を見る。ダシール・ハメットの原作をW.S.ヴァン・ダイクが監督して1930〜40年代にヒットした、夫婦探偵ニック&ノラシリーズの第1作『影なき男』を上映。 comment and picture

 夜、「少年ガンガン」編集部のN川さんと電話で『マジック・マスター』打ち合わせ。
 昨日は電話で話をしていても、お互いにあまりいい対応策が思い浮かばなかったのだが、今日は、N川さんが問題点をレポート用紙に箇条書きで整理してくださったので、そこからもつれた糸がほつれるようにすらすらと話が展開し、「それじゃ、これでもう一度プロットをまとめてみましょう」ということになった。

 深夜、ガストへ行ってプロットを書き、編集部へファックスで送る。

00/06/26
 超遅れている新企画社の単行本の第1章の書き直し構成案を練る。

 夜、エニックス編集のN川さんと、今朝ファックスで送っておいた『マジック・マスター』第2話第2稿について打ち合わせ。N川さんから「まだキャラの気持ちが描ききれていないですねぇ」という厳しい指摘を受ける。結局、電話では方向性がまとまらず、明日、もう一度電話で打ち合わせをすることになった。

00/06/25
 うげっ、もう月末!

 終日、遅れている『マジック・マスター』第2話の第2稿を書く。
 深夜、ガストへ行く。

 あ、しまった、選挙行かなかった。

00/06/24
 早朝9時半、TBSの番組かなんかの選挙アンケートとかいう電話でたたき起こされる。眠いので、あー、うーとあいまいに返事をしていたら、どんどん質問されて「あなたは今回の選挙に投票に行きますか?」「支持している政党はどこですか?」「今回の選挙について、なにか意見はありますか?」ぎゃああ、いいかげんに眠らせてくれ! と、途中でヒステリーを起こしそうになったけど、最初にあいまいに引き受けてしまった(らしい)ので、仕方なくモゴモゴとてきとーに応えていたら、「質問は以上です。ご協力ありがとうございました! この結果は明日○○時の番組で放送されますのでぜひごらんください。ガチャ」と電話は切れた。うーむ。

 夜は「少年ガンガン」の『マジック・マスター』第2話の第2稿を書く。

 深夜1:00、例によってガストへ行くが、今日は週末なのでものすごく混んでいる。店全体がワーンとなってる感じ。
 それで周りの人を観察してて気づいたんだけど、用もないのにたむろしている若者たちの3組に1組の話題が携帯電話のことだった。「携帯の着メロがどうの」とか「iモードがどうした、CdmaOneがどうした、ドッチーモがどうした」とか、そういうの。特にやめてほしいのが、着メロ自慢が始まると、みんなで♪ピロリロピ〜と、着メロを鳴らしまくること。ほかに話題はないんかい!

 帰宅後、柴又名画座を開館。本日のプログラムは、前回の『ロリータ』に続いて、日本版悪女小説の古典を、安田道代の主演で映画化した『痴人の愛』を上映。 comment and picture

00/06/23
 終日、自宅でドラえもんインターネット本2の原稿を書く。
 深夜、本文の原稿がすべて書き上がり、e-mail で編集部へ送った。ふー。

00/06/22
 15:00、高田馬場の手塚プロダクションでミーティングに参加。

 18:30、神保町へ移動し、新企画社で、新企画社編集S木さんと小学館S藤さんと、ドラえもんインターネット本2の進行について打ち合わせ。
 新企画社編集長の渡辺くんもいたので、もうひとつ、またまた執筆が中断している単行本企画について、現在の状況を説明。来週には第1章の書き直しを渡すと約束する。

 帰宅後、さすがに疲れて深夜まで眠ってしまい、起きたら午前2時。仕事をするには気力が不足していたので、柴又名画座を開館することにする。作品は、先日 WOWOW で放送された、エイドリアン・ライン監督版の『ロリータ』である。 comment and picture

 あ、06/18の『旅の重さ』のコメントも書いたので、読んでね。

00/06/21
「少年ガンガン」の『マジック・マスター』第2話の書き直しをやろうと思っていたら、小学館のS藤さんから、ドラえもんインターネット本2の原稿の督促の電話がある。「金曜日までにぜんぶUPしてください。その前にもできるだけ原稿をください」とのこと。
 そこで「少年ガンガン」の方は、週開けまで待ってもらって、ドラえもんインターネット本2の原稿を書く。
 深夜、明日の手塚プロでの打ち合わせ用資料をまとめて、e-mail で関係者に配布する。

00/06/20
 手塚プロダクションのK渕さんと、e-mailで連絡を取りつつ、明後日の打ち合わせ用資料を作成する。それにしても、趣味で始めたインターネットが、最近は、どの仕事にも必要不可欠なものになってきている。なんだか、おもちゃを取り上げられた子どものような気分…。

00/06/19
 あーっ、日曜日にやる予定だった新企画社単行本の原稿が1行も書けなかった! ということで仕事の予定はズルズルと遅れつつ、新たな週に突入。どうするどうなる締め切りは!?

 ところが、こんなに忙しいというのに、先日買ったパソコン雑誌に気になる記事を見つけてしまった。「大容量ハードディスクをサポートしていないパソコンで、大容量ハードディスクを認識させる方法」というのが掲載されていたのだ。
 実は、ぼくは今年の2月15日に8.4GB のハードディスクを買ったんだけど、それが認識しなくて、導入をあきらめていたのだ。
 そこで、もしかしたらその方法で、ぼくの眠っているハードディスクが目覚めるかも、と思ったら、いくら忙しくても試さずにはいられなくなった(笑)。
 その方法というのは、HDDメーカーのホームページで、大容量ハードディスクを認識させるソフトウェアを入手し、それを利用するというもの。
 そこでさっそく、ぼくの買ったHDDのメーカーである WesternDigital 社のホームページをチェックすると、あったあった。DataLifeguard というツールが公開されていた!

  1. さっそくそれをダウンロードして作業を開始。
  2. 英語版のDOSソフトなのでDOS窓を開いて英語モードに変更しプログラムを実行。すると、起動用フロッピーの作成を促されるので、指示通りにフロッピーを作成。
  3. いま接続してある1.6GBのドライブをMOにバックアップ。
  4. 本体を開けて、ハードディスクを入れ替える。
  5. 作成したフロッピーを挿入し、電源を入れるとプログラムが読み込まれ、メニュー画面が表示される。
  6. メニューに従って、EZ-Installというプログラムを実行。BIOSのチェックに続いて、領域確保からフォーマットまでが自動で行なわれる。
  7. フロッピーを抜いて再起動すると、あっさりと8.4GBのDドライブができていた。
  8. バックアップしてあったDドライブの内容を新しいドライブに書き戻す。
  9. 7.3GBもの大きな空き容量が得られた! 所要時間は、およそ3時間でした。

 このソフトの仕組みは、そのBIOSが認識しないドライブとは別のドライブ(フロッピーでもいい)に、仮想BIOSをソフト的に持っておき、起動時にまずそれを読み込んで認識させるというものらしい。とにかくめでたしめでたしである。

 それはそうと、目先の仕事を片付けなきゃならんちゅーことで、夜は、ドラえもんインターネット本2の原稿を書く。

00/06/18
 終日、「少年ガンガン」の『マジック・マスター』第2話のシナリオを書く。

 朝7時まで仕事をして「さあ寝よう」と思ったら、衛星劇場で『旅の重さ』が始まった。この映画は劇場やビデオで何回も見ているし、今日の放送もビデオに録画してるから、途中まで見て寝ようと思っていたら、けっきょく引きこまれて最後まで見てしまった(笑)。ということで、本日の柴又名画座は、斉藤耕一監督の映像美と石森史郎脚本の詩的なモノローグの美しさと主演の高橋洋子の若々しい魅力がいっぱいの『旅の重さ』を上映。 comment and picture

00/06/17
 いつも通り午後1時ごろに起きてノロノロと仕事を始めたんだけど、3時間くらいしか寝てないので眠くてはかどらず、けっきょく途中で爆睡。目覚めたらもう寝る時間になっていた(笑)。

00/06/16
 ドラえもんインターネット本2のコンテを作成する。今日中に残りのコンテをすべて仕上げるぞ!

 …と思っていたら、深夜1時過ぎ、「オースーパージャンプ」編集部のM沢さんから電話があって、先日送った『HAIKARA事件帖』第8話のシナリオを編集部で回覧したところ、「犯人がバレバレでは?」との意見が出されたという。犯人バレバレはまずいので(笑)、急きょ、シナリオの一部を修正することになった。
 ということで、ノートパソコンをかばんに詰めてガストへ急行し、シナリオの書き直しを行なう。
 結局、朝8時ごろに完成。ファックスで編集部と里見桂さん宅へ送る。

00/06/15
 高田馬場の手塚プロダクションでミーティングに参加する。

 帰宅後、すぐに仕事を始めようと思ったが、睡魔に耐えきれず爆睡してしまった。

 夜中にごそごそと起き出して、資料ビデオを見る。

00/06/14
 自宅で、明日の手塚プロのミーティングのためのレジュメを作成する。

 深夜、またまた車でガストへ。最近、仕事が煮詰まってくるとガストへ行くというパターンが定着してしまった。一種の逃避ですね。

00/06/13
『HAIKARA事件帖』第3稿を書き、編集部と里見桂さんの仕事場へファックスで送る。

 仕事中にコーヒーを飲み過ぎて眠れなくなったので、ビデオで『刑事コロンボ』第35話「忘れられたスター」を見る。年老いた往年の名女優の悲哀を描き、映画『サンセット大通り』を思わせる物語が泣かせる。

00/06/12
 15:00、神楽坂の日本出版社で、T根新編集長と「コンバットコミック」打ち合わせ。

 仕事を残しているのですぐに帰宅。『HAIKARA事件帖』の第2稿を書き上げて、編集部と里見桂さんの仕事場へファックスで送る。

 夜、「オースーパージャンプ」編集部のM沢さんと第2稿について電話で打ち合わせ。一部を修正することになる。

00/06/11
 ドラえもんインターネット入門本2の本文原稿を書く。ひたすら書く。

 あー、しかしついに梅雨入りしてしまった。実は、まだこたつの蒲団を完全に干してないんだよね。この季節、我が家のベランダは午後1時ごろまでしか直射日光が当たらない。ところが、いつもぼくが起きるのが午後1時ごろだから、ふとんを干すヒマがないのである。梅雨明けまでこたつ蒲団を出しておくか、このまま気にせず片づけてしまうか。しかしそれだと冬になって、その蒲団を出したときに恐ろしいことになっているかも。

 深夜までに、第3章まで書き上がったので、e-mail で編集部へ送る。

00/06/10
 14:00、渋谷のハチ公前でエニックス編集部のN川さんと待ち合わせ。

 14:30、渋谷のシアターDで開かれたウイザーズイン主催のマジックショー「ウイザーズ・ナイト」&「コンジャラス・ナイト」の取材に、N川さんと共におじゃまをする。
 取材とはいっても、今回は、まんがの下地としてマジックを生で見学させていただくということが目的なので、観客のひとりとしてぞんぶんに楽しませていただいた。やっぱりマジックは、テレビで見るよりライブで見た方が楽しさが格段に上です。
 因みに、今年の1月にも、このシアターDで開かれた「ウイザーズ・ナイト」を取材させていただいているんだけど、今回はさらに盛況で立ち見もいっぱい出ておりました。

 帰宅後『HAIKARA事件帖』の第2稿を書く。

 深夜、昨日忘れた腕時計を受け取りがてら、ガストへ行って仕事の続きをやる。

 帰宅後、また紅茶を飲み過ぎて眠れなくなったので、ビデオで『刑事コロンボ』第34話「逆転の構図」を見る。ギャグが散りばめられているコロンボにしてはライトな展開。ネタとしてはちょっと強引すぎたか。

00/06/09
 午後起きてふとテーブルの上を見ると、あれ? 腕時計がない。ふと思い出してガストへ電話してみると、「あ、黒沢さんですね、お預かりしております」と言われた。いつも領収書をもらうので名前を覚えられていたらしい。が、たいていひとりで行ってドリンクバーとケーキくらいしか注文しないので、おそらく「いつも千円弱しか使わないで2〜3時間もねばって必ず領収書をもらうセコい人」として覚えられているのかもっ(笑)。

 深夜、『HAIKARA事件帖』のシナリオ第1稿が完成したので、ファックスで編集部と里見桂さん宛てに送る。

00/06/07-08
『HAIKARA事件帖』のシナリオを書く。

 深夜、飽きてきたので、例によって気分転換のために、車でファミリーレストラン・ガストへ行ってシナリオの続きを書く。

 帰宅後、すぐに寝ようと思ったんだけど、ガストで紅茶を飲み過ぎたせいか、ぜんぜん眠くないので、柴又名画座を開館。本日は、放浪の天才画家・山下清を小林桂樹が演じた『裸の大将』を上映。 comment and picture

00/06/06
 14:00、神保町で資料本を買う。エーリヒ・ケストナー少年文学全集全巻+αで、2万円弱。児童書は高くて重い!!

 15:00、同じく神保町の新企画社へ立ち寄って、編集のS木氏と、ドラえもんインターネット本2の打ち合わせをする。

 17:00、新宿へ移動。次の予定までちょっと時間があったので、ファーストキッチンに入って先ほど買った資料本を読む。と、その本の中に別の参考文献が紹介されていた。そこで、もしその本も売っていたら買おうと、急きょ店を出て、新宿南口の紀伊國屋書店へ向かう。

19:00、重い本を抱えて、徒歩で西口高層ビル街へ。ホテルセンチュリーハイアットで、エニックス「少年ガンガン」編集部主催のお食事会が開かれ、それにお招きいただいたのである。
 参加したメンバーは、「ガンガン」への寄稿家がぼくを含めて4名。それに編集部員10数名を加えて合計20名弱の内輪の集まりであったが、それだけにアットホームでなごやかなお食事会となった。この一次会は3時間でお開きとなり、みんなは二次会へ向かったようだが、ぼくは仕事を残していたので帰宅する。

 帰宅後『HAIKARA事件帖』の次回シナリオ執筆にとりかかる。

00/06/05
 自宅で資料本を読む。

00/06/04
 近所の小学校で運動会があり、知り合いの子どもが参加するので、応援にいってきた。
 前日の深夜までどしゃ降りの雨だったのに、朝になったらカラッと快晴。ふっふっふ、ぼくは晴れ男ですからね。今日も晴れるという確信があったんですよ。
 というわけで、ひさびさにたっぷり太陽光を浴びて真っ赤に日焼けしてしまった。どこの仕事も遅れてるというのに、これじゃ言いわけできねー(笑)。

 帰宅後、ノートパソコンを持って近所の喫茶店へ行って仕事をしようと思ったら、久々に行ったその喫茶店が美容室に変わっていた。ガーン、古いけど落ち着ける店だったのに…。仕方なくマクドナルドで『昭和駄菓子屋おもちゃ館』の原稿を書く。

00/06/03
 書庫で資料をかきまわしながら、「PHPほんとうの時代」に連載中のコラム、『昭和駄菓子屋おもちゃ館』のネタを詰める。

00/06/02
 15:00、高田馬場の手塚プロダクションでミーティングに参加する。

00/06/01
 ドラえもんのインターネット入門本2のコンテを書いて、ファックスで編集部へ送る。

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