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monologue
< または日記 の・ようなもの >
2000.01


00/01/31
 終日、自宅で『HAIKARA事件帖』の原作を書き、深夜、ファックスで編集部へ送る。

00/01/30
 夕方、渋谷のハチ公前でエニックス「少年ガンガン」編集部のN川氏と待ち合わせ。今日は、渋谷のシアターDで、ウイザードインのマジックショーWizards' Night が開催され、取材に訪れたのだ。ウイザードインのレギュラーから新人までのマジシャンが総出でシャレたマジックを披露してくださった。マジックは見る人を幸福にしてくれますね。
 ショーの後、ウイザードインのメンバーは、お客さんも連れて打ち上げの飲み会に向かったのだけれど、ぼくは仕事を残しているので残念ながら帰宅。

 帰宅後、『HAIKARA事件帖』の次回作の箱書きをやる。箱書きというのは、まんがの、ストーリー全体の流れを考えて組み立てることです。

00/01/29
 さすがにバテた。今日はほとんど仕事が手につかない。遅れてる原稿があるんだけどなぁ。
 ということで、結局、本日は後送になってた新企画社のインターネット入門コミック本のコラム原稿だけを書いて、編集部のA木氏に e-mail で送る。

00/01/28
 自宅で新企画社の次回単行本の原稿を書き、編集部のA木さんに e-mail で送る。

00/01/27
 15:00、早稲田のスタジオハードで「コンバットコミック」編集長の松田氏と次回企画について打ち合わせ。

 16:30、神保町の新企画社で、編集長の渡辺くんから、単行本のカバーデザインのラフを見せていただく。

 そのまま続けて同編集部のA木氏と、次回単行本の打ち合わせ。ネタがインターネット入門コミックなので、打ち合わせの途中で編集部にあるパソコンを操作してみたりしたのだが、動作がサクサクと早〜い!! うーん、我が家のパソコンは2世代、いや3世代前のマシンだからなぁ。

 18:30、皇居二重橋前の東京会館で、集英社第四編集部寄稿家新年パーティに出席する。
 しかし…知り合いがいない…。最近は集英社であまり仕事をしていなかったせいもあるが、出版社のパーティでこれほど知り合いが少ないこともめずらしい。
 ということで、前半は「MANGAオールマン」の編集者に軽くあいさつをしただけで、ひとり寂しく立食をしていたのだが、途中で、いきなり後ろから声をかけられた。振り返ると、かつて「週刊少年サンデー」で仕事をしていたころに知り合った人で、当時はまんが家N・Hさんのアシスタントだったけど、現在は「ヤングジャンプ」でまんが家として活躍されている紅林さんでありました。
 それで、後半はその仲間のところで会話にまぜていただいた。それにしても、紅林さんはすっかりまんが家の貫禄がついていて、驚いてしまいました。

 帰宅後、エニックスの「少年ガンガン」の原作の改訂をして、深夜、編集部にファックスで送る。

00/01/26
 自宅で『探偵屋の女房』のシナリオを書き、編集部にファックスで送る。

00/01/25
 自宅で、新企画社の次回単行本の原稿を書き、編集部のA木さんに e-mail で送る。

00/01/23
 終日、自宅で新企画社の次回単行本のコンテを作成する。

 深夜、ひと段落したので、先日の尾瀬岩鞍スキーツアーの写真をこの monologue に掲載した。見てね。 snap photo

00/01/22
 げっ、もうアッという間に1月下旬…。

 午後から、ずっと新企画社の次回単行本のコンテ作成。早くこれを終わらせないことには、他の仕事に取りかかれない。

 しかし、ひたすら仕事をやってるのに、チリチリとお尻が焦げるような焦燥感があってぜんぜん落ち着かないぞーー。

00/01/21
 新企画社のA木氏から電話があり、次回単行本企画のスケジュールが、急に半月もくりあがってしまったという。な、なにィ!?
 すでにまんが部分のシナリオは書き上げてあるから、すこし中断しても大丈夫だと踏んでいたのに…。ということで、仕方なく『探偵屋の女房』の方を一時中断し、急遽、新企画社の単行本の記事部分の原稿執筆に取りかかる。

 ということで、夜までに第1章分を書き上げてA木氏に e-mail で送る。しかし今後の予定がかなり狂いそうだぞ。うーむ。

00/01/20
『探偵屋の女房』のプロット立てをやるが、なかなかまとまらない。

00/01/19
 14:00、渋谷のウイザードイン事務所で、エニックスのマジックまんが打ち合わせsnap photo

00/01/16-18
 毎年恒例になっている、里見桂さんらまんが家仲間との尾瀬岩鞍スキーツアーへ行った。 snap photo

00/01/15
 自宅で、新企画社の次回単行本のコンテを作成する。

00/01/14
 18:00、西新宿のセンチュリーハイアットホテルで、エニックスの新年パーティに出席する。そこで、ぼくが「少年ガンガン」6月号から連載する予定のマジックをテーマとしたコミックで、監修をお願いしているマジシャン集団・ウイザードインのスタッフの方が、華麗なるマジックを披露してくださったsnap photo

00/01/13
 自宅で、新企画社の次回単行本のコンテを作成する。

 午前4:00、小腹が空いたので、冷蔵庫をあさって夜食を食べようと思ったら、なぜか、いつのまにか鍋一杯のカレーを作ることになっていた。 snap photo

00/01/12
 自宅で、新企画社の単行本の原稿を書く。

 深夜、今年2本目の柴又名画座を開館。本日のプログラムは、1950年代のモンスター映画の古典 『蝿男の恐怖』 を上映。comment and picture

00/01/11
 15:00、高円寺のリイド社で「リイドコミック」編集のM井氏と『探偵屋の女房』のシナリオ打ち合わせ。昨年1話だけ書かせていただいてから、忙しさにかまけてそのままになっていたのだが、今回、新担当編集のM井氏から初めて依頼を受けて、2/26 発売号の原作を書かせていただくことになったのだ。
 ところでリイド社のロビーは喫茶室のようになっていて、何と、受付嬢がコーヒーも出してくれるのだ。でもってこの受付嬢兼ウエイトレスさんが、どの人も美人なんですよー。美人の受付嬢ならどこにでもいるが、事務的に用件を取り次ぐだけじゃなくて、コーヒーを出してくれるから親近感も湧くしね。なんかイイっす。

 17:00、神保町へ移動し、集英社のロビーで、「オースーパージャンプ」編集のM沢氏と『HAIKARA事件帖』の原作打ち合わせ。昨年暮れに発売された「オースーパージャンプ」に掲載されたエピソードが人気投票で1位だったというので、次回作にも力が入る。

 18:00、そのまま同じ神保町にある新企画社へ行き、A木氏と単行本の記事部分について打ち合わせ。今週中に記事部分のコンテを見せてほしいと言われる。
 A木氏とは今回初めて仕事をするのだが、最初、ぼくは、A木氏がのんびり話をしているから、それほどせっぱ詰まってないんだろうと思って「(コンテを書くのは)来週いっぱいでいいですか?」と聞くと、「いえ、今週中にいただかなければ困ります」と、静かな口調で断言されてしまった。そう。A木氏は、あまり感情を表に出さないタイプの方なのだった。

 そのあと、閉店間際の書泉グランデや古書店を足早に見て回る。M沢さんから、去年の暮れに立て替えていた資料代を清算してもらったので、サイフには万冊が3枚もある。立て替えていたお金を返してもらっただけだから、別に儲かったわけじゃないのだが、何となく気が大きくなってしまい、わずかの間に1万円近く本を買ってしまった。俺ってバカ(笑)。

 帰宅後は、サトウの福餅入り鏡餅を開封して鏡開き。缶詰のゆであずきでお汁粉を作っていただきました。

00/01/10
 新企画社の単行本の原稿を書く。実はコレ、正月明けまでに完成させておく予定だったもの。しかしまたしてもしわよせがここにきてしまった。んー。

00/01/09
 新企画社のコミック原作を書きあげ、編集のA木氏に e-mail で送る。

00/01/08
 午後、エニックスの「少年ガンガン」で5月から連載を始める予定のコミックで、監修として協力していただくY田先生が学会で講演をなさるというので、編集のN川氏と共に、王子の北とぴあまで取材にうかがう。
 午後2:00 から 5:30 までの長丁場。取材も大変だったが、講演なさったY田氏や、そのスタッフのO川氏、K谷嬢はもっと大変だっただろう。しかしプロフェッショナルというのはこういうことを言うのだなと、感心しきりで帰宅した。
 何だか抽象的な書き方で申し訳ないが、具体的な内容に関しては、間もなく公開できると思うので、もうしばらくお待ちください。

00/01/07
 ということで、新企画社の単行本の原稿を中断して、ふたたび新企画社のコミック原作の方の続きを書く。

00/01/06
 早朝、正月中に書いていた新企画社のコミック原作を、編集のA木氏に2章分まとめて e-mail で送る。

 夕方、A木氏がメールを受け取ってくれたかどうか、確認のつもりで新企画社に電話を入れると、その電話で、すぐに続きの原稿が欲しいと言われてしまった。えーっ、次の締め切りまで少しは余裕があると思ってたのにぃ。こっちから電話しなかったら彼はどうするつもりだったんだろう。こういうのをやぶへびというのだな…。

00/01/05
 午後、編集者から何本か電話が入る。今日から仕事始めの出版社が多いようで、単なる新年のあいさつの電話もあったが、締め切りが年明けすぐのところからは、やんわりじんわりと原稿を催促される。冷や汗タラ〜リである。

 風邪は若干持ち直した感じ。しかしここでダメ押しで、風邪薬とうがい薬を買ってきて、さらにみかんを20個ほど追加。鍋に半分残っていた昨日の甘酒も全て飲み干したら、夜にはほとんど回復。いや〜よかった。

00/01/04
 朝起きたら、若干風邪気味の様子だ。これはヤバい。いま風邪をひいている余裕はない。ということで、みかんを山ほど買ってきて16個を一気に食べ、夜はさらに酒粕を買ってきて、甘酒を大量に作って飲む。

00/01/03
 自宅で仕事。新企画社の次回企画のまんがのシナリオを書く。

 夕方、遅ればせながら柴又帝釈天へ初詣に行く。しかし午後5時には帝釈天脇の車道の交通規制が解除されると警察が拡声器でアナウンスをしていて、そこに出ていた露店があたふたと店仕舞いを始めており、なんだか寂しいかんじ。やっぱ初詣は元日に行かないとだめでしたかね。
 しかし、いちおう今年は早々からおかげさまで仕事が立てこんでいるので、お賽銭は、例年の50円から、奮発して4倍の200円にしたのであります。もちろん願掛けの内容は、作品のヒット祈願!!

00/01/02
 午後、まんが家の里見桂氏宅で恒例の新年会が開かれ、車で参上する。 snap photo

 帰宅後、今年最初の柴又名画座を開映。プログラムは、今さらながらの 『スピード』 である。しかも本日地上波で放送された吹き替えトリミング版。 comment and picture

00/01/01
 新年明けましておめでとうございます。
 午前0時をまわっても、世間では2000年問題は問題なかった(何じゃそりゃ)ようで一安心。続いて我が家でも、家中のパソコンをすべて立ち上げてみて動作確認をする。MS-DOS 6.2/V のパソコンも問題なく動作。愛用のワープロソフト松Ver.6 の日付け逆順ファイルソートも問題なし。素晴らしい!!

 まずは一安心、ということで柴又名画座を開館したのだが、睡魔に耐えられず中断、眠ってしまった。

 11:00、年賀状を読みながらお雑煮を食べる。最近は電子メールで年賀状をくださる方も多くなってきたが、やっぱりぼくは物理的に手に取れる年賀状の方が好きだなぁ。
 と思っていたら、友人から電話があり、ぼくの年賀状がもう届いているとのこと。投函したのは30日と31日だったんだけど、今年はけっこう早く着きましたね。大昔は、31日に投函しても必ず元旦に届いてたんだけど、10年ほど前から30日投函でも元旦には届かなくなっていたのだ。今年は郵便局も電子化が進んだのかな。

 午後は軽く仕事をする。周囲が静かなのでけっこう集中できるぞ。


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