コミケに来たのは約15年ぶり(!)。周りには毎年参加している人も多いので毎年話だけは聞いているが、実際目にしてみるとこの規模の拡大ぶりはすごい。15年前にもこのパワーに驚いた記憶があるが、今にして思えばコミケとしてはかなりのどかな時代だったのだ。

 しかしこの、"コミケ"という省略の仕方が面白いですよね。"コミックマーケット"→"コミケット"→"コミケ"と2段階のステップを経て省略されたから"コミケ"になったわけで、コミックマーケットから一気に縮めると"コミマ"となってしまいますからね。"コミケ"がもし"コミマ"だったらこんなに大規模にならなかったかも(?)。

 今回ぼくがお手伝いしたのは、少年サンデー時代からの知り合いである松崎はるみちゃんのお店。彼女は歴史もののオリジナルコミックを販売。美形な源頼朝が登場する彼女の本を女の子がキャーキャー言って買って行くのが面白かった(笑)。客はほぼ100パーセント女性。
 しかし彼女の場合、一人で作品を描き、一人で参加申しこみをし、一人で印刷屋に製本・印刷を依頼をして、一人で栃木から車でやってきて14日から友人の家に泊まりこみ、3日間参加する(初日はコスプレ、2日目は友人のブースの手伝いをしていた)。多くの参加者がそうやってるんだろうけど、この情熱とバイタリティーには感心してしまう。

 でもって知り合いのブースにも陣中見舞い。こちらは「コンバットコミック」にも執筆経験のあるとこがひでくん。なかなか個性のあるミリタリーギャグコミックを描き続けている。コミケ参加歴5年とか。
 とこがひでくんの今回の新刊は、『更なる対空のススメ』400円(おまけ本つき)。

 そしてこちらはプロのまんが家として活躍しながら2年前からコミケにも参加している、あびゅうきょ氏(画面左)。
 このところエヴァにはまりっぱなしのあびさんの新刊は[新世紀エヴァンゲリオン]アンソロジー・評論集『目覚めよと呼ぶ声が聞え…』700円。


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