どう見ても20代前半のこの青年、ピンクの上下で「スーパー実話」を読み、窓枠のところには、オヤジカバンとミロ缶と携帯電話(ミッキーのストライプ付き)が置かれている。ホストクラブのホストには見えないし…いったい何者?
 実はぼくは、ズバリ、マルチ(まがい)商法をやっている人(その世界では"ネットワーカー"という)ではないかと踏んでいる。こういうタイプ、多いんですよ、その世界の人に。
 窓際に携帯電話を立てかけているところがまさにソレっぽいです。「メンバーからの連絡をいつでもどこでも確実に受信することがイコール金になる」わけですから。だからマルチな人たちがファミレスとかに集まると、全員が携帯電話を窓枠に立てかけちゃって壮観です。
 さらに年齢不相応なスーツを着るから、サイズが合ってなかったりあまり似合わなかったりすることもよくあります。また、メンバーは絶対的な階層社会にあるため、下の人になめられないために大人ぶる部分と、年齢相応の幼い部分がアンバランスにミックスされてしまう。それが、実話スーパーとミッキーのストラップ、そしてミロ缶あたりに現れているのではないかと推理するわけです。違ってたらゴメン。

(QV-10Aで撮影)



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